父親と、更年期の母親
更年期の母親にうんざりしています。
母親は今年で55になります。
昔に比べると、イライラしたときの態度が変わりました。
些細なことでもキレやすいのは元々の性格なのですが、ここ何年かは何かあると怒りのベクトルがあらゆる方向へ行き最終的には支離滅裂(…は言い過ぎでしょうか)になり、全然関係ないことで責めたてはじめます。
この前は父親と揉めていて(と言っても父親は穏やかなので母親が一方的に責め父親はずっと謝っていました)、父親に向かって「その女を馬鹿にしたような目がむかつく」「専業主婦をバカにしている」「あんたも女から産まれて育てられたくせに」とかもう訳の分からない責め方をしていて聞いていてうんざりしましたし、それでも謝る父親が不憫に思えてきました。実際、父親と2人で飲んでいても転勤が多く家族には迷惑をかけ母親には感謝しているとよく言ってますし、母親をましては女だからバカにしているということはないと思います。ただこういう事が最近多いのでちょっと呆れた謝り方になったのかなと。
一度更年期の薬を進めたことがありますが、「更年期だなんて人をバカにしあがって!」とめちゃくちゃキレられました。市販の薬だったのですが、それさえこんなに拒まれると病院に連れていきたくても連れていけません。
正直母親には嫌気もさしていて、どうにでもなれと思ってます。
ただ母親と過ごす時間が長い父親が心配なのですが、もうどうしたらいいか分かりません。助けてください。
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ありがとう。
私にも妻がおりますが、「あぁ、将来はこういう事もあるのかもな」と、正直言って思いました。そして、娘さんであるあなたが、そのように見ていることも有り難く思います。
夫婦のことは、結局本人同士で何とかして行くよりないのだろうと思います。そして、お母さんはなにか自らが抱えていることを、そういう言葉でしか表現できないのだな、それ以外に捌け口がないのだろうな、と思います。少なくとも本人、何か辛いことがあるのでしょうし、そんな不毛な吐き出しをしても解決しない、精々旦那が何か答えてくれる(聞いてくれる)だけであることも気づいているかも知れません。
ですからあなたとしては、まずお父さんに「何だろうね、ああやっても何も解決しないのに。付き合っているお父さんは偉いと思うよ」という共感を示してあげて下さい。それだけで結構救われるところがあると思います。
わたしは更年期を体験したことはないのですが、人間どんどん否応もなく変化し続ける、その一つの場面であるとは知っています。
ですから、お母さんもいつかまた変化します。その時は「あの頃は辛く当たるばかりでごめんなさい」と、目が醒めるかも知れません。それは夫婦の絆が深まった姿でもありましょう。
でも、苦しみの形だけ変わって、苦しみ続ける事は変わりないかも知れません。自分への執着を手放さないと、変わらない事にもみえます。
暫くお母さんには付かず離れず、お父さんには共感を示す。あなたは親離れしていく。そんな時期ではないかと思います。
質問者からのお礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。
母には付かず離れずの距離がちょうどいいのかもしれません。言われて気がつきました。父ともたまにはゆっくり話せる機会でも作ろうかと思います。ありがとうございました。