宗教はフリーメイソン?
2回目の質問です。1回目に答えてくださった僧侶の方々、本当にありがとうございました。
今回は小5の次男の問いについての相談です。私は時折、子供達に質問を投げかけることがあるのですが、たまたま「仏教とは?」と聞いた時に次男が間髪入れずに
「フリーメイソン!!」と言ってきて、私がそれは違うんじゃない?と言うと「宗教やってる奴なんてみんな、フリーメイソンなんだよ!」と譲らず。
なぜそう思ったのか聞くと、宗教ってお金払わないと真実を教えてもらえないでしょ?フリーメイソンのシステムと一緒だよと。
私が不勉強なのもあり、彼が納得いく答えを出すことが出来ませんでした。
でも、高校生の長女が訳のわからないお経にお金を出すのは勿体ないと言うと、「お経は天国に行けるパスポートなんだから、パスポート代だと思えばいいと思う」と言ったりもして、なんか不思議な子で笑
こんな次男に仏教はフリーメイソンじゃないって教えてあげるにはどのような言葉かけが必要でしょうか?
ちなみに次男はフリーメイソンの意味をきちんと、とらえています。
自分の伝えたいことをうまく伝えられない。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
子供は良く観ていますね。びっくりしました。
次男の子は宗教・お寺・僧侶をしっかりと観ていますね。
宗教が経済に包み込まれている現実をフリーメイソンと言う言葉を使って表現されている。
私はフリーメイソンはよく存じ上げませんがお金を払って真実を教えてくれるなら、わたし負けたなと思います(笑)
しかしこの子の本当に凄い所はパスポートのくだりです。
真実は真実として深く綺麗な所に在るのではなく、浅く濁った所に実は在ることを、「お経は天国に行けるパスポートなのだから、お金を払うのもパスポート代と思えば良い」と表現されたのかなと私は受け取りました。
お経を良く知っていますね。
「お経はパスポート」には朝からびっくりしました。
私は、フリーメイソンではありません。
また
フリーメイソンのシステムとは真逆で
真実を教えてもらった御礼として
お寺にお布施を納めるのです。
フリーメイソンに宗教性を感じるのは分かります。
同じ目的に共感している人々の集団も
同じ神や仏を信仰している人々の集団も
行動は似ていますから。
端的すぎる答えですね
まず、フリーメーソンは宗教ではありません。また、集金装置でもありません。会費制の秘密結社です。その辺で誤解が生じて、お金を払えば秘密が教えてもらえると言う誤解に通じているんでしょうね。
宗教も同じようなところはありますが、目指すところが違うので、一緒にされたら困ります。そう単純な話じゃないんだよということです。フリーメーソン陰謀論なんて単純思考の最たるものです。息子さんがそれに毒されていなければ良いのですが。
また天国へのパスポートは歴史的にありました。カトリック教会が免罪符を売り出し、それを批判してプロテスタントが成立していますが、プロテスタントも何かと献金を集めますね。また仏教では、三途の川を渡るのに六文銭がいるとかいう話から地獄の沙汰も金次第という考え方がうまれ、実際中国では紙に印刷したお札をお棺に入れたりするそうです。子供の直感は結構正しいものだから、後はどう導くかですね。
原因と結果の法則
仏教は、悩み苦しみの原因を消したり制御したりして、悩み苦しみを消したり制御したりする教えです。
原因と結果の法則を利用して、悩み苦しみを軽減するテクニックです。
草の中には、薬草や野菜もあれば毒草もあります。
「草」とひとくくりにされると、一つ一つの草の特徴を見逃してしまいます。
仏教も、他の宗教と一緒にされると、仏教の良さがわからなくなると思います。
誰にでも、怠けの煩悩やプライドの煩悩があります。
一つ一つの草を調べるのは面倒くさいので、「道端の草は食べちゃダメ!」と乱暴な判断をしたくなります。それは怠けの煩悩でしょうね。
みんな、自分は素晴らしいと思いたいので、宗教を信じていない人は、宗教を信じている人をバカにして自分の方が上だと思いたいのです。
それはプライドの煩悩でしょうね。お子さんの言動は、煩悩がある人間として普通の流れです。
もしもお子さんが信仰篤い国に生まれていたら、同じ煩悩により、無宗教の人をバカにしていたことでしょう。
質問者からのお礼
お礼が遅くなりました。
次男にいただいたコメントを見せたら、フリーメイソンと宗教は関係ないのかな…じゃあ、どうして神社よりお寺は行きにくいのかな?と新たな疑問が出てきたようです。こんな質問に答えてくれて、みんないい人だね!とも言っていました。
なんで?どうして?が多い不思議な子ですが、私も勉強になるので息子と一緒に成長していきたいです。
今回は本当にありがとうございました。