飼い猫が亡くなりました
昨日飼い猫が車に跳ねられて道路にいるのを祖母が発見しました。
まだ6ヶ月ほどの子猫で、よく食べていつも家や庭を走り回り、先住猫にくっついて歩いていました。
外に出していた私含め家族が悪いのは百も承知なのですが、ほんとうに悲しくて辛くてどうしようもありません。
まだ実は生きていてひょっこり帰ってくるんじゃないかと思ってしまいますし、家の中や庭のいつもいた場所に居ないのを見ると喪失感でもう生きていけないとすら思います。
老衰で亡くなってしまうのはもちろん悲しいですが、まだ誕生日も迎えていないのに、〇〇(猫の名前)はハロウィンもクリスマスも雪も見るのも初めてだねと親と話したことを思い出すと、悲しくてたまらないです。
どうにかしたいというより、この気持ちをどうしていいか分からなくて相談になっているのかすらわからない相談をしてしまい申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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命を想う気持ち
いいえ、ご相談いただいてよかったです。
愛猫の突然死は大変にショックなこととお察し申し上げます。
以下私事で恐縮ですが、数ある動物の中でも特に猫は大好きです。しかし過去何度か交通事故で亡くしています。私のお寺の立地、周辺の道路事情がそもそもの問題なのですが、最近はこれ以上の被害を猫にも誰にも与えたくないと思いまして、数年前から意図的に動物を飼うのを止めています。友達の家や檀家さんの家に行ったときに、そこに居る飼い猫に心を奪われることが多々ありますが、そこまでにしています。それで良いと思っています。
「命を預かる」ということは、日々楽しいことばかりではなく、時には辛い出来事にも直面し、それを受け止めていかなければいけない場面がある。
「命を預かる」ということは、相手と喜怒哀楽を共にし、以後の生老病死を受け入れる責任を持たなければならない。
貴女か今痛いほど思っていること、その感情は全てひっくるめてその責任の範疇です。
お辛いこととは存じますが、何卒その思いに打ちひしがれることの無いように、貴方なりのご供養を、今後はその子に捧げてあげてください。
まだ時間がかかると思いますが、その子と過ごした日々は楽しかったのです。辛い思い出の色に塗りつぶすようなことだけはしないであげてください。何卒よろしくお願いいたします。
どうしたらいいかわからなくなって当然です。何も不思議な事じゃない。
愛した分だけ、揺れるのです。それが「そこに命があった証拠」です。
いつか心の整理がついたなら、その子を思い出して、また笑ってあげてください。