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勉強会にて

回答数回答 1
有り難し有り難し 18

お寺の勉強会に入ったのですが、
朝夕のお勤めをするよう言われています。
朝が割に早い私にはちょっと朝のお勤めをやるのは厳しく、
(暗いうちからやるので家族を起こしてしまう)
朝はほとんど手を合わせるだけで夕のお勤めに重きを置いています。
現状でいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その時に応じて

 勉強会に熱心に参加されているとのこと、頭が下がります。仏教は掘り下げれば掘り下げるほど奥が深く、人生の大きな指針になります。
 朝夕のお勤めは、もちろん大切です。しかし早朝や深夜などはお寺ではできても普通の生活のなかではなかなか難しいと思います。
 できる時間にできるだけやる、でよいのではないでしょうか。朝、手を合わせるということをきちんとされていることそのものが、朝の立派なお勤めだと私は思います。

ある人が法然上人に、「お念仏しようと思うが眠くなる、どうしたらよいでしょう」というような質問をされました。法然上人は、「では目が覚めたらお念仏なさったらよいのですよ」とお答えになりました。その人その人に生活やからだの状況や色んな要素があります。無理に何かをやろうとしても続きません。それよりもやれる時にやれることをする方が尊いと私は思います。どうぞ今の気持ちを大切になさり無理なく信仰生活をなさいますように祈ります。

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有り難し
おきもち

九州に住んでいます。 長い間、教育職をしていましたが、発心して浄土宗の僧...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。今まで通りに夕に集中して行いたいと思います。

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良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

有り難し有り難し 9
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