試練は必ず乗り越えられるものですか?
「神は乗り越えられる試練しか与えない」って本当ですか。
今とても辛いです。気を緩めると止めどなく涙が出てきて、朝、目が覚めると「現実に戻ってきてしまった」と思ってしまう。
もしかしたらもう心を病んでしまったのかなと思うほどで、でも、私が働けなくなったら家族が困るし、会社ではどうにか気を張って仕事をこなしている状態です。
今も辛くて辛くて、このまま消えたいって思ってしまうことも。
こんなに辛いのにいつかあんなことがあったって笑える日が来るんですか?
「神は乗り越えられる試練しか与えない」ってよく言いますが、どうしてこんな試練を与えるのですか?
世の中には悩みすぎて心を病んでしまう人もいます。そういう人たちにも「神は乗り越えられる試練しか与えない」て言えるんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誰から聞いた言葉?
私は、少なくとも仏教の教えで「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉を聞いたことがありません。
たしかに、たいていの辛いことは、後から振り返ってみると笑い話になると思います。
しかし一方で、「トラウマになった」とかいう場合もありますからね。
そもそも、神様が試練を与えるというのも仏教的な考えではないと思います。
ご質問の内容を拝見すると、一度、心療内科や精神科などを受診してみた方が良いと思います。
単に、脳・神経がちょっと不調になっているだけの場合、治療すれば試練を試練と感じなくなるくらい元気になる可能性もあります。
心は無常です。
心は瞬間瞬間ごとに新しい心です。
感情は必ず変化します。
ですから、気持ちを切り替えるコツをつかむことが重要だと思います。
人生、どうせできることしかできないのだから、できることをできる範囲でやれば良いのです。