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母親の自殺から立ち直れません

回答数回答 1
有り難し有り難し 31

母親が2年前に自殺しました。
長年うつ病で苦しんでおり、私が小学生の頃からずっと寝込んだり、少し体調がよくなったりの繰り返しでした。
小さい頃から母親は睡眠剤や抗うつ剤を飲んでいて、朝ごはんもつくってもらったことはありません。
ただ私が社会人になってからはとても仲が良く、よく一緒に買い物に行ったり、母親にはなんでも話せました。
社会人になって数年、母親が自殺をしました。
自殺をする前日、体調が悪かった母を仕事で疲れた私は冷たくあしらってしまいました。
母と話した会話はそれが最後です。
中学生の弟もいるので、毎日ご飯を作ったり、弟の学校行事も私がすべてこなしていて、大変な日々です。
ただ、母に恥ずかしくないよう一生懸命やっています。
弟には惨めな思いをさせたくないとその一心で頑張っています。
でも、時々心が折れてしまいます。
最初の方はなぜ話を聞いてあげれなかったのか、自分をといただす日々でしたが、最近は本当に寂しくて挫けます。
ずっと今まで母はどこかで生きているんじゃないかとなんとなく母の死を受け入れていませんでした。
でも時が経つ度に実感が湧いてきて辛いです。
母は早く私の子供が見たい、孫が見たいととても楽しみにしていました。
おばあちゃんとお母さんと孫で楽しそうに散歩している人たちを見ると、自分はもうこんなことは出来ないんだと悲しくなるばかりです。
母に会いたいです。
辛いです。
これからどうやっていきていけばいいのでしょうか、


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

気が張り過ぎていませんか?

Neko 様 相談ありがとうございます。

お母様の事、悲しく辛い出来事ですね。
それでも、あなたは「母に恥ずかしくないよう一生懸命やっています」とのこと、頑張っていますね。気が張り過ぎていませんか?
泣きたいときは泣いていいんですよ。

そして、自分を責めないでくださいね。自分に責任がるように思わないで、お母様のその出来事は、回りの環境や鬱という病が起こしたことですので、あなたが一人で考え込むことはないようにしてください。
そして、仲が良かった時期、一緒に会喪に行った時の笑顔を思い出しながら、
優しい、温かいメッセージをお母様に伝えてください。
お母様の位牌や遺影に、伝えたいことを遠慮せずに語りかけてみてもいいと思います。暫く落ち着いて、そこに座っていると、きっとお母様から感謝のメッセージが聞こえてくるでしょう。なんとなくでもいいですので、感じてみてください。
温かさや、優しさ、愛情は誰でも持っていて、心と心で伝えあっていますから、そのお母様のメッセージは、貴方への癒しとなるでしょうし、これからあなたが生きていく上での支えとなるでしょう。
もしかしたら、お供えしているお花が何かを伝えるかもしません。
ざわついた、あなたの心の癒しになるでしょう。

後になりましたが、お母様のご冥福をお祈り申し上げます。
合掌礼拝

追伸:お礼のメッセージありがとうございました。「本当に一生癒えない傷を負いました。きっと私は一生、悲しい思いをして生きていく」は、本当に悲しみの深さを感じます。でも、あなたは癒されていいのです。今すぐでなくていい、もっと癒されていいのです。心の傷は消えなくても、その学びから、貴女らしく、あなた自身が主人公の人生が歩めると、私は思っています。それが仏教の本来の慈悲です。自分の後悔から逃げず、向き合い、慈悲の心を自分に向けて、自立し、幸せに成ることです。お母様もそれを望んでいるのではないですか?
もし宜しければ、メールをいただければ、慈悲の続きの話をさせていただきます。字数制限でここまでです。
ご縁に感謝申し上げます。再礼。

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質問者からのお礼

自分を責めても意味が無いと言うことは理解していたつもりでした。
でもやはり、自分のせいなんじゃないか、もっとなにか出来たのではないかと悔やむ日々です。
きっと自死遺族の宿命なのでしょうね。
自分のせいではないのに自分のせいだとずっと苦しむことが。
こちらの相談に、自殺したいという書き込みが多くて、とても悲しいです。
私のように苦しんでいる自死遺族の存在を少しでも多くの方に知って頂きたいです。
大切な人を亡くして生きていく辛さ。
自分の行いへの悔やみの日々。
本当に一生癒えない傷を負いました。
きっと私は一生、悲しい思いをして生きていくのだと思います。
母に会いたいと、人生の最後の日まで思いながら生きるはずです。
本当に辛いです。
どうか、自殺を考えている人を1人でも多く救ってあげてください。
この文を読んで、自殺を考える人が1人でも増えてくれることを祈っています。

ご回答、ありがとうございました。

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