縁起強迫
回答 1
有り難し 4こんにちは。
2度目の投稿をさせていただきます。
今回とても理解しづらいことかもしれませんが、勇気を持って相談させていただきます。
何か少しでもアドバイスいただけたら幸いです。
実は、私自身の心の癖で、長い期間悩んでいることがあります。
もう何年も前の話ですが、対人関係でとてもショックな出来事がありました。
その時は時間と共にどうにか受け入れることが出来たのですが。
それから何年か経ち、今でも日常生活でふと、その人のことを思い出してしまうのですが。
しかしその時のショックのトラウマからなのか、ついその人のことを頭に浮かべたりすると何か悪い事が起きたり、行動が失敗してしまうのではないか、という変な症状に悩まされています。
精神的な病名でいうなら強迫性障害の縁起強迫のようなものでしょうか。
精神科でもちょっと相談したことはあるのですがなかなか完治せず。
日常生活に支障がでたりとか、そこまでひどい症状では無いのですけれども、、、
ついつい日常で過ごしているときにどうでもいい瞬間にふっと考えたりしてしまい。
実際そのように悪いことが起こるのでは...と頭で考えてしまうと、ついつい神経質になってしまいスムーズに行動できず、それで行動でちょっとでもうまくいかないことがあると、その人が頭に浮かんだりした為の様な気分に陥ってしまいしまいます。。。
本当は自分自身が神経質になりすぎているためだったり、たまたまそうなったりしているのはわかるのですが。
どうにかその対人関係でのトラウマを受け入れて(自分では受け入れているつもりですが)、その心の癖を治したいのです。とても分かりづらい内容ですみません。
(因みにその対人関係のショックの内容については詳しくはここでは伏せさせていただきますが、特にその人とのトラブルがあった訳でもないですし、その人はとても優しい人でした。そのため尚更、頭に浮かべて悪いこと、なんていう事はないのですが。笑)
すみませんが、何かアドバイスがあればお願いいたします。
約9年ほど福祉の仕事をしています。 性格は社交的で人と関わることが好きで、色々なボランティア活動も行っています。 今は結婚もして幸せな生活を送っていますが、自分の心について悩むことがしばしば。 過去の過ちやトラウマ、後悔など沢山してきました。今は落ち着いて幸せに生きているのですが、、、今でもその時の事を思い返しては自己嫌悪に陥ったり もう過去を全て受け入れ、過去の辛い経験や、憎んだ相手などにも全て今の自分を作ってくれたことに感謝をして、憎んだり後悔を消したいです。 そしてこれからの人生は周りの人たちに感謝をして、人のために生きていきたいと思っています。
過去の経験やトラウマ、後悔で苦しんでしまう。
お坊さんからの回答 1件
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リラさん、こんにちは。
心の癖は非常に難しいものですね。
だめだだめだと思うと、余計気になって、心から離れなくなってしまいます。
そのことを仏教では執着、こだわり、とらわれと表現をしています。
おそらく対人関係のトラウマを受け入れるとは、そのトラウマによって神経質になること、そのお相手の顔が脳裏に浮かぶこと、そのすべてを良しとして含み切ることを指すのでしょう。何もかもを受け入れきる。言い方を変えるならば、どうでもよくなる。さらに言い方を変えるなら、感謝できるようになる。その姿勢こそが、トラウマから解放されることだと思います。
表面では違うように見えるかもしれませんが、根本的にはお金儲けをしたいとか、思い通りにいってほしいとか、悪いことは起きてほしくないとか、そういった欲望と同じ構造を持っているはずです。「だめだだめだ」の反対は、「もっともっと」だということであり、お金儲けも、願望も、こうでなければならないと思い込んでしまうと抜け出すことはできません。
そういった執着を離すスタート地点は、執着を否定するのではなく、自分はそういうものだと受け入れることです。
この先は浄土真宗の教えになりますが、受け入れた後に、そのような自分だからこそ救わずにはおれないという阿弥陀仏のお慈悲の心をいただきます。苦しむ私だからこそ、必ず救いたいと願ってくださるお心から、ほのかに暖かな、一人ではないのだなという心の支えをいただいていく教えです。
それは置いておいたとして、皆、一人残らず全員が、多かれ少なかれ苦しみを抱えながら生きます。お互い仏教を鏡として、より豊かな人生を過ごせればと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
