怖い
回答 2
有り難し 13高３男子です。ここ1、2週間の話ですが、急に死の恐怖に苛まれるようになりました。｢まだ高校生の分際で…｣と自分でも思います。しかし、このような状況になってから何事もあまり楽しく感じられません。授業や受験勉
強も手につかずに、今はYouTubeを沢山見て気分を上げようとしていますが、どうも一時的です。不変の心理なのは分かっています。それでも今までのように楽しく生きたいです。同じ症状を克服された方や、何か治す方法をお願いします。本当に世界の見え方が歪んでしまい、困っています。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
考えないか、信じるか
拝読させていただきました。慈陽院の平本と申します。
死の恐怖を感じてしまったことでお悩みになっている感じでしょうか。
まず、死の恐怖を感じるというのは、大変鋭い感性の持ち主であると思います。
若いときに「死」という一つの真理に気づいたことは、素晴らしいことですよ。
では、死の恐怖の克服の仕方は、いくつかありますので紹介させていただきます。
「亡くなったあとは、どうなるか分からないから考えない」というやり方と
「亡くなったあとは、大丈夫という教えを信じる」というやり方です。
まず最初のやり方を具体的に説明しますと、
五感で自然を感じる時間をつくる。外に出て、太陽の光、空の色、外の匂い、木々や草花などを五感で感じてみてください。
自然を感じていると、心が落ち着いたりします。。
また、呼吸や五感に意識を向けて何も考えない練習をすることで心が落ち着き、恐怖感が少し和らぐと思います。
なかなか一朝一夕とは、いきませんがやり続ければ効果があります。
次の方法は、教えを信じることで救われる方法です。
仏教の浄土系の教えでは、亡くなった方とは、永遠の別れではない。
そして亡くなったあとは、阿弥陀仏によって決して寂しくもなく、苦しくもない極楽浄土に仏様として生まれ変わり生きている私達を見守っている存在となる、ということを信じます。
そして阿弥陀仏を信じる、感謝する、お任せします、という意味の「南無阿弥陀仏」を称名します。
これは、信じることで心が落ち着く方法です。
あとは、KENTAさんのお好きな方をお試しください。
また両方試してみてもいいと思います。
参考になれば幸いです。
生きている証拠
死の恐怖に耐えられないとのこと。
誤解を恐れずにいえばそこに気付かれたのは、とても素晴らしいことです。
(私は高校生の時は遊ぶことしか考えてなかったので…)
死を怖れるということは生を享受している実感が腹の底にはあるからでないでしょうか。言い換えれば死と向き合うことこそ生きている事実そのものではないでしょうか。
話は逸れますが、スターウォーズはご覧になったことがありますか？
スターウォーズEP3では主人公のアナキンスカイウォーカーが愛する人の死を怖れるあまり闇(ダークサイド)に堕ちていく姿が描かれています。
しかし死はおそれるものでなく、我らと共にあるものだ、と偉大なマスター、ヨーダは言います。
一度ご覧になられてはどうでしょうか。
参考になるかもしれませんよ。
質問者からのお礼
具体的な解決策までありがとうございます
とても安心できました
