hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

独占欲をもつのをやめたい

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

はじめまして。

わたしはタイトルのとおり独占欲のような感情を持ちやすいです。そしてそういう思考から離れたいと思っています。

たとえば、わたしが大好きなもの・ことがあるとします。それを友達が同じくらい好きな事実にモヤモヤしてしまいます。わたしのほうが好きだ!と思ってしまうのです。
また、私の言葉や考え方をまねされたり、あたかも自身が考えたかのように振る舞っているのをみる時も同じような感情になります。

気にしないでいるのがいいとわかってはいるものの、嫉妬心のような独占欲のような、そういう気持ちが芽生えてしまいます(とても好きなもの・ことに対してのみで、普段は好きを共有できるのは大歓迎です)。
心を広く持てたらと思うのですが、お坊さんたちはこういう感情がもし生まれたとき、どうしていますか。お話を伺えたら幸いです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「執着」

ある特定の事象に対して「嫉妬心」「独占欲」「とても好きな」…という思いが生じてしまうということですね。

そのお悩みで、今回ご相談にお見えになっている…

あなたがお悩みになっている通り、「嫉妬心」や「独占欲」…などは、仏教では『執着』と言って「苦しみの元」になるものと考えます。

仏様の教えの目指すところは「苦しみからの救い・解決」ですから、そもそも『執着』から「離れる・持たない 」を心掛けます。
「苦しみの元」を作り続けながら「解決を目指す」は、効率が悪いですから…

どうしてそのような思いを持てるか?というと、仏様の教えを信じており、仏様の教えの中で、そうお示しになっているからです。

「正しい」と信じるからこそ心掛け、反省もする。

あなたも「手放せないこと」が「苦悩になること」を、実感されていると思いますが?

手放してみると、案外「どうしてあんなにこだわっていたんだろう…」と思えたりするものですょ。

{{count}}
有り難し
おきもち

GALUCHAT
曹洞宗寺院の住職です。 GALUCHAT(ガルーシャ)と読みます。 ...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ