人に注意されても素直に反省できません
人に注意されるとムッとなり、素直に反省することができません。
自分は人のミスに腹を立てることがありません。これは我慢しているわけではなく、「ミスは誰しもやるもので、お互いでフォローし合えば良い」と考えているからです。
しかし、人に自分のミスを注意されると「あなただってあの時ミスしていたではないか」と怒りが湧き上がってしまいます。
これは相手も自分も成長させない不毛な行為だと分かっているのですが、どうしても素直になることができません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「お互い様」ということを相手には求めない
こんにちは。亀山純史と申します。
「お互い様」ということを相手にも求めているから、人からの注意に腹が立つのでしょう。「お互い様」ということを相手には求めないことです。言うまでもなく、自分と相手は別人です。自分が思うように相手も感じるとは限りません。「相手がミスしても、それはお互い様なんだから、私はフォローしてあげる。」それで十分なのです。そこに、相手へのあるべき姿を求めると、あなたの相手への思いも、所詮、損得勘定の産物でしかなくなります。
以上が私からのアドバイスです。折角、良い心がけをお持ちなのですから、その気持ちを大切になさってください。
成長のかて
拝読させて頂きました。ミスというか間違いをしない人はこの世にいません、まして歴史上にもいません。
あなたのミスや間違いを指摘してくれることはあなたにとって間違いを修正することができるもとになることです。
人は立派になってしまったり社会的地位の高い方であったり権利がある方にはなかなか間違いを指摘されません、つまり自分の間違いに気づくことがとても難しくなってしまうものです。
普通に考えてみても天皇陛下に間違いを正すことはなかなかできないことですし、内閣総理大臣や大統領にそれは間違いですとは言えなくなってしまいます。もし間違いを指摘したなら自分の身がどうなるかわからないですし、家族や仲間達がどうなってしまうか保証できないですからね。
であるならばあなたが間違いを指摘してもらえることはこの上なく有り難いことですし、そのことがきっかけで自分の間違いを修正する機会ができるようになります、つまり自分が成長することができるのですからね。
いかがでしょうか?つまらない自我やプライドや思い込みをしっかりと捨ててどうか自分自身を見つめて人の意見に耳を傾けてみて下さいね。
あなたはこれからもたくさんの方々から励まされて導かれて育っていくのですからね。