受験を乗り切るには…⁇
私は現在受験真っ只中です。
その受験についての悩みなのですが、もう直ぐ第一志望の試験があるにもかかわらず全く勉強が手につきません。
実は私は中学・高校の計6年間、ほとんど勉強した経験がありません。小学生の頃は人の数倍勉強していたのですが、親の期待がプレッシャーになり、中学頃から勉強できなくなりました。
家での勉強時間はほぼ0で、長期休暇は部活に明け暮れ、授業中に課題をやるといった感じです。それでも学校では上位の成績で、全国模試でもそこそこの偏差値です。
しかし、親は私のことを「やればできる子」「本気出せばもっと上を目指せる」などと言ってきます。
期待されるほど、もし本気を出して頑張っても思うようにいかなかったらどうしよう、もしとてもいい成績を残してもそれがキープできるのだろうか、など考えてしまい、いっそ勉強しなければいいのではないかと考えてしまいます。
親の期待を口実に逃げているという自覚はあるのですが、6年間もそのように考えてきたため、受験直後の今全く勉強できていません…。しなければならないと頭ではわかっていますし、自習室に行くなど机に向かってみてはいるのですが、どうしても集中できません。
どうすればいいでしょうか?
自己中心的な悩みではあると思うのですが、助けてください。お願いします。
長文になってしまってすみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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丁度いい機会
こんばんは。恐らく、もう学校の授業もなくて、ずっと家にいると悶々としてきますね。私の大学受験は今から30年前でしたが、いまだに当時を思い出します。
私は高校受験もあって大学受験もありましたが、いまどき中高一貫校へいらっしゃる方は、まさしく「6年ぶりの受験・6年ぶりの勉強」であって、質的にも「親が喜ぶから勉強する」という状況ではないですから、「初の体験」に違いありません。
文面から、そして自分自身の経験から推測して書いてみます。
「失いそうな物は得たくない」「悪い結果が出たら、それを自分の力不足として引き受けたくない。それは努力不足なのだと。」
私は大学に入ってから、そのような思いでした。前者はね、お恥ずかしながら女子からお誘いがあった時に反射的に浮かんだ言葉です。「彼女になってくれたとしても、いずれ失うかも知れない。喪失するのはいやだから、得たくない。そもそも得ることがなければ、失うこともない」ハイお馬鹿さんでしたね。
後者はね、まるで「努力した分」というのが自分とは別に存在して、そっち次第で成績が決まっているのだ、私自身を評価されているのではない、という思想です。ハイお馬鹿さんお馬鹿さん。「努力をした分も含めて自分自身」なのにね。
ここで決定的に抜けているのは「私自身が、その時には変化している」という認識です。「今の私」が私の実体として確固として永続すると思っている、そんな状態。そして「今の自分を守りたい。今の自分を肯定したい」という底があるのです。
でもねぇ、それって間違い。無理。「忘却曲線」ってありますよね。「人間は、勉強した事について、1時間後には56%忘れる」ってやつです。あと、細胞も更新されています。新陳代謝ですね。つまり「生きている限り変化し続けている」のです、誰もが。
だから、「やれば…」「本気だせば…」は、すべて架空の話。出た結果があなたの全てです。そのセリフを言っていいのは中二病。私も中二で当たるべき課題に大学生になってから直面していたわけです。
ということでね。「本気ださなかったから」という言い訳は何の役にも立ちません。でた結果が「あなたの全力」です。大学受験とは、ある意味「それを引き受ける」練習です。良かったじゃないですか、大学生になる前に気づいて。
だから。みっともないほど死にものぐるいでやってみて。
今を考えましょう。
ましゅろんさん、ご質問ありがとうございます。
あなたが書いていることは、すべて甘えでしかないと思います。
受験日も近いようです。
集中して勉強すること以外にあなたのすべきことは
ないと思いますよ。
自分の力を出し切らないで、
たとえ受かっても
うれしくないでしょう?
質問者からのお礼
藤堂尚夫様
回答ありがとうございます。
確かに滑り止めの私立に受かった時、全く嬉しくなかったことを思い出しました。
第一志望校に自分が合格したときのことをイメージしたとき、ただ合格しても喜べないものなんだなというのが実感できました。また、第一志望校に合格したときに素直に喜べる自分でありたいと強く感じました。
だから残り時間はわずかですが、余計なことは考えず、甘えず、とにかく必死で勉強してみようと思います。
本当にありがとうございました。
佐藤良文様
回答ありがとうございます。
なるほど、その通りだと感じました。自分以外にも似たような経験をしている方がいらっしゃって、その方から回答を頂けたことを嬉しく思います。
実は私は中高一貫校ではなく、一般の公立高校です。高校入試も受けました。(誤解を招くような表記をしてしまいすみません)
私の地域は全体的に学力が低く、総合選抜なので、高校入試は受験という感じではなくテストを受けてランク分けされるという感じんでした。その中でも自分の実力より下のランクの高校を受けたので、ほとんど勉強していないという意味です。
それを含めて、今まで「得たものを喪失する恐怖」や「悪い結果は努力不足ではなく実力不足」という考え方から逃げて、自分自身と向き合っていなかったのだと思います。
闘いにおいて大切なことの1つに「己を知る」というものがあることを思い出しました。これを機に、無駄な言い訳をやめ、残りの期間で全力を尽くして何としてでも合格を勝ち取りたいと思います。
長文になり、すみません。
本当にありがとうございました。