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生んだけど育てられない

回答数回答 3
有り難し有り難し 80

現在、生後1ヶ月の子供がいます。
とても後悔している事をお話させて下さい。

旦那とは結婚、付き合いを含めて20年共にしてきました。

結婚10年目にしてまさかの妊娠。

正直、絶望的でした。
私は子供を望んでいなかったし、今までの人生でほしいとすら思ったことがなかったからです。

子供ができないのは、私か旦那が不妊か
もしくは相性が悪いせいだと思っていました。
お互い40歳付近だし、もうできないだろうと
たかをくくっていました。

旦那は妊娠したことをとても喜んでいました。
私も生もうと思っていましたが、おろせる週数付近で『やはりおろしたい』と旦那に言いましたが、許してくれず、ズルズル引きずる形で
出産後期まできました。

後期になり私の切迫早産が発覚し、1ヶ月半以上入院、そこから即出産となりました。
子供を望んでいなかったうえに、長期入院までして、出産したはいいけど案の定、子育てなんて到底できませんでした。

入院中に旦那と話し合い、『育てられなかったら、一旦は乳児院に預けよう』の話まで進んでいましたが、いざ生まれてみると旦那は想像以上に子供への愛情が芽生えたせいか、乳児院へ預ける話はなくなり、義両親へ相談し、預ける方向へいきました。

私も早く赤ちゃんと離れたい一心で、義両親へ
預けてもらえるようにお願いし、承諾してもらえました。
義両親は遠方なのでなかなか会える距離ではないです。

赤ちゃんと離れて一週間ほどになりますが、
もう赤ちゃんを特別養子縁組に出すなどして
幸せになってもらいたいです。

中途半端に大きくなってから養子に出すより
小さいうちの方が、良い家庭に恵まれる気がします。

今回の件で、区役所、児童相談所、義両親たくさん相談し、励ましてもらえましたが、
赤ちゃんと離れても育てられる自信もなにもないです。

ただひたすら、旦那と二人きりの縛られない
自由きままな生活に戻りたいとばかり願ってしまいます。
後戻りできないのは分かってます。

私達の代わりに義両親が赤ちゃんの面倒みてくれてる今、養子縁組に出すなんて非情なことです。旦那も許してくれないと思います。

でも、私自身がだめなんです。
どうしたらいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご自身を責めず、お子様と夫婦のこれからに向けて決断を

ご出産にネガティブだった中でよくここまで頑張りました。

本来はそのご出産を「おめでとうございます」とお声がけしたいところですが、あなたにとってはそうではない…でも赤ちゃんには「生まれてくれてありがとう」と伝えたいと思います。

さて、本当にこんなに選択・決断が難しいものも中々ありません。でも生んだ責任として…苦しいですがこの後どうするかの決断までは道筋をつけなければいけないですね。

何よりも難しいのはご夫婦で気持ちが違うこと、そしてご夫婦がご夫婦でいたいのは変わらないということですね。

親子というのはなるものです。血の繋がりで自動的になるものではなく、親は子に育てられて親になり、子は親に育てられて子になる。

おっしゃる通り特別養子縁組に出すならば決断が早い方がいいということはなくはないのかもしれません。それは早い方が

>良い家庭に恵まれる

というよりは、早い方が子どもにとっても親にとってもスムーズに受け入れやすいということです。

特別養子縁組の場合でも現在は基本的にルーツを隠さないことが推奨されます。つまり、子どものアイデンティティとして「生みの母」はあなたであることには変わりありません。それがその子の唯一無二の「その子らしさ」なのです。あなたが産んでくれたこと自体が赤ちゃんへの愛なのです。

養子に出た場合にはそこに「育ての母」という「その子らしさ」が加わり、誰にも代わりのきかないその子の人生が彩られていきます。子どもには出自を受け入れる力があります。

だからあなたも不安でしょうが、ここはお子様を信頼して、もう少し時間をかけてでも双方が決断に踏み切れる選択をご夫婦で話し合いましょう。

異なるお互いの意見を、どこかで最終的にはすり合わせなければなりません。どちらも満足納得し、後悔のない決断というのはないのでしょう。

それでもどこかで「こうしよう(するしかない)」と腹をくくれる決断をしないと、決断後の生活にも響いてきます。

今は苦しくてしょうがないでしょうが、これまで通り関係諸機関のサポートを得ながら決断まで辛抱しましょう。

時間をかける中で、産後鬱傾向だったのが晴れて育てたくなるとか、逆に、やはり育てられないのがハッキリするとか、お互いが譲れない気持ちを譲れるように整理が付いてくるとか…変化もでてくるかもしれません。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

産んだだけでも有難い。

周囲の助力・理解もあって
赤ちゃんは無事育っているんですね。
先ずはそれで良いのではないですか。

今はゆっくり安心して
ご自身の心身を休めてください。
それからまた考えれば良いんですよ。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

道は必ずあります

拝読させて頂きました。
あなたもお気持ちがどうしていいのかわからないかと思いますし不安や心配もあるかと思います。
今は周りの人達に進んで助けて頂きましょう。お子さんのお世話もご両親様や児童相談所にも相談して積極的に助けて頂きましょう。
あなた自身の心をやすめることも必要かと思います。
その子は奇跡的な確率やあまた恵まれたご縁を得て命を与えられたのです。どうかその子の命を助けてあげて下さい。その為にいろいろな方法があります。そして必ず沢山の方々がその子を守って下さいますし、育てて下さいます。
そしてゆっくりとご相談なさって下さいね。
善き道は必ずありますからね。

あなたも旦那さんもこれからも仲良く共に生き、そしてその子が沢山の方々に守られて育まれて健やかに成長していきますよう切に祈っております。

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おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

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