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死後の世界

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有り難し有り難し 13

死後の世界では、私が産まれる前に亡くなった祖父や、亡くなった曾祖母や、御先祖様に会えるのでしょうか。
また、私の事知っている・覚えているのでしょうか。。。
ご回答よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まずは、現世での人生を精一杯つとめましょう。

河童さんが、おじいさんやひいおばあさん、ご先祖様を大切に思うお気持ちはとても尊いものですね。

私も母方の祖父とは会ったことがありません。母が中学生の頃に急死したからです。先代住職でもあった祖父は、多くの人に慕われていたようで、定時制高校で祖父が教鞭をとっていた頃に生徒だった方がたからよく思い出を語ってもらいました。

祖父は地域振興のために頑張っていたようで、私が地域おこし活動をしている中、祖父を知る方から祖父が考えていたことと私が実践していたことが似通っているととある方に伺ったことがあります。その時、会ったこともない祖父に、現世で会うことができたという感激に包まれたのを覚えています。以来、私は自分が亡くなった後に祖父と会い、私が実践してきたことをご報告するのが楽しみとなりました。

「人は生きてきたように死ぬ」「人は死後、生前行きたいと思っていた場所に赴く」という言葉があります。

私の宗派の教義的な説明では、「(生前であろうと死後であろうと)仏弟子となった者は、仏国土に赴き、そこでお釈迦さまに見守れながら生き死にを繰り返しながら仏道修行に励み、悟りを目指す」ということになりますので、祖父と出会う場や死後の目的をそのようにとらえています。

是非、機会を作って、御家族や御親族に河童さんのご先祖様についてお人柄などを聞いてみてください。そして、あちらの世界に行った際、現世において、精一杯ご自分の人生を送ったというご報告ができるよう、今できることを一生懸命にお努めいただきたいと思います。

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有り難し
おきもち

東京都内広告制作会社にてプランナー職を経験後、大本山永平寺にて安居修行。曹...
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不思議な世界ですね

死後の世界があるのなら、生まれてくる前の世界もあるとなります。
でも、それらの世界あまり解明されていません。
あるようでないようで、でも、世の中には、死後のこと、生まれてくる前のことを語る本もたくさんあります。
しかし、その仕組みは、私たちのこの世においては複雑なのか単純すぎるのか、いずれにしても、これだ!ということが証明できていません。でも、どのように捉えるは自由ですし、その解釈の仕方で、今を生きる価値観も変わってくることはたしかです。

さて、河童さんの思われる世界観はどのように捉えられているのか分かりませんが、私は死後の世界も生まれてくる前の世界も、次元の違いかと思います。次元が違えば、時間空間を超越すれば、祖父母もさらに祖祖父母さえも、この瞬間に存在すると思うのです。でもその実態はというと、それは分かりません。

経験上、言えることは、私たちは、魂と意識と肉体で成り立っていると思っていますから、死は肉体の変化のみあり、魂と意識は続いているのでしょう。ただ次元が変わるだけだと思います。又、魂と意識は超越している存在?ならば、その世界はその世界に通じていると思います。となれば死んでからでなくとも、今すでに亡くなった方にも会っているのかもしれませんね。
ちなみに、まだまだ勉強中ですから、参考程度に。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。あの世に行った時にご先祖様などに報告できるように、精一杯現世での人生をつとめたいと思います!

鈴木海祥様ご回答ありがとうございます。
人生経験が多い方のお言葉はやっぱり心に響きます。
もう会っているのかと考えたら心が軽くなりました。 ありがとうございます!

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ