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供養の仕方

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こんばんは。
供養の仕方とはどのような事をしたら良いでしょうか?
実家にはお仏壇があり、たまに行くとお参りします。祖父、祖母、父の誕生日あたりや、命日に実家に行く事になったら、好きな食べ物(お菓子やカップ麺等)を持って行くようにしています。お供えは、実家の母や姉が食べれるものを選ぶようにしています。
が、血縁関係ではない方は、記憶が消えないように思い出す事しかできません。日々を過ごす中で、どのような供養をしたら良いでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏法僧を敬う

供養は、おもてなしだと考えればわかりやすいです。
では、誰をおもてなしするのかというと、仏様や僧侶をおもてなしするのです。
仏、法(仏が説く真理の教え)、僧(法を伝える人々)を敬い、おもてなし(供養)するのです。
その供養の功徳を、先祖のため、(先祖の生まれ変わりも含めた)生きとし生けるもののために回し向けるのです。
仏・法・僧を敬うことは、仏教の説く悩み苦しみを減らすコツに親しむこと、つまりは、自分と他者の悩み苦しみを減らすことにつながります。
世の中の悩み苦しみを減らすことは、亡くなった人の生まれ変わりも含めた、宇宙全体をより快適にすることでもあります。
なので、供養(おもてなし)の対象としては、仏・法・僧の三宝が最高だと思います。
自分の身内に食べものをあげるのは普通のことですが、仏様を供養するのはスペシャルな貢献になります。

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