仮病をつかってしまいました
初めまして。
今とても後悔している事があり、自責の念に駆られどうしようもない気持ちの為、ご相談させていただきます。
私は3月末に派遣社員として入社をし、1週間足らずで在宅勤務となり、自宅で仕事(メールで研修を受けている)をしている新人です。
元々一人暮らしをしているのですが、自宅で在宅勤務となると光熱費が多くかかってしまう点や、実家に帰れば食費を浮かすことができるという母の提案から、5月1日から実家に帰省をして、実家にて在宅勤務をしておりました。
大変悪い事なのですが、その事を会社には報告をしたり了承を得ておりませんでした。
2週間の帰省を終え先週の土曜日に自宅へと戻ったのですが、会社でお借りしているポケットWiFiを実家に忘れてしまいました。また、その事を確認せずに土日の休みを過ごしてしまいました。
一人暮らしをしている自宅にはインターネット回線の設備が無い為、お借りしているポケットWiFiが無ければ仕事が出来ない状況です。
忘れてしまった事に気づいたのが休み明けの月曜日(昨日)なのですが、私はその日たまたま寝坊をしてしまいました。寝坊してしまった事に対して大変だらしのない自分に絶望し、猛省しております。
出社時間は9時なのですが、目覚めた時間は9時10分過ぎ。急いで出社のメールを送り、寝坊してしまった事を正直に謝罪をしようと、PCを立ち上げようとしたところ、ポケットWiFiを忘れてしまった事に気づいたという経緯です。
帰省にて在宅勤務をする事に対して会社から了承を得ていない私は、ポケットWiFiが手元に無い事を正直に報告出来ずに、仮病を使って会社を休んでしまいました。
月曜日から新しい業務をご指導頂く予定だったのにも関わらずこのような事になってしまい、その日1日絶望と申し訳ない気持ちと取り返しのつかない事をしてしまった気持ちでいっぱいです。
今日もまた、あと約6時間も経たずに出社の時間となりますが、上司にはお詫びのメールを送るつもりです。
しかし、仮病をしてしまった事が見透かされて信用を二度と得られないのでは無いかと今から不安な気持ちで押し潰されそうです。
大変身勝手で自分が招いた事と承知しております。今後も一生懸命働き、信用を取り戻す気持ちです。
現在の会社でなんとか頑張りたいので、なんとか前を向けるお言葉を頂戴できないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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過ちは誰もがあります。謝り方と其の後の対応が大事です。
誰にでも過ちがあります。忘れ物をすることはあります。迅速な対応、そして迅速な謝罪が大事であることは、言うまでもありません。回答のタイトルを読んで、「そんなこと、言われなくてもわかってます。」と思っておられると思います。そう、思うなら、仮病を使う前に、誰か相談できる人はいなかったのかなあ。それが残念です。
ポケットWifiは実家から送ってもらったのですか?
まずは、メールで無く、電話で謝罪した方が良いと思います。出来れば、昨日仮病を使わず、上司に謝罪した方がよかったですね。
嘘をつくことは推奨出来ませんが、昨日休んだことについては体調が悪かったと言っておく方が無難だと思います。実家で在宅ワークしていたことはきちんと説明し、許可を取らなかったことは謝罪しましょう。嘘をつくと、其の嘘のために更に嘘をつかなければならなくなります。其のため、更に自分自身を苦しくしてしまいます。
ミスをした場合、正直に謝った方が良いです。但し、「何でもかんでも、馬鹿正直に謝りなさい。」とは申しません。どんな会社だって、どんな業界だって、仕事にはミスはつきものですし、当然いろいろなクレームい対応に追われます。今は危機管理学なんて講座が大学に置かれるくらいですから、危機管理は大事なんですね。危機管理対応によってマイナスを更に悪化させる場合もあれば、最小限度に留める場合もあれば、クレーム対応を評価されて「災い転じて福となす」という場合も稀にあります。これから身近なところに良き相談者を得て、危機管理対応のアドバイスをもらえるようにしましょう。
尚蛇足ながら申し合げますが、自分のミスを謝罪しながらも、この会社で頑張りたい、今の仕事を頑張りたいという熱意を伝えることも大事ですよ。
「嘘も方便」という諺がありますが、仏教的にはあまり感心しない諺です。方便とは、「衆生を悟りに向かわせるための方法」という意味です。我々を正しい道正しい心に導くため、方策を練ることを言うのです。仏教的には、×です。現実社会でも、嘘をつくことを正当化してはなりません。けれども、嘘によるクレームやダメージを最小限に留める努力と工夫は必要です。良い対応を工夫してください。
質問者からのお礼
ありがたいお言葉ありがとうございます。
タイトルの件ですが、「そんな事は分かっている。」等と傲慢な事は一切思いませんでした。自身で分かっているつもりでも、他者から改めて叱咤して頂く事はやはり目が覚める思いです。その通りだと思います。
電話の件に関しましては、社内全員が在宅勤務という事と、直属の上司の連絡先は教えて頂けていない(通常教える必要性がない為)状況につきその発想は頭に無かったのが正直な所です。ですがこれも言い訳になってしまいますね。
今回のことを猛省と共に噛み締め、今後嘘をついたり誰かに迷惑をかけることの無いよう一生懸命努力したいと思います。
過ちがあった場合は正直に謝ること。危機管理能力が大切なこと。仰る通りだと思います。危機管理能力に関しては、ピンチの時に働く自身の頭の回転の速さには自負していた部分がありました。しかし後悔してしまったり、大きな嘘をついているようではまだまだ随分と至らない人間なのだと思います。
生きるという事はシンプルなのに、出来ない事や従えない事ばかりで難しいですね。
自分が清く正しい人間になれるのか常に不安です。
お忙しい中有難いお言葉の数々、本当にありがとうございました。