病気を抱えて生きていくには
回答 1
有り難し 7私は、幼い頃から精神疾患を患っており、普通の人よりも要領が悪いです。親も病気に理解のある方ではなく、度々キツい言葉を浴びせられました。
そのためか、何をはじめても上手くいきません。少し起動に乗り出したと思ったら、他者からの嫌がらせやトラブルに見舞われ、結局すべて失敗に終わり、積み上げてきたものも無になります。
病気のせいで人間関係を上手く構築することができず、友人や人脈を作ることもできません。それどころか、挙動がおかしいためか、いじめの対象にされることもありました。
少しでも救いが欲しいと、スピリチュアルにも依存しましたが、苦しみは変わりません。
すべてに嫌気がさし、毎日死にたいと願っています。生まれた時から天に見放されているとしか思えない人生でした。
この先も孤独で、何やっても上手くいかない人生を続けていかなければならないと思うと辛いです。寿命を迎えるまで、どうやって病気と向き合って生きていけばいいのでしょうか。
抽象的な質問で大変恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
お坊さんからの回答 1件
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感じたことをいくつか書き連ねますと
精神疾患のことは私にはよく分かりません。専門的な知識がないからです。そういう立場からいくつか申し上げてみたいと思います。
まず、嫌がらせや妨害みたいなことに苦しんでいるのは、あなたばかりじゃなく、精神疾患のある人もない人も同じことです。私なんて「親代わり」の家内の紹介者兼仲人夫婦にまで酷いことされたくっているんです。私と同じサークル（外国出身者のための日本語教室）の方々が、仲人のお寺のフェスティバルみたいなものに参加された折、「藤岡さんの仲人さんだそうですね」とおっしゃったら、その方々に私に対する悪口雑言をまき散らしたそうです。皆さん、本当にびっくりし、私をかわいそうな人間みたいに思うようになられました。仲人といっても押しかけ仲人以外に表現のしようのない連中ですから私の悪口をいえるはずがないんだけど、世の中ってそんなもんなんです。だから、足を引っ張られる、みたいなことで悩むのはやめましょう。それが世間だからで、他人のやることは押しとどめることが不可能ですから、そんなことで苦しまないことです。
精神疾患について知識もないし、どんなことなのか書いていないので分かりませんので、一般論を申すにとどめます。たくさん笑うとよいことばかりだそうです。軽い運動を続けるのがよいそうで、私もやっていますが効果は確かに高いです。マインドフルネス瞑想の効果が高いことも実証されています。
辛くなると自分の中に閉じこもりがちになりますが、それではマイナスの渦に巻き込まれていくばかりです。過去への後悔や未来への不安に押しつぶされそうになりますが、実際には「今ここ」があるだけです。過去や未来と今を切り離して、今に力を注ぎ集中することでいろんなことが変わってきます。マインドフルネス瞑想は仏教の禅を簡略化し宗教性を除いたものなので誰でも容易に取り掛かれます。運動などとあわせてやってみたらいいですよ。
最後に繰り返しますが、他人は足を引っ張ったり、イジメたりしますがこれはそれが人間というものですから、気にするだけ無駄です。だけど、かならずあなたを愛し、助けになってくれる人もおられます。矛盾するようなことをいいますが、よい温かい人間関係が結局はあなたを救います。温かい人の輪は簡単には作れませんが、少しずつでも周囲の人を大切にしていってください。
