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働くことが怖い、先の人生が不安です

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27歳のHSPの女性です。今は仕事を辞め、就活中です。
特別裕福ではないので、早く新しい仕事に就きたいと思うのですが、働くことが怖く就活が捗りません。

今まで辞めた会社は主に人間関係が原因で、その事で心身ともに大きなダメージを受け体調を崩してきました。この先の人生こんなに辛いなら死んでしまいたい、消えてしまいたいと何度も思いました。

HSPという特性もあり、人より刺激を受けやすかったり疲弊しやすくもあります。マルチタスクの事務が苦手で、接客は得意なのですが人の心を読みすぎて疲弊しすぎてしまい心の余裕がありません。こんな自分に合う仕事なんてないのではないか、わがままなのではないか、人間として生きることに向いてないのでは、そんな不安に押し潰されそうです。周りの人の反応が怖くて誰にも相談できません。

それでも生きるためには働かなくてはなりません、頭では分かっているのです。どうか、胸一杯の不安や焦燥感、仕事や生きることに対する恐怖の心に対する助言を頂けないでしょうか。
宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心を落ち着けることが

拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。

仕事や生きることに対して恐怖の心にお悩みになっているのですね。

仏教の開祖のブッダ、別名お釈迦様は、インドの小国の王子様でしたが、繊細であり生きることが苦しく、この苦しみをどうにかしたいという事で出家をされました。そして出家をしてから6年後に悟りを開き、苦しみを消すことに成功しました。そしてお釈迦様は、苦しみも幸福も心次第であり、その心をコントロールする術が仏教にはたくさん説かれています。

まず心のダメージを減らすには、「平常心」になります。私もそうなんですが、一人一倍刺激を受けやすい人は、心がすぐに動揺してしまうことで苦しみを生み出してしまいます。

なので日頃から平常心をつくる練習をします。そして心が乱れても平常心をつくる術を覚えればきっと生きやすくなってきます。

では、具体的な方法です。

日頃から自然世界を五感で感じるようにします。

空が綺麗だな。風が気持ちいいな。木々や草花が綺麗だな、と感じるようにします。そのときに考え込んだり、何かを思い出したりしないよう気をつけてください。

次に深呼吸をして、呼吸の流れに意識を集中させて、1分から3分程度ゆっくり吸って、ゆっくり吐くようにしてください。

また不安などにより心にダメージを受けて心が乱れているなと感じたら、五感で自然を感じたり、呼吸に意識を向けるだけでも効果はあると思いますので、ぜひお試しください。

また不安は、思考をすることで余計に不安を生み出し、心を乱してしまいます。また感覚に意識を集中させると思考を止めることができます。
よって「考えるのではなく感覚に意識を集中させる」ことがポイントになってきます。

一朝一夕とはいきませんが、心が落ち着く感じがつかめるとだいぶ楽になります。

またお悩みごとがありましたらご相談お待ちしています。

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「社会復帰・復職・社会に出る」問答一覧

働きたいけど自信がない

現在無職です。昨年11月に勤めていた職場を退職して現在に至るまで就活が進んでおりません。 理由としては自分に自信が持てないからです、病院で受付として勤務していましたが窓口対応以外に何故か入院患者の金銭管理をしてATMに行き代わりにお金を下ろしたり、入院費を請求しに病室や患者家族に電話したりと自分が思っていた受付の仕事との違いを思い知って息苦しかったです。 辞める半年前から突然人手が足りないからと系列のデイサービスで半日働き午後から病院へと行き来することとなり益々やる気をなくしてしまい最終的に逃げるように退職してしまいました。 辞めてからは暫くの間、実家住まいなのですが家事をしたりゲームしたりとダラダラなんとなく過ごして今に至ります。 学生のころから何かにつけて逃げ癖があり、アルバイトもしたことがありません。高卒で入った会社はクビになり、そのあと勤めたクリニックも辞めるように勧められてしまい辞めました。それから資格の勉強をして病院に勤めることができたのですが、職場で相手の方になかなか声をかけたり頼ることができずトラブルが多発してミスが増えていきました。 なんとかしがみつこうと耐えてきたのですが、急にデイサービスへの手伝いが増え業務内容に不満を抱くようになりました。 そして退職した今、自分がやってきたことへの自信が全く持てなくなりました。 生きてることすら疲れてきてしまい、逃げるようにアニメやゲームをして気を紛らわせています。 得意なことも、学生のころに頑張ったことも何も自慢できることはありません。そして自信のなさを誤魔化すために嘘をついたこともあります。 こんな私は今世の中にある沢山ある仕事のなかでどれか一つを選ぶことができなくてそれが情けなくて自己嫌悪に陥ってしまっている気がします。 逃げ癖がついてしまって抜けられません。 一歩踏み出して進みたい、立ち止まりたくないと思っております。 長文失礼しました。 ご助言のほど賜りたく存じます、よろしくお願い致します。

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復帰をしましたが

元々いた職場へ戻り1か月が経とうとしています。施設に入居している方も数人の変化がありましたがほぼ同じです。相手の方は認知があるので覚えていないようですが。そこで、前からいて何となく覚えている入居者の方がいつもタイミングが悪い時に呼び出しのコールを押してきます。今はコロナ感染者が2名いるので感染対策の防護のようなものを着なくてはなりません。その時にコールが来てしまうと内心で「何故、このタイミングなんだ」と呼ばれた方のところに行った時に多分、表情に出てしまっていると思います。それを直したいのですがダメなんです。一緒に勤務しているスタッフも分かっていて「まただね」と言ってくれます。隔離対応なのでそれがなければ普通に接することが出来ると思います。 せっかく行き始めたて頑張ろうと思い始めた矢先にコロナが出てしまい勤務体制もギリギリです。仕事なのだから当たり前なのですが時間に追われイライラして 入居者に強い口調で接してしまうこともあります。入院生活の経験もあり忙しくても笑顔で対応してくれた看護師の方を見習っていかなければと常に反省の日々です。優先順位も分からなくなっています。介護する大変さを身に染みて感じています。スタッフ同士は助け合って仲間外れにされることなく接してくれています。今のところですが…。私の体調もある程度、理解してくれてることも感謝しています。優しく接することのできない私に今後の生き方を教えて」ください

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社会復帰で心が不安定です

大まかな事情はプロフィールに書かせていただきました。 この度長いブランクを経てお仕事を始めることになりましたが、心をしっかりととらえることが出来ず不安で仕方ありません。 仕事をしていない歳月はずっと心に腫瘍があるようでした。 自分の家庭の事情では仕事は難しいと思いつつ、それでも本心では友人たちが迷うことなく定住し、家族親族が身近にいて、手厚いサポートを受けながら社会復帰していくのを羨ましく思っていました。 そうして普段は平然としていても年に何回かは心の腫瘍が破裂して数週間ひっそりと落ち込むのが当たり前でした。 今回は、自分でも何がきっかけか分からないのですが、気がついたら求職活動をしていました。 先方のお話が興味深く面白く伺っていたら、ありがたいことにご縁をいただけました。 あっという間の出来事だったので、未だに現実味がありません。 長年欲しかった機会を得られた夢心地である一方、私がかつて持っていた知識の多くを失っている事実に直面し、老化、無力化、浦島太郎状態という現実に途方に暮れています。 頭の冷静な部分では 失った時間は仕方がないのだから一つ一つコツコツと埋めていくしかないと分かりつつも 気持ちは不安でぐにゃぐにゃと苦しく 焦る気持ちでいっぱいです。 さらにはその心の中でずっと抱えてきた腫瘍が小さくなっていくのを感じ、浮かれてふわふわしている自分もいます。 そんな風に心がとっちらかってしまって 定まらず いつも静かにパニックを起こしています。 この状態のままお仕事が始まる日を迎えてしまったら、相手や家族にも迷惑をかけてしまいそうで不安で仕方ありません。 どうしたらしっかりと構えることが出来るでしょうか。

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一体オトナとは。

成人したら皆大人になるんだと思っていました。身近な家族や学生時代のアルバイトを通じて出会った方々は、未成年の自身からは大人に見えていたので。 成人して社会生活を送っていますが、実際は大人の年齢をした小学生ばかりです。冷静に大人の対応を出来る方の方が稀に感じます。 最近は自身がどうあるべきか、どう立ち回ることが正解なのかよくわからなくなってしまいました。 感情的に物事を言ってくる人、相手の状況を加味せずに行動する人、屈辱感を味合わせてくる人。私も人間で心があるので何を言われてもされてもいいわけではありません。 そういう人たちを私はある意味では社会の被害者だと考えています。きっと同じように誰かに傷つけられてきたことを他の人にもしている。一体何故でしょう。 「相手にそういうことをするということは、自分がされてもいいということだ」と思い、私も相手に同様の態度を取った時に相手は激しく反応をしてきました。自己防衛なんですよねきっと。相手にはしていいのに、自分はダメというのが理解できません。 成人する前の私はきっと世間知らずでキラキラとしていたのかも知れませんが、今は社会によって傷つけられ、カビの生えた茄子みたいなものです。いっそのことその人達みたいに傷つけられる前に傷つけてやろうという考えを持ち始めてしまいました。 お坊さんにとっての大人とは何でしょうか。どのような考え方が大人ですか。 相手に傷つけられた時、感情的な態度を取られたときなどの感情の整理方法も教えてほしいです。何もかもわかりません。考えれば考えるほど、自分がよく分かりません。 それと、恋人に対して自分の感情をどれくらい表現していいのかわかりません。 ポジティブ感情は見せられて嫌な人はいないと思いますが、ネガティブ感情の怒りや悲しみなど。 ありのままの自分をだせる関係がよいのかもしれませんが、衝突することも多く、悲しいことですが、会社と同じで常に冷静に立ち回るべきなのかと考えています。考えすぎなのでしょうか。もう成人したら大人としてふるまわないといけないのでしょうか。 今のところ自分のすべてをさらけ出して安心できるのは祖母だけです。いなくなったら耐えられません。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ