これからが不安です背中を押してください
ある症状により、これから検査を受けなければならないのですが、大きな病気が見つかりそうで怖いのです。
若い頃は、早くみつけてしっかり治すために検査をするのだから、それを怖がるなんてナンセンスだと考えていました。検査をためらう人に早く病院に行くべきだと説得したりもしました。
しかしいざ自分がその立場になると、勇気をもって一歩を踏み出せない理由がわかるような気がしています。
年を重ね、子を持ち、親も老い、自分が自分だけのための存在でないことを実感するからでしょうか。私が病気であることで私自身の生活や、家族のこと、心のあり方がどうなっていくのか、それが想像できないことが怖いのです。
治療の辛さも不安ではあります。ですが不思議と死ぬことへの怖さはありません。
それよりも、今の当たり前が当たり前でなくなることが怖いのです。
今までの私を知っている人が思う「私」でなくなるような気がすることもあります。
家族、特に子どもの心理にどんな影響を与えるのかも不安です。
子どもといってももう大きいのですが、まだ学生で、親元におりますので…
まだ検査の予約をしあぐねています。
ですが、この連休明けにはしなければとも思っています。
気持ちのもちようを教えてください。そして背中を押していただければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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インフォームド・コンセント
質問中にもある通り、
「早くみつけてしっかり治すために検査をするのだから、それを怖がるなんてナンセンス」
まさにその通りだと思います。
私はお医者さんの詳しい事はわかりませんが、今は「インフォームド・コンセント」といって、治療方針についてお医者さんと話し合うのが一般的のようです。
私も何度か手術を受けた経験がありますが、お医者さんは病気の内容やどうやって治していくかきちんと説明してくれました。私の希望も聞いてもらえました。
ですので安心して検査をして、あなたらしい治療をお医者さんと一緒に話し合って(全て思い通りという訳にはいかないと思いますが)決めていけばいいと思いますよ。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
勇気を出して検査を受けてきました。まだ結果が出ていないのではっきりとは言えませんが、心配していた点については問題なさそうでした。ただ、別の部分に問題が見つかり、それについての検査結果も同時に待つことになりました。
とりあえず一歩は前に進めた安堵感はあるものの、また別の不安を背負うことになってしまい、落ち込んでいます。
とはいえ、もう前を向いて進んでいくしかないのですが…