うつ病で葬式に行けなかった
はじめまして。
年末のお忙しいところに申し訳ございませんが、どうしても苦しく罪悪感で体が内から張り裂けそうなのでどうか悩みをきいてください。
うつ病を患っています。HSP(highly sensitive person)の気があるとも言われました。以前は仕事もしておりましたがそれも辞め、ここ一年半ほどは自宅で休んでいます。最近は寒いせいかあまり元気が出ず、年賀状などもかけませんでした。
私はとにかく人より感受性が敏感らしく、ちょっとしたことでも驚いたり傷ついてしまいます。大好きな母に産んでもらったことに感謝はしていますが、人生はつらく悲しいことだらけで生きることに向いていないとも感じます。
そしてつい昨日のこと、突然母方の祖母が亡くなりました。
一緒に住んではおりませんでしたが、優しく接してくれた思い出は今も忘れません。
今日がお通夜で明日がお葬式です。行かなければ、と思いつつ、涙は止まらないし、うつ病が特に酷かった時期のように体がとにかく怠くて重くて動かなくて、日中横になって寝ていることしかできませんでした。
母(亡くなった祖母の娘)は今朝、私にお通夜とお葬式に出るように言いましたが、横になりながら泣き喚く私を見て、式には出ないでもいいから、家でお祈りしていてくれればいい、と気を遣ってくれました。日を改めて祖母の元にお参りする、ということになりました。
毎週祖母を見舞っていた母の方がつらいはずなのに…とか、血の繋がった祖母との最後のお別れの会に出ないなど…とか、とにかく罪悪感・自己嫌悪で心がズタズタです。でも、この状態で長い式に耐えられるとも思わないのです。今日だけで三度、家の仏壇で手を合わせるなどしましたがそれでも心は晴れません。とんだ不幸者だ、と自分を責める声が頭の中でずっと鳴り響いているのです。
うつという自分都合で親族のお葬式を欠席するのは許される行いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自分を責めるのをやめましょう。
369 様 相談ありがとうございます。
欝の状態が続いて、大変そうですね。そして繊細な感覚も持ち合わせているという事で、辛い状況が想像できます。
御祖母様のお通夜、お葬式に出ることができないとのことですが、貴女のその体調では、それは致し方ないことでしょう。もし無理にお通夜、お葬式に参列した場合、繊細なあなたは、行ったはいいが耐えられなくなっていたのではないですか?
まずは、どんな状況であれ、自分を責めるのを止めましょう。
お葬式に行けないからと言って、自分を責めないでください、罪悪感、自己嫌悪を捨てましょう。参列できなくても許されますから。家に居ても冥福を祈ることは通じますから、三度も家で祈ったのですから、御祖母様にその気持ちは通じます。
体調の良い時に、お線香をあげに行ってくださいね。それでも通じますので。
さらに、繊細で自己嫌悪・罪悪感など、自分を責める心の癖を、今度は感受性豊かに、心地よいこと、楽しいこと、嬉しいことに、繊細な感覚を向ける習慣をつけませんか!
それには、まず、自分を責めない。欝で繊細で困った状況、これは致し方ない。誰にでもなり得る状況だ、と客観的に自分を眺めて、こんな自分を許すことです。さらに、親愛なる人に抱かれたような感覚、暖かい優しい光に包まれているような感覚を思い出してください。小さい頃お母様とか御祖母様に優しく抱かれているよな感覚です。無条件に愛されているという感覚です。
しばらく、ゆっくりとした呼吸で、欝になる前の子供の頃の優しい感覚を思い出して、味わってください。その味わう事を、毎日数分でもいいから続ける習慣をつければ、貴方のその繊細な感覚は、心地よいことに向いていくでしょう。
御祖母様も、それを待っていると思います。
さらにさらに、貴女は、繊細なだけで不幸ものではありませんことを念押ししておきます。
お読みいただきありがとうございました。
一礼
お葬式に出れなかったのは残念だが不可抗力
うつでお葬式に出て欲しいと言われたのに出れなかったのですね。出て欲しいと言われただけまだ良いじゃないですか。私は統合失調症になって以来、実家とは疎遠になり、妹の結婚式にも祖母の葬式にも呼ばれませんでした。まあそれはともかく、病気が酷い時は何もできないものですよ。それを悪いほうに考えても仕方がありません。あなたはやさしく、感受性が鋭い人なのだから、きっと大丈夫です。また亡くなった祖母も見守って下さっています。お寺に行けなくても仏壇に手を合わせればそれでよいのです。いつでもどこでもだれでもできることだから。
質問者からのお礼
有難い回答に心から感謝致します。
昨日姉が帰宅したのも重なりだいぶ気分が落ちつきました。
最後のお別れに顔を出せない謝罪と、今まで愛してくれたことへの感謝の念を込めて、先ほどまた仏壇で手を合わせてきました。私がひとり泣き喚いていても祖母は悲しいのではと思うので、心を落ち着かせることができて今とても安心しています。
hasunohaの皆さまに相談して良かったです。重ね重ねになりますが心から感謝申し上げます。