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大好きな祖母の死

回答数回答 2
有り難し有り難し 11

去年の11月に 大好きなおばあちゃんを亡くしました。
私は22歳で初めての人とのお別れが
大好きなおばあちゃんでした。
おばあちゃんは母のお母さんで、私は小さい頃に母が離婚し母は母子家庭で育てるため夜も働いてました。その時2歳 3歳からおばあちゃんがずっと私の面倒を見てくれていました。

そんな祖母が
亡くなる約半年前に
膵臓癌が発覚し 気づいた時には
ステージ4の末期でした。
その時すごくショックでした。
私は病気が憎いです。なんでおばあちゃんが、、と毎日毎日思います。

ガン宣告され、だいたい半年が余命と聞き
そこからの半年は物凄く早く感じました。
入院は1度 十二指腸が閉塞していたのでそれをステントで広げる手術をして無事成功し退院後は
おばあちゃんの希望で自宅療養でした。
私は アルバイトが休みの時に祖母の所に行き
母がほぼ祖母を見てくれていました。

病気になる前は食べることが大好きだった
おばあちゃんが 食べることもしんどくなり
だんだん痩せ細っていく姿を見るのは
本当に辛かったですし、だんだん
目に見えてわかるように弱っていくおばあちゃんをみてわかるものがありすごく、不安でした。

最後の方はモルヒネをつかっていたので
意識がほぼない日がつづきましたが
亡くなる1日前などは普通に起きて
返事もしてくれ会話もしてくれました。
そして、亡くなった日 、なくなる瞬間を私は
見ました。 呼吸が止まったのもわかりました。

その時はなにがなにかとかも理解出来ず
涙もでませんでした。
その日お通夜をし次の日お葬式でした。
お葬式の時 火葬の時に やっとじわじわ実感がわいてき、火葬の時にはもう二度とおばあちゃんに触れること見ること出来ないんやと頭で思うと涙が止まりませんでした。
22さいにしての初めてのお別れが大好きなおばあちゃんでした。
あれから、毎日毎日おばあちゃんの事ばかり考えては涙が止まりません。
おばあちゃんはいいとこにいけたのかな。とかも心配です。
毎日、おばあちゃんに、会いたい。
おばあちゃんに会えるならもう何も要らないと思います。
この先ずっとこの悲しみから立ち直ることはできないのでしょうか。
長々とごめんなさい。あとごちゃごちゃになりました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

純粋な祈りは必ず届きます。

初めまして、お早う御座います。

私も、一人っ子で母方の祖父母にはとても可愛がって頂けました。小学生の時に祖父を看取り、中学生の時に祖母を看取りました。そして結婚をして数年で妻を脳腫瘍で看取り、祖母、後を追うように父を看取りました。

死と言うことを多く見て学ばせて頂きました。頭ではわかっていても・・心では解せない事が多く、特に、妻の死は中々悲しみからは抜け出せませんでした。まだ20代の妻は進行も早く余命も2か月ほどでしたが、私たちを寂しがらせない為に1年近く灯を必死に消さぬように生きてくれました。

必ず生きる全てが通らなければならない道が死です。生きるもの全て・・死んでしまったら終わりではありません。霊魂は生前愛した人の心にスッと入って・・共に歩みます。共感して思って、我慢せずに泣いて・・

お互いが、もう大丈夫・・そう思った時にそれぞれが新たな人生を歩み出す事が四十九日ではないのかな・・と思っています。

大切なのは、その”命の時間”をしっかりと過ごし感じ、泣いて・・笑顔に戻る事だと思います。彼岸(あの世)にいる方が、此岸(この世)に残された私たちが悲しみ日々を過ごす事は望んでいません。笑顔で、過去でもない、未来でもない、この今と言う瞬間を過ごす事を望んでいてそれが、ご供養にも繋がります。

生きている内に、多くの苦しみや辛さがあります。その中でたまに善き事が訪れます。そうだから”有り難み”があり、有難うなのです。

別れがあるから、新たな出会いがあります。いつか、人生と言う冒険旅行を終えて彼岸に私たちも旅立つ時が来ます。沢山の想い出を心のアルバムに刻み、彼岸の元に渡った時、愛した人と再会が出来ます。その時に、想い出を沢山伝えて上げてください。私も、大好きな愛しい妻にそう伝え抱き締める事を支えに、今日を生きています。

大切な祖母さまに心から・・

南無大師遍照金剛

合掌。

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皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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あなたが幸せになることがお婆ちゃんの幸せ

あちゃんさん、こんにちは。

大好きなお婆ちゃんが亡くなって、悲しみがとまらないのですね。
素晴らしいおばあちゃんでしたね。あちゃんのことを大好きだったと思いますよ。
人は必ずいつか死にます。あなたが看取ったことは、当然だったとも思います。
お婆さんは、あなたの幸せを願って生きたのですから、一番の幸せはあなたが幸せにいることなのです。あの世での生活は阿弥陀様がおられますので安心してください。
だから泣き続けていると逆にお婆ちゃんが心配してしまいます。今度は、あちゃん、あなたがどう自分自身で生きて幸せになるかです。お婆ちゃんがあの世で喜んでくれるか、努力して、人生を生きてください。応援します。合掌

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