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義父とその後妻さんとの付き合い方

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有り難し有り難し 5

初めまして。主人の父親とその後妻さんとの付き合い方についてご教示お願いいたします。主人は去年の12月に亡くなりその12月中に義妹から「今あるお墓に入るにも100万円かかるから、そちらの近くで造ってくれたらいい」と義父からの伝言と言われました。私は少し距離を置かれたように感じました。また後日後妻さんからお位牌だけ作ろうかと電話を頂きましたが、実家のような立派な仏壇は我が家には置けずコンパクトタイプの物を購入するので、お位牌もそのサイズに合わせて揃えさせてもらいますとお返事致しました。四十九日には義父、義妹家族も来てもらいましたが御供えのみでお金は包んで来られませんでした。しかも義父方からの御供えには、満中隠志と字の間違い、義父のフルネームが書いてありました。後妻さんが勤めている店のお品で後妻さんが準備してくれた物でした。一ヶ月程してからお墓はこちらで進めてよいのか電話を入れ、そうする事となりました。その電話の時に満中陰の字の間違い、名前の間違いのことを伝えるとそれで合っているの一点張りでした。私は特に構いませんがお店が間違っていてはと思って、と言いましたがいつもこうしていると言われ、他言もせず過ごしておりました。初盆には手を合わせにも来てもらえず御供えの一つも送ってもらえず、まあこんなものかと思っておりました。9月にお墓開きと納骨をすることになりその旨義父と義妹に連絡しましたら、義父方は誰も来ないと義妹を通して返事がありました。初盆にも来てもらえず、納骨にも来てもらえないのは、あまりにも主人がかわいそうで後妻さんに電話をしましたら(義父は喉頭ガンで話せません)初盆は呼ばれ無かったから、納骨の日は私の母親の納骨と重なりそうだからやめておく、と言われました。初盆に行かなかったことについてあなたはよそ様に対して、お義父さんが来なかったことは来たと嘘をついてでもお義父さんを守るべき!とも言われました。後日義妹からは葬儀の時にも手伝わせてもらえなかった、お位牌も断られた、満中陰のことも責められたから初盆にも何もしなかったと聞かされました。後妻さんは主人の葬儀の最中に自分の親戚を私に初めて紹介しました。主人は父親が後妻さんと入籍したかどうかもしらないまま亡くなっています。一周忌も近く、こんな常識に欠けた義父、後妻さんとの今後の付き合いに悩んでおります。私は平穏を望むだけです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お付き合いに距離を。

特に複雑といういうような人間関係ではなさそうですが、根本的には、義父や後妻さんとは価値観が合わないということでしょう。
私たちは、それぞれの環境や、知識、それぞれの勝手な常識という物差しで物事を図っています。だから、当然、違いは起きてきます。
お話によれば、トトロママさんは、ご主人のお位牌、お墓も用意され、ご供養なさっておられるのですから、それで充分です。これ以上、義父や後妻さんに関わるのは終わりにすればいいと思います。もちろん、義父ですから亡くなれば連絡は来るでしょうけど、多分、部外者扱いにされるでしょう。でも、そんなものだと初めから思っていた方が悩みません。ご主人(長男なのかどうか分かりませんが)の実家ですが、後妻さんが仕切るでしょうから、関わらない方が賢明でしょう。

結論は、ご主人の実家との関わり合いには距離を置くということです。親戚だからと悩むことはありません。ご主人のご逝去に対し、一般常識?としてのお付き合いさえ、今日のような有様ですから、今後も変わらないでしょう。
これからは、トトロママさんの家族を中心に生きていけばいいと思います。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにもにある”と発願し、法筵寺を新寺建立。住職として41年になります。どこまで、その思いを達成しているか分かりませんが、少しでもお釈迦様、日蓮聖人の教えに触れて頂けたら思います。 FB https://www.facebook.com/kaisho.suzuki 法筵寺FB https://www.facebook.com/houenji/ 日蓮宗ポータブルサイト内 https://temple.nichiren.or.jp/3031069-houenji/

質問者からのお礼

法筵寺 鈴木海祥様
ご回答いただきありがとうございました。主人の父親だから、子どもたちにとってはおじいちゃんだからと、こだわりを持ち続けていましたので、そこに囚われなくてもいいんだと心がとても軽くなりました。家族四人しっかり前を向いて、毎日笑顔で過ごし、主人に恥じない生き方を送ります。本当にありがとうございました。

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