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たったひとつの願い

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有り難し有り難し 5

他の欲は全て捨てても良いから
愛する人と一緒に生きたい
でもどんなに謎を解いても
答えに辿りついても
もう決まった事だと言われます
他の欲がないからと言って
そこに執着するのもいけないのでしょうか
本当の愛は自由である事を
認め許すことでしょうか?
生きる希望はどこに見出してゆけば良いでしょうか
自分の幸せは人に委ねません
一緒に生きてゆくことすらも
否定されたら
答えに辿り着いた時いつまでも求めるのは
自分の幸せや欲、煩悩になるのでしょうか

2023年5月9日 14:10

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お気持ち心よりお察しします

拝読させて頂きました。
あなたが愛する人と一緒に生きていたいと思っておられ全ての欲も捨ててもと思っておられるのですね。そして一緒に生きていくことを否定されてしまったのですね。それでも一緒に生きていくことを求めるのは欲や煩悩になるのかと疑問に思っておられるのですね。
詳細なあなたのお気持ちやその人のことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ちはとても伝わって参ります。お気持ち心よりお察しします。
あなたがどんなに問題を解いても全てのことを捨ててその人と一緒に生きていきたいと願っても、その人が受け入れなければあなたの望みは叶えられことはないでしょう、残念とは思いますが恋愛も結婚もお互いの同意がなければ進むことはありません。
あなたが心底望んでも相手の方の承諾がなければ一緒に生きることはできないかと思います。

もしも具体的に実生活の中で一緒に生活していくことにこだわらないのであるならば様々な出来事の中でお気持ちを共有していくことはできるかもしれません、或いはこれから様々な状況も変わり相手の方の状況やお気持ちも変わってあなたと一緒に生きていきたいと思うこともあるかもしれません。
とはいえ今現在のところではないかと思います。

私達には様々な願いも望みもあるものです、それは欲でもあるでしょうし煩悩でもあると思います、それは私達が生きている中では幾つも幾つも無限にとりとめなく広がっていくものですし、同じところを何度でもループしたりふとしたきっかけからまた別のことへと移り変わりゆくものです。

今あなたの心の中には様々なことや思いや願いや迷いや苦しみも渦巻いておられるのではないでしょうか。

あなたのその思いをここでもおっしゃって下さいね。或いは仏様や神様やあなたのご先祖様にも心からお伝えなさってみて下さい。
仏様や神様やご先祖様はあなたのあらゆる思いを全て受け止めて下さいます。あなたを優しく受け入れて下さいます。あなたを優しくお見守りなさっていて下さいます。
あなたは決して独りではありません。
あなたの思いや願いや祈りを仏様も神様もご先祖様もいつも受け止めていて下さいます。
又宜しければあなたの思いをお聞かせ下さい、あなたを心よりお待ちしております。至心合掌

2023年5月9日 15:52
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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煩悩とは、悩み苦しみの原因

愛情や執着のせいであなた自身が悩み苦しんだりストレスを感じたりしているなら、その愛情や執着は煩悩であると言えるでしょうね。
たとえばストーカーって、被害者も苦しみますが、ストーカー本人もずっと苦しんでいるはず。
それは、振り向いてくれない相手のせいで苦しんでいるのではなく、本人の煩悩のせいで苦しんでいるのです。
から揚げが売り切れていたらコロッケでも「まぁいいか」と身軽に切り替えられる人は、悩み苦しみストレスが少ないでしょう。

2023年5月10日 0:38
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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

辛い気持ちを受け止めて下さりありがとうございます。
今は何をしていても胸が苦しく心身共につらいです。
たくさんの降り注ぐような奇跡があり
神様や御先祖様、そして私、
全てのものへと繋がってゆき、
全てはメッセージなのだと気付くことがありました。
なのに気付いても変わりません。
このままで愛されていること。
変われるのは自分だけというのもわかっているのですが、魂が引き裂かれてゆくようです。
今は仕方ないのでしょうね。

「煩悩」問答一覧

「足るを知る」と「向上心」のバランス

明けましておめでとうございます。 全ての皆様にとって、健やかな一年となることを祈念いたします。   *   「足るを知る」と「向上心」をどうバランスさせるかについて質問です。   ■質問の内容 ・人間の煩悩はキリがありません ・煩悩とうまく付き合うために「知足」が重要との理解です ・一方で、より良い生を営むには、「向上心」が必要です ・しかし「知足」「向上心」は、ときに相容れないように思われます ・そこで、両者の使い分けについて、ご意見を頂戴したかったもの   ■質問の背景 ・私は肉体や精神、能力等の向上(=欲求を満たせる自分に成長すること)を目標として努力してきました ・結果、自分自身や周りの人の幸せを実現できると考えてきたためです ・しかしある時、幸福度は上昇していないことに気付きました ・そんな時に「知足」の重要性に気付き、「向上心」との折り合わせについて強い興味を抱いたものです   ・両者の使い分け方法について、下記2パターン考えました   ■仮説① 行為の目的(相手のため/自分のため)で、以下の通り使い分けるべき 【良さそうな例】 A「相手のため」×「向上心」 (例)より喜ばれる仕事をしたい B「自分のため」×「知 足」 (例)菜食で十分 【悪そうな例】 C「相手のため」×「知 足」 (例)今の仕事の質で十分 D「自分のため」×「向上心」 (例)より美味しい食事をしたい   ■仮説② ・「知足」と「向上心」のバランスを考える必要は無い。 ・自らの欲求を満たせる自分に成長する「向上心」が重要である ・逆説的だが、向上心(欲望)を満たした経験により「足るライン」を把握できるようになる ・肥大する向上心(欲望)を実現した経験が、「自らを満たさない、長く続かない」ことを体感させる ・知足は、頭で理解するものではない。体得させる必要がある    (例)お金をもっと稼ぎ、食事にお金をかける。結果、最高級の焼肉もファミチキも両方美味しいし、どっちも幸せで、(実は)どっちも大差ないことを体感する。 しかしずっと貧しいままだと、どうしてもやせ我慢での知足となる。「知足の習得」には、欲求を満たして「こんなもんか」という体験が必要不可欠。 お釈迦様が王子の頃に豊かだったことは、悟るための必須条件。。?   少し漠然とした問いで申し訳ございません。 どうぞよろしくお願い致します。

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