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亡くなった母親の希望を叶えたい

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長文失礼します。
先月21日に一緒に住んでいた最愛の母親が浴室で亡くなりました。昨年難病になり今年3月再発し、4月に入院の件で喧嘩しながら再入院、翌5月に退院し一週間後に亡くなりました。

直前迄元気だったそうですが、前日身体が動かない、治療が悪い、こんな苦しい治療を選択させたのは貴女達(嫁に行った姉がます)のせいだ。と言われました。亡くなった当日病院に行く予定でしたので、後悔と苦しさで毎日泣いてます

49日はまだですが、葬式後姉夫婦がお経をあげてくれたお寺に行き、永代供養等話聞いてくれました。実は墓守は私限りで、今年お彼岸の際、父親が介護保険施設に入所中見舞いの帰り、母親とお墓の話をしてました。母親は『決してお墓の土地は売るな、一度は入れろ、墓守は甥や姪にさせろ』と言ってました。
私は現実的では無い、と言いそれきりになってしまいました。
購入した墓の土地近くには叔母の同じく購入した墓の土地が有り、私がお参りしなくても、叔母やその家族がお参りしてくれるだろう、との考えだったようです。
生前話してました。
母親の生まれ育った土地柄そういう習慣でした。

姉が相談したお寺の住職様曰く、墓を建てるにも墓仕舞いもお金がかかる、考えてくれ。行事がある度遠い墓より、近くのお寺に永代供養した方が手を合わせられる。と言われたそうです。

そのお寺では永代供養とはお骨を皆と一緒にして、供養塔に納骨し、他の人と一緒に毎日祈ってくれるそうです。また、
納骨も納骨堂が有るそうですが、吹き曝しのお堂らしいです。かなり古い骨壺もあったそうです。

因みにそのお寺と当家族とは縁もゆかりもなく、たまたま母親の実家と父親の実家の宗派が同じだった事から葬式会社が頼み、お経を上げて頂きました。

49日も終わらず、また、私自身母親の死を受け入れておらず苦しい毎日です。
最後の母親の希望を叶えつつ、どうしたらいいのか教えて頂ければと思ってます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏様の願いを聞かれたことはありますか。導き応えてくださる

そうでしたか。。。お寂しくなりますね。
いろんなことを案じてくださり、あなたにお伝えくださっていたのね。それだけに、お母さまに安心していただきたいですね。

お寺とのお付き合いは、何も供養だけでなく、こんなときにも遠慮せず尋ねられる関係性が大事ですよ。ちょっと聞いて〜教えて〜って、一緒に良い方法や納得出来たらいいですよね。

ところで、亡き人の願いをどうするかも気がかりですが、仏様の願いを聞かれたことはありますか。お葬儀やご法事で、住職さんが話してくださったかと思いますが。

あなたの宗旨を代々大切にしてきたということは、その宗旨の御本尊(仏様)を拠り所として、頼って生きてきたということです。

仏様はね、土地や場所.人.物への執着を持つ私たち人間を、それでも手放していかなければならない想いを聞き入れながら、安心の地(お浄土)へと導いてくださるのですよ。何の心配も迷いも残すことのないようにと。お救いくださるのです。

墓守は甥や姪にと言っても、その人達が長く生き続けるなんて誰にも分からないことです。先になくなったら?
墓の場所も、災害があり失ったらどうなるでしょう。祟られるのでしょうか。。。

これらのお母さまの願いは、仏様が聞き入れてくださり、「もう心配はないよと、次の代が仏縁を結ぶこと、大切にいのちを生きていくこと、その拠り所と私は(仏様)なるよ」と安心させてくださっています。

ですから、お母さまの言葉そのものに固執して押し付けていくよりも、みんなが亡き人を通して、自分たちの限られたいのちをどのように生きるのか、を問うていけるよう仏様と向き合っていただきたいのです。
お仏壇も、お墓も、そのために、場所よりも誰がよりも、自分はどのように弔っていきたいのかを大切にしましょう。

同じ宗旨なら、ご本尊も、仏法、説かれる法話も同じです。あなたのお近くのお寺でも構いませんから、ご縁を皆それぞれに結んでいただきたいわ。
また、お坊さんもいろいろですから、あなたがお付き合いしていきたい住職さんから、仏法を聞いていかれるのがいいですよ。

それが、亡き人の想いに出遇い、応えていくことになるのです。

私もこちらから。
あなたのお母さまに。
南無阿弥陀仏

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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亡き人のために何が出来るか、よく考えて決めましょう。

 この度はお母様の御逝去、心よりお悔やみ申し上げます。高齢になり、病気を抱えている身となれば、容態の急変は有り得ることだと思います。お母様の病気の辛さ苦しさは、本人でなければわからない部分があります。周囲がわかってあげようと努めても、御病気の本人の痛みやイライラを完全には理解できません。病気の症状が言葉や態度や行動に表れることも多い、と思います。容態の急変はショックでしょうが、寿命が尽きたと受け留めても宜しいのではないでしょうか。

今後の御供養についての選択ですが、費用の検討・供養の内容を比較検討してみましょう。
①、母の実家の菩提寺の墓地
イ、お墓を立てる費用の見積もりを取りましょう。 
   主要な費用ー「外柵とカロートの工事費」「墓石の代金」
   墓地区画の面積、外柵の材料、墓石の材料・大きさ・デザインによって、代金は異なります。地元の石材店から見積もりをとりましょう。
ロ、火葬の際に、戒名を付けてなければ、戒名を授与してもらうことが必要です。
ハ、後のことを甥姪に任せる場合もあります。親戚と言っても、日頃のつきあいの親疎があります。お母様が言っていたように、甥姪に頼めるかどうか、検討して下さい。
ニ、子孫が絶えた後の墓石と遺骨の取扱いについて、お寺さんと相談しておきましょう。

②、今回読経してもらったお寺で永代供養
イ、一口に永代供養と言っても、その中身はいろいろです。
  ◎納骨の際、読経するだけ。
  ◎全部の遺骨のために、読経する。
  ◎一周忌、三回忌等の年回供養を行う。
 永代供養の内容と御布施について、幾つかの寺院を比較検討してみましょう。
ロ、母の実家が遠方であっても、そこに参拝することが励みとなる場合もあります。負担に感じる場合もあります。
ハ、礼拝施設として永代供養塔が心に響くか、否か。

以上の項目について、検討してみましょう。
そして、
◎なおさんやお姉さまが御健在である期間はどういう供養をしてあげたいか?
◎なおさんが動けなくなったり亡くなったりした後、遺骨やお墓をどうするか?
この2点を考慮して、お決めください。

お母様の実家の菩提寺の墓地、近くのお寺の永代供養等、より詳しく調べましたら、またご質問ください。

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