大好きな祖父の死が受け入れられません
文才がなく、読み難い文章で申し訳ありませんが、御教授頂ければ幸いです。
小さい頃に両親が離婚をして、祖父母に育ててもらいました。私にとって祖父母は両親以上に親だと思っています。
一昨日、大好きな祖父が亡くなりました。
10年前に末期の前立腺がんと診断され、それから懸命の治療をしてきました。昨年に末期の糖尿病を患い、今度は食事制限が始まりました。
今年に入り、血栓が見つかり、脚がぶくぶくに浮腫んで歩くこともままならなくなった祖父。
先月、いつもの抗がん剤治療のため病院へ行ったら、酸素飽和度が低くなっているため治療が出来ず、そのまま入院。酸素投与をしながら様子を見ることに。
脚の浮腫もあり、入院中も寝たきりで家族とは祖父が帰宅したら家での介護は難しいかもしれないね、と話していた矢先、祖父の容態が急変。
その時一命は取り留めたものの、間質性肺炎を患い「いつ何が起こるかわからない状態」と医師に告げられました。
入院中出来る限りお見舞いに行き、ときには病院へ泊り込み。個室だったため24時間家族の誰かしら祖父の近くにいる状態が続きました。
ある夜、祖父が私のことを呼んだので「何をしてほしい?」と聞いたら「苦しい、痛い、もうおしまい」と祖父が言いました。私はそれを聞いて祖父に隠れて泣きました。私が少しでも長く祖父の傍にいたいという気持ちは祖父にとって苦痛でしかないのだろうかと思い、とても辛かったです。
祖父の最期は家族全員で見守りました。呼吸が浅くなり、そして止まり、心臓が少しずつペースを落としていきました。
死ぬ間際まで耳は聴こえると聞いていたので、ひたすら「じじ、じじ、大好きだよ」と祖父の頭を撫でながら耳元で伝えました。
祖父はどんな気持ちで旅立ったのでしょうか?
すごく苦しくて痛くて辛かったんでしょうか?
私の最後の言葉は届いていたのでしょうか?
祖父母の家から徒歩数分のところに住んでいるのに、入院する前になんでもっと会いに行かなかったんだろうととても後悔しています。
医師に言われて、私なりに覚悟をしていたのですが、今も祖父の死を受け入れられません。
入院中脚をさすってあげたり、お口の中を拭ったりしかしてあげられませんでした。もっと沢山お話をすれば良かった。ひ孫を見せたかった。
辛くて悲しくてどうしようもありません。立ち直れません。会いたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ちぬ 様
まず、御祖父様の事、お悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
身近な大切な人を亡くすことは辛く悲しいですね。泣いていいですよ。泣くだけ泣いていいですよ。話を読んで、私も涙が流れてきました。
「じじ、じじ、大好きだよ」の言葉は聞こえていますし、心に届いています。
御祖父様の「苦しい、痛い、もうおしまい」の言葉は、体の痛みを押して、あなたに安心してもらうように伝えたかったのでしょう。そうですよね。
また、ちぬ様は、もっと出来る事が有ったんじゃないと、後悔しておられるようですが、それもわかります。一日でも長く居てほしかったんですものね。
これからは、ちぬ様の心の中で生き続けますよ。目に見えなくても、届くんです。愛情とか優しさは。
今は、悲しくて立ち直れないような気持ちのようですね。それでもいいのですよ。
その中でも、ちぬ様の心の中に居る御祖父様に、感謝と愛情と優しさと暖かさを伝えましょう。泣いても立ち上がれ様になると思います。そう思い続けてください。
また、辛い気持ちが続く時は、またご相談ください。
沢山のお坊さんが、何かのきっかけの言葉をお話しくださるでしょう。
それが、ちぬ様の心の糧となるでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
一礼。