罪について
自分は大学の受験生です。
自分の家はあまり裕福ではないのでお小遣いもなく少しづつお金をもらう家庭なのですが、勉強をするために参考書が欲しく、本屋さんに行きました。
その際モールのため入り口に壁等が少なかったので魔がさして万引きをしてしまいました。
ですが、勉強をしようと思ってもその本を見るだけで罪の意識が頭をよぎり何も頭に入ってきません。
たとえその参考書の勉強でなくともそうなります。
それを脱するため持ち去った本を全て捨てたのですが、忘れることができず、まだ日が浅く警察に捕まるのではないか、推薦で受かってる学校が取り消しになるのではないか、親や先生に迷惑をかけるのではないかなど不安に押しつぶされています。
罪を償わないのはいけませんが、勉強のため罪を忘れたいです。どうすればいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そのお店にお代をお支払い
人間は悪いことをするとその悪いことをしたことを自分で「悪いことをした」とわかっているのです。💀
だから捕まった人たちもその悪さを心で押し殺そうとしても悪いことをしているって本心が知っているからごまかしがきかないんどす。👿
坊さんの世界にも坊さんの恰好をしているものの悪いことをしてお高い位にのぼりつめた人がいます。
修行道場時代のお話ですが、ある和尚さんとお話をしていた時、その和尚さんがこういいました。
「〇〇老師って、相当悪いことしてきたんでしょうね。そうじゃなきゃあんな顔になりませんよね。」
お若いのに素晴らしい洞察力だと感じました。
物事の本質を見極めるのに年齢の若い若くないなどありません。
子供でも動物でも危ないオーラをしている人には近づかないものです。
よって、あなたも悪いことをしたらそのことを押し殺したり、無理してなかったことにすると悪魔に魂を売られてしまうのですわい。
よって、私からの提案ですが、封筒なり現金書留めでその書店あてにその本の料金とご迷惑をおかけした分、迷惑料をプラスして送り届けることです。
ちゃんとお詫びと持って帰ってしまった理由も書いておきましょう。
匿名でも構いませんから、お支払いするべきものをお支払いして、お詫びすべきことをお詫びする。
懺悔というのは取り返しのつかない事であると、後悔が残ります。
今ならまだ引き返しができるでしょうから、きちんとその書店にお支払いなさると良いでしょう。