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お坊さんと精神科医

回答数回答 3
有り難し有り難し 46

お目通りありがとうございます。
私は精神科に通っていて、メンタル治療の本をよんだり、あまり精神科に関わらない人よりは、その道の知識がほんの少しあるとおもうんですが

前々からお坊さんと精神科医は似ているなぁ
と感じています
もちろん薬を出される出されないという点は、ハッキリちがいますが、、

これには少し理由があるんだろうなぁ
と思ってます
ご教示ください


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お坊さん(仏教)とは、抜苦与楽の為にあるのです

初めまして、お早う御座います。

お坊さんや仏教とは、抜苦与楽(ばっくよらく)の為にあります。字の如く、苦しみを抜き去り楽を与え続ける・・それこそがお坊さん、そして仏教なのです。

何時の頃からか、敷居が高くお坊さんは近寄りがたい存在になってしまいました。お金などではなく、昔は喧嘩の仲裁、困ったらお坊さんに相談・・お寺はそんな気軽に相談をしたり出来る場所だったのです。

様々な人の死などからお坊さんは多くを学び、向き合っています。辛い修行にも耐えそして日々も修行の場として精進をし歩んでいます。

苦しみの中の方々が、仏教の観念からお救いをして、本来の笑顔や心に戻れるための大切な一歩を踏み出すお手伝いを私たちはさせて頂いております。人は自分自身で壊れた部分を修復する力を持っています。メンタルクリニックさまはお薬などでそのアシストをして、私たちお坊さんは経験をさせて頂いてきた事を活かしているのです。

その中で、法務の合間を使って仏教の基本となる”抜苦与楽”の精神で私や先輩ご僧侶様方が皆さまの大切な心と寄り添って真剣にご回答をされています。

志を忘れず、日々・・難儀されている皆さまが、一人でも多く笑顔に。本来の姿と心に戻れるお手伝いをさせて頂き、挑ませて頂きます。

皆さまが、あなたらしく人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めますように、心よりお祈り致しております。

合掌。

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おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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病の原因と解決を目的としている

こんにちは、初めまして。

私は、かつて心理学の大学でも学びました。精神医学というところとは、少し距離があるかもしれませんが私見を若干述べたいです。

共通しているところでは、病気の原因の特定と解決を専門にしているというところだと思います。仏教は、心(或いは生きる道筋)の病の原因を煩悩(自己中心性)と、お釈迦様の教示により確定させています。これをどう解決するかは宗派によって違いますが。一方、精神医学の方もそれぞれの原因特定と治療の道筋があるようです。

その方法は違いますが、お坊さんと精神科医が似ていると、思われるのはそういった構造上の所からではないでしょうか。

ご参考まで。

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おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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それは仏教が因果応報という極めて科学に近いからです。

仏教には因果応報(いんがおうほう)いう教えがあり、原因があって結果があるという極めて科学的論理的なところがあります。
善因善果悪因悪果(ぜんいんぜんがあくいんあくが)と言い、それを永寛師の言われる通り抜苦与楽(ばっくよらく)してきたのが、仏教の坊さんでした。今は精神医学が発達して、薬物治療も発達しましたが、逆に医者の匙加減になってしまいました。精神科医の診察を受け、話をするのも、精神療法なんですよ。ただ、精神科医は病気や薬は詳しいですが、生き方までは示してくれません。それができるのが坊さんのつよみです。と精神病の当事者な私は思います。

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おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)...
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質問者からのお礼

釋 悠水様
ご回答ありがとうございました。
どちらも共通しているのは、病気の原因の特定と解決を専門にしている、という点は改めて文面を見て気付かされました。
仏教は心からのアプローチで、精神科学はまた違ったアプローチ。
なんとなく似ていると思った構造が、理解できました
ご教示感謝致します。

永寛 様
法務の合間を縫って回答して頂き、ありがとうございます。
わたしは抜苦与楽も知らなく恥ずかしいですが、色んなことの根に抜苦与楽があり、それが共通点に思えたのかな?と感じました。
大変学びになりました。
感謝致します。

「お坊さん・僧侶全般」問答一覧

前住について

こんにちは 「問答」に同様な内容があり、相談していいか悩みました。 たまたま恋愛した方がお寺の長男で2年前に帰省し彼が住職となり私が坊守となりました。私は在家で両親は生前は全くお寺との付き合いをしていなかったので私もお寺の知識はありませんでした。 彼の両親は最初は私との結婚に否定的でしたが、息子が後継ぎとなることで止む無く許してくれたようです。(最初は彼は後継ぎを拒んでいました。) 結婚前に坊守の仕事を全く教えてもらわなかったので、仕事内容を覚えるのに必死な毎日でしたが、前住・前坊守の私への当りがきつく毎日辛いです。 一番辛いのは私の亡くなった両親のことを悪く言われることです。両親が亡くなったとき、嫁ぎ先の宗派(浄土真宗)とは違うお寺(浄土宗)でお葬式・法事をしましたがその事についてひどく非難されます。細かいことを申し上げればきりがないのですが 「だからお前の親はろくな死に方をしなかったんじゃ」と言われ とても悲しかったです。そのことを夫に伝えましたが、そんなこと 聞き流しておけばいいと相手にされませんでした。(もともと、夫と義父は仲が悪いです) 他にも私の態度や色々なことについて罵声を浴びせられ我慢しますが、その度に「ろくな死に方をしなかった」の言葉が思い出され涙が止まりません。 この先も罵声は無くならないと思いますが、その際、私の心をどのように整理していけばよろしいでしょうか。

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導師様の態度について

いくつもの質問にお答えしていただきありがとうございます。また、あけましておめでとうございます。今年もまた質問でご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願い致します。 さて、今回は今までの質問とは違います。先日父方の祖母が亡くなってしまい、家族葬ではありますが出席させて頂きました。 葬式自体は業者の方々が丁寧にしてくださったので、良い別れができたのではないかと思います。 しかし、1つ心残りがあります。それは、お経を唱えてくださった導師様の態度です。通夜、告別式ともに同じ方が来てくださったのですが、どちらの時も読経中に草履で遊んだりマスクの中を掻いたり…また若干眠たそうに読経していました。 葬式のランクは低い方で設定しましたし、家族葬で出席した人数は少ないので、気の抜けるのはあるかもしれません。しかし、そのお経は意味のあるものだったのか、祖母はちゃんと仏様?になることが出来たのか(祖母が浄土真宗だったので)気になります。 父や叔母さんなどは特に何も言わなかったのですが、今回の導師様の読経中の態度は問題なかったのか、また問題あるとすればどうすれば祖母は大丈夫なのかお答えください。 長くなりましたが、どうかお願いします。

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お寺=〇ちゃんねる?

 いつもお世話になっております。最近、思うことがあります。 失礼を承知で単刀直入に申し上げますと、 「お寺の客層(とくに常連)、やべえ」 まるで、「〇ちゃんねる」のようです。まともな人もいますが、 やばい人の方が多いです。  自分より弱そうな信者を探して友だちになる振りをして近づき、 支配下に置いたり利用したり、いじめの標的にするソシオパス サイコパス野郎。  他宗派をバチボコに叩き散らかし、「俺たちこそ特別、俺たち こそルールだ」と言わんばかりの薄っぺらな、説法というのも 噴飯な講釈を垂らす僧侶。  神秘主義に傾倒して、(本来、現実ととことん向き合い、 しんどい事が起きても、物事が成立する条件、環境を 炙り出して現実的に解決していくと説いているはずの)仏教を 捻じ曲げ、拝んでさえいればいいと思い込んで、現実的な 行動を起こそうとしない怠け者。  たたりや呪いのせいにして、努力しようとしない奴。  これでは、ますます仏教が誤解されるばかりです。新興宗教 と大して変わらないじゃん。  他の信者(時にお坊さん)に対してマウンティング、 時代遅れな神秘主義の信奉…  精進努力を誓うはずの道場で正反対の行動に勤しみ、 人格が破綻、結果、現場に蔓延しているのは、妄信、魔境、無明…  ちゃんとしたお寺さんもあるのでしょうが、私が行ったお寺の 数々は、冷静に振り返ってみると、全てこんな感じです。親鸞 さんの気持ちが、痛いほどわかります。  たまにちゃんとした人もいるけれど、基本多いのは、人格が ぶっ壊れたやべー奴。「〇ちゃんねる」かよ。先日など、 「生活保護費が下がるそうね。いいじゃない。みんなの税金で 食べてるんだから、働けるなら働いてもらわないと」 などと平然と抜かした奴がいて、さっきまで相槌を打っていた 信者さんたちが、静まり返るという事態も発生しました。 (ちなみに、障害年金がもらえず、生保を受給して就労準備を している人もいる。こんな発言をする奴が仏教徒だなんて)  最近は、山門や鳥居を潜るのが恥ずかしいくらいです。こんな 奴らと同類かと。  先生方のご高見を拝聴したく存じます。よろしくお願いいたします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ