死後の世界
死後の世界では、私が産まれる前に亡くなった祖父や、亡くなった曾祖母や、御先祖様に会えるのでしょうか。
また、私の事知っている・覚えているのでしょうか。。。
ご回答よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まずは、現世での人生を精一杯つとめましょう。
河童さんが、おじいさんやひいおばあさん、ご先祖様を大切に思うお気持ちはとても尊いものですね。
私も母方の祖父とは会ったことがありません。母が中学生の頃に急死したからです。先代住職でもあった祖父は、多くの人に慕われていたようで、定時制高校で祖父が教鞭をとっていた頃に生徒だった方がたからよく思い出を語ってもらいました。
祖父は地域振興のために頑張っていたようで、私が地域おこし活動をしている中、祖父を知る方から祖父が考えていたことと私が実践していたことが似通っているととある方に伺ったことがあります。その時、会ったこともない祖父に、現世で会うことができたという感激に包まれたのを覚えています。以来、私は自分が亡くなった後に祖父と会い、私が実践してきたことをご報告するのが楽しみとなりました。
「人は生きてきたように死ぬ」「人は死後、生前行きたいと思っていた場所に赴く」という言葉があります。
私の宗派の教義的な説明では、「(生前であろうと死後であろうと)仏弟子となった者は、仏国土に赴き、そこでお釈迦さまに見守れながら生き死にを繰り返しながら仏道修行に励み、悟りを目指す」ということになりますので、祖父と出会う場や死後の目的をそのようにとらえています。
是非、機会を作って、御家族や御親族に河童さんのご先祖様についてお人柄などを聞いてみてください。そして、あちらの世界に行った際、現世において、精一杯ご自分の人生を送ったというご報告ができるよう、今できることを一生懸命にお努めいただきたいと思います。
不思議な世界ですね
死後の世界があるのなら、生まれてくる前の世界もあるとなります。
でも、それらの世界あまり解明されていません。
あるようでないようで、でも、世の中には、死後のこと、生まれてくる前のことを語る本もたくさんあります。
しかし、その仕組みは、私たちのこの世においては複雑なのか単純すぎるのか、いずれにしても、これだ!ということが証明できていません。でも、どのように捉えるは自由ですし、その解釈の仕方で、今を生きる価値観も変わってくることはたしかです。
さて、河童さんの思われる世界観はどのように捉えられているのか分かりませんが、私は死後の世界も生まれてくる前の世界も、次元の違いかと思います。次元が違えば、時間空間を超越すれば、祖父母もさらに祖祖父母さえも、この瞬間に存在すると思うのです。でもその実態はというと、それは分かりません。
経験上、言えることは、私たちは、魂と意識と肉体で成り立っていると思っていますから、死は肉体の変化のみあり、魂と意識は続いているのでしょう。ただ次元が変わるだけだと思います。又、魂と意識は超越している存在?ならば、その世界はその世界に通じていると思います。となれば死んでからでなくとも、今すでに亡くなった方にも会っているのかもしれませんね。
ちなみに、まだまだ勉強中ですから、参考程度に。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。あの世に行った時にご先祖様などに報告できるように、精一杯現世での人生をつとめたいと思います!
鈴木海祥様ご回答ありがとうございます。
人生経験が多い方のお言葉はやっぱり心に響きます。
もう会っているのかと考えたら心が軽くなりました。 ありがとうございます!