4月から出版社で編集の仕事をしています。
毎日緊張と不安の連続ですが、なんとか職場に通えています。
私には、フリーターの友人が何人もいます。
夢に向かってがんばる人、趣味に没頭する人、色々な職を転々とする人など
そして彼女たちには恋人がいます。
一方私は、趣味はない、夢も目標もない、恋人もいない
私には今仕事しかないけれど、一年後、二年後この会社にいるイメージが浮かびません。
周りがベテランの人しかいないからか、
仕事がこのまま上司のようにできるようになる気もしません。
出版社にいながら本が好きなのかもわかりません。
自分には向いてない仕事のように思えてしまいます。
ふと私はこれでいいのだろうか、と思ってしまいます。
フリーターの彼女たちの方が充実しているように思えました。
そしてただ仕事と家を往復している私と違い、20代という若さを楽しみ、謳歌しているように思いました。
でもだからといって仕事を辞めては生活ができないことは働いてみてわかりました。
だからなにか夢があれば頑張れるのでは、、、と思い、色々しらべてみました。
それでとあるミュージカルの演出家になりたいと思いました。
私はその劇団の俳優のオーディションを受けましたが、落ちた経験があります。
そして大した努力もせず、諦めました。
今度は諦めたくありませんが、演出家はかなり高い倍率のようです。
叶わない夢のように思いました。
でもこれが本当に自分が進みたい道かわかりませんが、やってみたいと思いました。
こんなバラバラした気持ちにどうやって向き合っていくべきか。
こんな考え方ってどうなのか。
ご相談したいです。
曖昧な質問ですみません。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させていただきました。
出版会社へご就職され一年目と色々な思考錯誤がある時期とお察しいたします。
出版会社へ就職できたことが、これから入社したいと思っている後輩の方々からすればその時点で羨ましがられることでもありますよね。
人間の欲は果てることがなく、次から次へと湧き出るものでもある煩悩です。しかし、演出家にもなりたい、様々な分野にも興味が湧いてくることはとても善いポジティブな思いがあり、パワフルで素晴らしいです。
本題に入ります。現段階では入社され8ヶ月ほどですね。周囲を少し羨むお気持ちが生まれることは、他人が羨ましいのではなく、自身の中で燃焼しきれていない仕事内容が多いのではないでしょうか?
「網羅」すれば、内外ともに見えないものまで見え、気持ちに「余裕」が生まれます。
今の時期は与えられたことをこなす仕事が多かったり、思うように仕事が捗らないことも多い時期かも知れませんね。仕事のノウハウ全てを把握するには、知識だけでは追いつかないのが社会であり、年数を経験することで、不思議と今思っている様々な違和感が突如と消え去ったいくものです。そのときに人の心の中にできるものが余裕というものです。
「余裕」とは、裕福なる気持ちが余るといったことでもあり、車の運転でもハンドルには遊びという余裕があります。
幼稚園児に喧嘩を売られても買わないと思います。それは、余裕というものがあるからです。
何でも、余裕(安心)というものが心にあれば、どんな物事も大切なことに集中できるように思考回路が働きかけてくれます。
今、やるせない職場ではなく、やるせない みなとさん の経験が、みなとさん をそうさせているだけかも知れません。
出版会社へ就職できるほどのこれまで蓄積された経験と知恵と周囲の支えがあって、今があることと思います。
今、網羅することから始めてみてはどうでしょう。見えなかったこと感じ得なかったことが、体得し始めるとこんなに面白い仕事だったのかと気付くときが来るかも知れません。
あまり、良きアドバイスにもなっていないかも知れませんが、度々hasunohaへ訪れ、投稿相談され色々なお坊さんからの意見も参考にしてみてくださいませ。
欲を持てど、大欲を!
合掌
お礼が遅くなって、すみません。
心が少し軽くなりました。
ありがとうございます。