ハムスターを死なせてしまいました
先日、急遽家を空けることになり、2歳のハムスターを1週間放置してしまいました。以前も1週間留守番させたことがあったのですが、大丈夫だった為、今回も大丈夫だろうと思いました。ですが、2歳という高齢だったこと、1歳半を過ぎた辺りから、腫瘍が出来出血していた為もあり、帰宅したら亡くなっていました。餌を充分与えたつもりでいましたが、足りなかったのが一番の原因です。
このハムちゃんは、なつくことはありませんでしたが、とても生命力が強く、元気があり、腫瘍ができても一生懸命生きていました。ですが、なつかなかったことで時折目が行き届かないこともあり、結果的に私が死なせてしまいました。帰ってきたときに、餌は全て無くなり、うんちもきちんとしていた為、まだまだ生きれたと思います。
もっともっと生きたかっただろうと思うと、本当にかわいそうなことをしてしまいました。きっとハムちゃんは私を恨んでいると思います。腫瘍も、ストレスが原因でなってしまったみたいです。
ハムちゃんは私なんかに飼われて不幸だったと思いますが、どのように弔ってあげればよろしいでしょうか?
私は一生ハムちゃんに恨まれ、地獄にいきますか??
教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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南無阿弥陀仏
亡くなった命に対しては
ただ成仏させて頂くよう
仏さまにお願いするだけです。
ハムちゃんが亡くなったのは
飼育方法が悪かったのかも知れないし
寿命だったのかも知れないし
でもあなたは無縁ではなかったのだから
申し訳ない気持ちが出てくるのも無理ありません。
そこはちゃんと懴悔して弔ってください。
ハムちゃんはあなたを恨んでいるかも知れません。
でもそれはハムちゃんに限りません。
もしそうなら
今まで食べてきた牛・豚・鶏らにも恨まれているはずです。
他のいのちを食べないと生きられない人間の
どうしようもない罪深いところです。
そういうところに気づき頷くのも
ハムちゃんの死という御縁を尊いものにします。
命の授業
ハムスターを不慮なことで亡くされ、言葉では表現できない悲しい気持ちで一杯だと思います。
「この世の中は無常である」
これは、有名は言葉ですが、頭でわかっているのと、実際に感じるのとは大きな差があります。
あなたはハムスターの死を通して、命の尊さと儚さを身をもって感じたと思います。
ハムスターは自分の「命」をもって、教えてくれたんですね。
あなたが感じたことは、とても大切なことですので、忘れないで下さい。
そして、今後の自分の人生に活かしていくことが、ハムスターに対しての最高の弔いになると思います。
大切な気づきを与えて頂けませんでしたか?
初めまして、お早う御座います。
地獄には決して行きません。あなたの想いはハムスターさんにしっかりと伝わっています。色々な要因が重なり、空に舞って行ったのです。その出来事を決して忘れずに無駄にはしないでください。この世に無駄と言う事や無駄な命は一切ないのです。
私たち生きる全てには、何前年と困難を幾度も乗り越えて来た先人方の生きた証でもあり、さらに父母の願いや想いが重なり合って、過去でもない、訪れていない未来をふと思って不安や心配になるよりも、二度とないこの瞬間を大切に自分らしく過ごして欲しいです。
生きている中で、気が付かずに犯してしまう出来事や気が付いていても犯してしまう出来事もあります。それらに気が付いて反省をするのか?それとも、気が付かぬ振りをしてしまうのか・・?そこが大切だと思います。誰にでも大なり小なりの過ちはあるのです。
この出来事により、命の大切さなど大きな気づきを与えて頂けたのです。決してマイナスではありません。ハムスターさんの生きた証をしっかりと忘れず、新たなストーリーを描き出せるようにしっかりとご供養をされてください。
全て100円ショップで購入できます。お線香と灯す入れ物(小さなお茶碗に灰を入れます)と、お水、大好きだった食べ物をキッチンでも良いのでお供えして上げてください。
純粋な祈り、願い、思いは必ず届きます。しがらみも、苦しみも、辛さも全てから解き放たれ本来の姿に戻っているのです。あなたの事を恨んだりしてはいません。
あなたが命の時間をハムスターさんと一緒に過ごして・・ゆっくり自分らしさと笑顔を取り戻せる事を願っているのです。人生も運命も自分自身も変えられるのです。焦らずに、自分のペースで笑顔を取り戻してください。
ハムスターさんに心から・・南無大師遍照金剛
合掌 礼拝
質問者からのお礼
永寛様、和田様、水上様、ご回答頂きまして、誠にありがとうございました。お礼が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。ハムちゃんが亡くなってから、数日間ショックで塞ぎ込んでいましたが、その間、皆様のお言葉を何度も何度も読み返していました。本当に本当に救われました。過ぎてしまった後悔は取り返せませんが、ハムちゃんと過ごした毎日は尊いもので、命の大切さも教えて頂きました。この経験を胸に刻み、今後の人生に活かしていきたいと思います。大変救われました、本当にありがとうございました。