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死の怖さと疑問

回答数回答 1
有り難し有り難し 19

人間は死んだらどうなるか誰も知りません。僕は死後の世界があり、生前親しかった人達と共に死後を過ごすと考えています。
しかし死後の世界があるとは限りません。だからもしかしたら死んだら無で家族や友達と一生会えないだけではなく自分自身、もう地上に戻れないという不安が湧いてしまいます。
僕自身1ヶ月前のように死の怖さを考えることなく生活していきたいです。回答よろしくお願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死は怖い事では御座いません

初めまして、今日は。

私はお坊さんになる前から、大切な人の死と向き合う事が多くそして、大切なかけがえのない妻を病気により看取りました。

私たちの身体には、難千年という月日を幾度も、幾度も困難を乗り越えて来た生きた証でもあり、さらに父母の想いや願いが込められて、過去でもない訪れていない未来を想うから、それが心配になり不安となるのです。その未来でもない、二度とないこの瞬間を生かされているのです。命は引き継がれていくのです。

生きる全ては亡くなったら終わりではありません。この身体は地球の環境や暮らす地と一緒で借りているのです。霊魂は生前愛した人の身体に入って、想い出や想いと共感をして寄り添って、共に泣いて過ごします。それが命の時間です。それには期限はありません。共に寄り添ってもう大丈夫と思った時にそれそれが新たなストーリーを描き歩み出すのです。

目に見える事は信じる事が出来ますが、私たちは目に見えない出来事を信じる事が出来ませんよね。文明が発達しお金さえあれば何でも手に入る世の中ですが、目に見えない法則があるのです。不思議と・・今、こうして繋がり合っている家族とは繰り返し繋がり合っているのです。それが親だったり、子だったり・・立場が違うけれども繋がり合えるのです。道で歩いていて目が合う方も一緒です。過去からの繋がり合った命の繋がりなのです。

与えられたこの環境、家族、友人・・これから見送ることもあります。別れがあり新たな出会いがあります。黙っていても時は留まる事はありません。一つの問題に心を奪われ執着するよりも、視野を広げて思考を変えて見て下さい。目の前に見えるものが違って見えて心から感謝が出来るようになります。大切な気づきを与えて頂けたのですから、それをプラスに変えて欲しいです。人生も運命も自分自身もいくらでも変えられます。あなたには、あなただけしかない良さがあり託された思いや与えられた課題があります。生きる意味は追わなくても必ず自ずと訪れます。しかめっ面をして、周りに無理に合わせてその場、その場で顔を作っているよりも、自分らしく辛い時だからこそ笑顔で一度しかないこの素晴らしい世界を楽しんで過ごして沢山の想い出を心のアルバムに刻んで歩んで行ってください。夢も希望も捨てない限り逃げていきません。心、辛くなった時はいつでもここに来てください。
 
合掌

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有り難し
おきもち

皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、悩みを相談し気軽に参拝出来る”心のよりどころ”であって欲しい・・・その願いを叶えさせて頂きました。仏縁を頂き真言宗の小さな手作りのお寺を開山させて頂き4ヶ月が過ぎました。妻を脳腫瘍で看取り、東日本大震災で彼女を失い、父を心筋梗塞で看取り、障がいのある長男と健常児の次男を育てる父子家庭の父、押し寄せるこれでもか!と来る障害。・・どうにかなるさ!と思考を変え、今日に至っております。一切衆生をお救いする事、それは経験させて頂いた出来事があるからこそ、その痛みがわかるからできるのことです。迷わず、負けずぶれず道一筋に、あなたの希望ある光輝く人生を楽しめますように。濃霧も時がたてば天晴の如く見通しが良くなるように人生の羅針盤となり皆様に寄り添い、慈悲の回向の光を届けさせて頂きます。 開かれたお寺と志を忘れないよう挑み続けます。合掌 礼拝

質問者からのお礼

回答ありがとうございました。永寛様の回答非常に役に立ちました。また質問させて頂く事がありましたら、是非是非、回答お願い申し上げます。

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