体調を崩す前に戻りたくて辛い回答受付中
以前保育士をしていて忙しさのあまり、体調不良を放置していて体を壊しました。
その名残が今も残っており、普通に働くことは難しいため障害者雇用で働いています
どうしても賃金が低くなりがちなため、給料明細を見てはため息をつく日々です。
福祉の力も借りていますが、到底ひとり暮らしなんてできません。
この先、一生低賃金でスキルも身につけられず老いていくのかと思うと悲しいです。
最近はどうしてあの時に病院に行かなかったのだろうと後悔するばかりで、毎日胸が苦しく、好きなゲームもプレイできず…楽しかったときの思い出ばかりが何を見ても何を聞いても思い出して辛いです。
朝も苦しさのあまり呻きながら起きています。
どうしたらこの辛さを吹っ切って新しく生きられるでしょうか。
正直ここからの挽回策も見当たらず将来に希望が持てません。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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良い意味で手放すこと
質問拝読いたしました。
Jikaiと申します。
今あなたが感じている後悔や絶望たちって、「無常」によって生まれたものなんだと思います。
すべて壊れてしまった。楽しかった時が今は遠い。
でも、それこそが「すべてのものは変わる」という、この世の本来の姿なんです。
仏教では「苦」という言葉がありますが、これはなにも「嫌なこと」だけを指すのではなくて、「思い通りにならないこと」全てを指すんですね。
健康も、収入も、自立も、心の平穏さえも、自分の思うとおりにならない。誰しもにとっての苦。
でもね、仏教ではそれを「悪いこと」とは言っていないんです。
あなたが体を壊したことも、それによって今の道を歩いていることも、誰かと比ちゃえば「損」かもしれない。でも、あなたの心が感じた「これはもう無理だ、悲しい」と思ったその瞬間こそ、目覚めの始まりです。
苦しみを正面から見つめられる人だけが、本質の意味での幸せに気づくとができるんですから。
毎朝苦しみながらも起きて、こうしてここで言葉を綴っていること。
立派な修行だし、精進です。
今楽しいゲームができない日々でも、「昔は楽しかった」と思い出す心があるということは、「今、心が生きている」ってことです。
死んでいない。まだ、諦めていない。
では、どうしたらこの苦しみから一歩でも抜け出せるのか。
「未来に挽回しようとすることをいったん手放してみる」
のはどうでしょうか。
「希望を持たなきゃと思っているのに見つからないから苦しい」のだとしたら。
いったん「このままでいいや」と、自分に言ってあげる強さも、持っていただきたいんです。
今のあなたの姿を、あなた自身が認めてあげること。
それが、最初の灯りになるはずですから。
あなたの思いを受け止めてもらいながら
拝読させて頂きました。
あなたは以前体調を崩してしまってからなかなか回復することできずに以前のような仕事や生活に戻れずに辛い思いをなさっているのですね。あなたは以前のように楽しく生きたいと思い悩んでいるのですね。詳細なあなたのことや状態はわからないですけれども、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
あなたがとても苦しい思いをなさっていることを専門医やカウンセラーさんやあなたの信頼できる方々にもじっくりとお話しなさってみましょう。またここでもあなたの辛い思いをお話しなさって下さい。
あなたは決して独りはありません、あなたを見守り支えて下さる方々は沢山いらっしゃるのです、あなたの中だけで我慢せずに思いをお話ししてみましょう。
そしてあなたがこれからこうなりたい、あのように生きていたいという思いを一緒にお話しなさってみましょう。あなたのその思いを多くの方々が受け止めて下さいますし、あなたを支援なさって下さいますし、あなたにいろんなアイデアやアドバイスもなさって下さるでしょうからね。
先ずはあなた自身のことをいたわりゆっくりと癒してあげて下さいね。
皆さんに支えられあなたの心身が少しずつ回復なさっていかれ心穏やかに健やかに毎日を生きることできますように、あなたが皆さんと楽しみを分かち合いながら充実した人生を生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させ頂きます。至心合掌