お墓に入れてあげるべき?
先日も相談させて頂いたんですが、母親が突然死して1週間がたちました。
納骨の話を父の弟さんから、今まで先祖のお墓の管理費を弟さん夫婦が払っていたみたいで、次男だからお墓には入れないのに、年15000円払ってきてくれてたそうで私は初耳でした。
母親は一度も払った事がないそうです。
それで、今回母親の納骨をここのお墓に入れてちゃんと管理できるのか?と大丈夫かと言われました。
勿論管理費の事は知らなかっただけで母親の事だし勿論残された家族でしていきます。
でもこのお墓に入る資格ないのかな?~と思ったのと、お墓がないけど永代供養してもらえる家族も一緒に納骨してもらえる大きな場所があるとおじさんからきききました。
お墓がないだけで、その場所にお坊さんをよんで、法要もしてもらえるしおじさん夫婦も亡くなったらそう考えているそうです。
母親は普通に先祖のお墓に入ると思ってたし、母親は違う事してそんな事を望んでるかなぁと思いました。
千の風の歌ではないですが、私のお墓の前でなかないでください、そこに私はいません。とありますが、納骨した場所にいないけど、お盆やお彼岸に帰ってくるだけで、いつもは風になって季節問わずいつもどこにでも見守っているよと言う意味だと思うのですが、母親はちゃんとお墓に入れてあげるべきでしょうか?
生前は先祖代々のお墓に入ると聞いていました。
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お悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏
先ずは今の時代、次男だから先祖のお墓に入れないなんてことはありません。
そう父の弟さんにお伝えくださいね。
さて、お母さんのご遺骨は先祖のお墓でもいいし、他の場所でもいいと思いますが、お父さんやご家族と相談してから決めましょう。みんなが安心できる形がいいですからね。
急ぐ必要はありませんからね。
なお、お墓の管理費は折半した方がいいかもしれないですね。
お母さんがあなた達を見守っていますように。
菩提寺の墓地管理規則を確認し、親族間で穏やかに話合いを
突然のお母様の御逝去で、葬儀が終わっても何かと戸惑うことも多いかと存じます。この世に生を受ければ、必ず終わりの時が参ります。我々が人生を生きていく中で、葬儀や埋葬という現実を避けて通ることは出来ません。かと言って、頻繁にあることでは無いだけに「知らなかった」「理解できない」ことも多いと思います。
まず、質問内容から事実関係を整理すると
1、お父様は長男。
2、墓地の管理費は、次男である弟さんが払っていた。
3、推測ですが、お父様の御両親等先祖の供養も弟さんの方で行っていた。
4、あなたの御両親はお寺のことに関してはノータッチだった。
5、お寺の檀家名簿は弟さんの名前になっていた。
6、『墓地管理規則』が定める墓地使用者は
ということでしょうか?
こういう状態が続いていたことには相応の理由があったのかもしれませんが、過去のいきさつを詮索するよりも、今後「お母様の納骨」「それ以後の御供養」「お父様の御両親等の御供養」「お墓の管理費の負担」についてお父様とあなたがたご家族、(お父様の)弟さんと其ののご家族で話し合って決めていくしかないと思います。
同時に、菩提寺さんに「墓地管理規則について教えて下さい。」と相談してください。市町村で運営している公営墓地などでは「お墓に入れるのは、墓地使用者の何親等まで」と決めている場合が多いようです。しかし、お寺の墓地の場合、お墓に入れる家族親族の範囲を明記している場合は少なく、明記していない場合の方が多いかもしれません。
「親族だから、入れてもらえて当然」という言い方は親族間で齟齬や軋轢を生んでしまいかねません。「管理費を払っていないからお墓に入れない。」とは一概に言えませんが、(管理費を払っている)墓地使用者の承認が必要であることは、認識してください。親族間で今後の御供養を穏やかに話し合うことが、大事です。
あと大事なことは、将来墓地を誰が承継するかということです。おじさん(お父さんの弟)にはお子さんが居ないようですね。ですから、「永代供養してもらえる・・・大きな場所」・・・のことを説明し、「自分も亡くなったら、そこにはいる」と言ったのだと思います。これも、お母様の一周忌の頃にお父様とあなた方御家族で話し合ってください。そして、おじさんや菩提寺さんとよく話し合ってください。