母が引きこもって心を閉ざしてしまいました
事の発端は、母が隠れてタバコを吸っていたことでした。母はヘビースモーカーで、父は嫌煙家です。
母は、父に隠れて、見つからないようにタバコを吸っていたのですが、父がタバコを見つけてしまい、父が物凄く怒りました。母のタバコがバレたのはこれで4回目程です。
父がタバコを嫌がるのは「体に悪いから」という理由で、私もその気持ちはとてもわかります。確かに、可能であればやめてほしいです。
でも、タバコをそう簡単にやめられないのもわかりますし、専業主婦である母にとって、息抜きになっていることも理解できます。
父が怒った理由は「やめていると思ってたのに、嘘をつかれていたから」というのが大きいです。
とは言え、父にもかなり問題があり、基本的に全て自分が正しいと思っているのです。
なので、一方的に責め立て母の話を聞こうとしません。
この件に限らず、母は父親の顔色を伺い、あまり自分の意見を正直に言えないのです。(母親も極端に気が弱い性格です。)
父親の言い方が怖く、「やめられないし、やめたくない」という自分の気持ちを相談もできなかったことから、母はその場をしのぐために、タバコがバレる度「やめる」と言い、なんとかその場を収めていました。
そして、このタイミングで、今まで怖いと思っていた気持ち、「裏切られた」と一方的にまくしたてられたことがきっかけになり、母が自室にこもり、食事もとらなくなってしまいました。
とは言え、まだこれは今日起こったばかりですので、日が経てば母もきっと自室から出てきますし、食事もとるようになると思います。
ただ、このまま一旦は元に戻ったとしても、母はタバコをやめられない(やめたい気持ちがない)こと、父はタバコを許せないことがある以上、また同じことが起こると思います。
どちらの気持ちもわかりますし、どちらにも非があると思っています。
私にできることがないのも辛いですし、また同じことが起こってしまうのではないかと思うと怖いです。
どうすれば解決するか、自分で考えても考えてもわからず、質問させていただきました。
何かご意見いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まずはどうしたいのかを聞いてみましょう。
お母さんが煙草を吸う気持ちも分かりますが、お父さんの気持ちも分かります。
私も25年程前までは、1日に多いときは4箱(80本)程吸っていました。部屋の中は煙草の煙が天井付近で雲のようでした。壁はヤニで変色し、3番目の子供がお腹にいる時、医師から「奥さん煙草やめてください」と吸ってもいないのに言われました。当然羊水にも影響が及んでいたのでしょう。今思えばとても非情な行動です。しかし、それでもやめれなかったのは事実です。
しかし、ある時、どうしたらやめれるのかと考えていた時、その3番目の子が幼稚園児になっていましたが、その子が、「明日やめるならどうして今やめないの?」とその一言以来、吸っていません。
煙草は嫌いにならないとやめれないのです。いくら禁煙中と言っても99%嫌いだと言っても、たった1%の未練が禁煙できない、また吸ってしまう原因です。
吸わない人からみれば、どうしてとなりますが、そういうもだと思います。
お母さんも、やめたいのかもしれませんが、まだまだ未練、誘惑に負けてしまうのでしょう。でも体にはいい訳ありません。病気になったら、まず喫煙のことを指摘されます。病院には禁煙外来というものもあります。本当にお母さんがやめたいのなら、是非一緒に病院へ付き添ってあげてください。
まずは、お母さんの気持ちを聞いてあげて、どうしたいのかを話してもいいと思います。ともあれ理解してあげることから始めましょう。