亡くなった猫へできること
12年間連れ添った猫が病気で亡くなり、もうすぐ四十九日を迎えます。
今年の初めに結石で開腹手術をして、せっかく助かった命が夏に体調を崩し、リンパ腫と診断されました。できる限りのことをしてやるつもりでしたが気性の荒い子で医者から抗がん剤治療はこの子には負担が凄く逆効果と言われ、苦しい延命より食べるのが大好きなので食べれるうちにおいしいものを沢山食べさせてやらないかと言われ納得しました。言われていることが理解できたし、本当にこの子が亡くなるのかと信じれない気持ちも大きく実感できなかったので抗がん剤治療はやめてステロイドのみの生活にしました。
大した治療もできなく、判明してから約1か月半でこの世を去りました。呼吸ができなく最後はかなり苦しみながら亡くなりました。
亡くなる前はいわゆる最後のお別れをしに来てくれたのですがそれが挨拶とも気付いてやることもできずに、油断した時に苦しみもがいて亡くなりました。
こんなに早くなくなるとも思わなかったし、美味しいものもまだそんなに食べさせてやれてないのに、もっと食べさせたいものあったのに後悔しています。
しんどくて食欲が落ちた時に、無理やり食べさせたり、少しでも食べてほしくて頑張ったけど食べてくれなかったのが悔しくて思わずイライラして軽くだけど叩いてしまったこともあり後悔しています。
先生の言うことを無視して抗がん剤治療をお願いしたり、ほかの病院に行っていたらまだ生きてくれてたかもと後悔しています。
たぶん何をどうしたところで全て後悔するのも分かっていますが猫が亡くなったのがとても悲しくて悔しいです。
あの日から毎日一人になると悲しくて悔しくてずっと泣いています。亡くなった時間には御骨の前でグジグジと毎日の報告や生かしてやれなかったことを謝っています。こんなにグジグジしてこの子は成仏できますか?私の悲しみはまだ収まりそうもありませんし泣かない自信もありません。
この子の代わりにとクリスタルの位牌も作りましたが田舎なので猫にお経をあげてくれるところもたぶんないです。位牌に猫の魂を入れたいのですが私の気持ちの思いで入ってくれますか?
長々すみませんでした。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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位牌に魂は入りません
仏教では、輪廻転生が基本です。
亡くなった猫は、すでに新しい生きものに生まれ変わっていると考えられます。
位牌やお墓は、亡くなった者を思い出すための道具であり、実際にそこに魂があるわけではありません。
魂を入れるとか抜くとかは、あくまで儀式上の話(ただの物体を拝む道具にランクアップさせるセレモニー)であり、実際に魂が出入りするわけではないと、私は思います。
猫が、今はどこで何に生まれ変わっているのかはわかりませんが、その子の今後の幸せを願って、合掌し、「南無阿弥陀仏」と念仏を称(とな)えましょう。
あとは、阿弥陀仏にお任せしておきましょう。