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母の死の哀しみと亡き父の夢。

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先月母を亡くしました。
もうすぐ一ヶ月が経とうとしています。
子供や周りの人に励まされ、パートにも復帰し、少しずつ母の死を受け入れて立ち直れるのではと思い始めていましたが、まだまだ無理でした。反動で夕方になると母が恋しく泣いてしまいます。夜もなかなか寝付けず、何度も目覚めてしまいます。「なんでいてないの?なんで置いていったの?」と繰り返し思ったり、入院中の母の言葉が頭に浮かんできて悲しくなります。まだ母の死を受け入れられていないようです。

数日前に夢を見ました。
夢の中で目覚めると自分の隣には母のために敷いている布団がありました。「今日も帰ってきてないのか‥」と残念に思い、母の布団を寂しく撫でていると、父(14年前に他界)が「もう母さんのことは余り考えるなよ。自分のことを考えろよ。」と私に声を掛けてきました。
「今日から考えんようにしようと思っててん。」と私は応えながら、頭の中では「母は財布を持って出ているから大丈夫やな。携帯の充電は切れてないかな。」と心配している夢でした。

今の私を父が心配して夢に出てくるなんて、そんなことってあるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

夢に出てくることはあります。

さくら 様

お父様が夢に出てこられたのですね。
「もう母さんのことは余り考えるなよ。自分のことを考えろよ。」の続きは
「私と母さんは、こちらでゆっくり、のんびりやってるよ。安心していいよ、お前は自分の事を考えて、精一杯生きない。おまえが笑顔で、生を全うしたら、こちらもずっと笑顔でいられて、安穏で待ってるから。またこちらで再会しよう」
でしょうか。想像が過ぎたかもしれませんね。
でも、夢のメッセージは、温かいものです。仏様の世界との交流ですから、不安に思う必要はありません。

あなたが会いたい、寂しいと思うその気持ちが、届きます。その気持ちを受け取られて、お母様が、「想ってくれてありがとう」の感謝をいたします。
祈る側と祈られる側と分かれたように感じるかもしれませんが、
あなたはお母様を祈り、お母様・お父様はあなたを祈ります。
一体となったその感覚が、全てを安心感に導きます。

受け入れなければ、と焦るような気持ちより、
祈ることで、御両親と一体感を感じていられる方がいいように思います。
優しさや愛情を思い出して、一緒に居ると思ってみるのもいいかもしれません。
感じてみてください。
合掌礼

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あると思います、お父さんもお母さんも傍に来てくださいますから

さくらさんこの度お母様をお送りなさったことそのお辛さをお察し申し上げます。お答えになるかはわかりませんが、私がご家族を送られる方々に話させていただいていることを簡単に書かせて頂きます。
「ここに旅立たれた大切な方は今皆さんとの多くの思い出を噛みしめてのみなさんのそのお言葉に見送られ旅立たれました。そしてみなさんとのその思い出を自分が生きてきた証として皆さんに託されました。大切なるその方に対してみなさんがこれからできることは、その方との思い出というその人生をみなさんが受け継いでいくことです。そしてみなさんはその方のこれからの仏の国での幸せを願い続けてください。その方も仏の国にて皆さんの幸せを願ってくださいます。互いに相手の幸せを願い合うとき、そこに互いの心は絆という名の糸にて結ばれます。これからもみなさんとその方との心と心は結ばれ続けていくのです。そして結ばれている心と心ならその方は仏の国より千風ともなり皆さまの所にまた来てくださり、仏さまと一緒に見守ってくださいます。私たちは悲しいかなそれに気づくことはまれですが、確かにそばで見守ってくださているのです。」私の実体験も踏まえこうお話をさせて頂いております。さくらさん、ですから夢の中にお父様が現れ伝えられたその言葉はお父様のさくらさんへの想いです。
大切なご両親に見守られながら、その思い出を大切にされ、あなたの人生を今は深き悲しみにの中にあられながらもご家族とよき思い出をお作りながら日々過ごされることを願わさせていただきます。それがご両親の願いに叶うことと思いますから。

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質問者からのお礼

釋 孝修 様  憲章 様

 悲しみに寄り添って頂きありがとうございます。
父がせっかく夢で温かいメッセージをくれたのに今日もやるせなく涙を流してしまいました。

 この数日お仏壇にも向かえず、母の遺骨に話しかけるのもあまりできずにいました。
 こちらから祈れば向こう側にいる父母も祈ってくれている、祈ることにより繋がっている‥
それが実感できる日がくると信じて祈ります。

 ありがとうございました。

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