夫の突然死、生きているのが辛い
5/17に夫が亡くなりました。
29才でした。
持病もなく、本当に直前まで、ご飯をおかわりするくらい元気でした。
普通におやすみと言って、一緒に寝ました。
私も今29才です。生後5ヶ月の息子がいます。
なにが辛いか分からないくらい、全てが辛いです。
誰かに助けてほしいのに、なにをどう助けてほしいのか分かりません。
思いつく限りの辛いことを以下に書いてみました。
・彼に会いたい
・毎朝起きて絶望するのが辛い
・なんでも彼との思い出があり、辛い
・夜中に目が覚めて、彼の様子が変だと思ったが、救急車を呼ぶか迷ってしまった。心臓マッサージよりも先に自分の着替えをした
・救急隊員が忘れ物をしたので、部屋に取りに帰る時、息子をだっこしていたので、エレベーターに乗ってしまった
・最初障害が残ったり植物状態になるかもと言われた時、育児に介護とそんな献身的な妻になれないなと思ってしまった
・息子が産まれてから小さいことで彼に怒ってばかりだった
・いつも彼をからかってバカにしてばかりだった
・最後の夕飯がよりにもよって1番手抜きだった。私だけ生き残って、彼の好きな食べ物を食べるのが辛い
・彼のために家事や育児を頑張っていた。毎日やることがなくて辛い
・子どもが好きなのは彼だった。いつもニコニコしてるのは彼だった。私だけだと息子が変になってしまうと思うと辛い
・彼がみんなに伝えたいことはなんとなくわかったので、伝えられた。けど、彼が私に何を言いたかったか分からないのが辛い
・なぜ彼だったのか、なぜ私ばかりこんな目にあうのか、答えがなくて辛い
・病院の先生にストレス等誰のせいでもない、運だと言われた。責める場所がなくて辛い
・死にたいと言うと、みんなに生きろ!死ぬな!と言われる。彼はそんなこと望んでない、逆の立場だったらどう思うと言われる。正論ばかり言われるのが辛い
・人が亡くなったニュースや不幸な話を聞くと笑っている。そんな私が息子を育てることが辛い。
・息子が5ヶ月になった、寝返りができた、彼の知らない息子になるのが辛く、喜べないことが辛い
・彼がいないのが辛い
・実家に帰っているが、両親という夫婦を見ながら生活するのが辛い
・生きているだけで偉いはずなのに、段々外に出ろ、笑えと周りからの要求が増えるのが辛い。
ほんの一部です。
助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
わかってあげたい。ひとりにしたくない。そばにいてあげたわ。
そうね。。。あなたの言葉一つ一つが、
何をどうして生きたらいいのか、
彼のいない毎日に、彼との命の子を抱きしめながら、なんとかやり過ごしている毎日なのでしょうね。
それでも、時間が止まったまま、
悲しみが癒えるって、乗り越えるって、
どうすればいいの。
子どもと一緒に、そばにいきたい。
そんな毎日しか、生きられないのよね。。。
今のあなたには、励ましや慰めも、ただ言葉が流れていってしまうだけではないですか。
それほどに、いろんな整理できない想いに、潰されそうなのよね。
あなたの気持ち、わかってあげたい。
ひとりにしたくない。
そばにいてあげたいわ。
メールください。
一緒に話をしましょう。
会話する気力がないときも、黙ってでも、そばにいるわ。
ひとりの人間として回答させてください
ここはお坊さんサイトなので、僧侶として仏法を通じてなにかお伝えすべきなのでしょうが、ゆきなつ様の痛み苦しみがじんじんと伝わってきて、私はひとりの人間としてしか回答できそうにありません。
ゆきなつ様が思いつく限りに伝えて下さったことに対して、私の思いつく限りのことを記させてください。
・旦那様の様子がおかしいと気づいてから、ゆきなつ様はおひとりでその状況に対応されたのですね。とても混乱されたでしょう、怖かったでしょう。しかも小さな息子様を抱えながら。よくやったなんて私には言えません。だって、一度だってそんな状況におかれたくなかったですよね。
・一番手抜きだった夕飯を、旦那様はご飯をおかわりされたのですね。私は、美味しいごご飯のときに、よくおかわりします。たくさん食べれる時は、しあわせな時が多いです。
・小さいことで怒ったり、からかったり、でも、彼の代わりにみんなに伝えたいことを代弁できるなんて。素敵なご夫婦です。仲良しなのですよね。
・どうしてゆきなつ様なのだろう。まだ若く、小さなお子様を抱え、何より旦那様のことをこんなに想われているのに。神も仏もないと思ってしまいます。(僧侶がそんなこと言うとお叱りをうけますね)
・ゆきなつ様自身がこんなにも混乱されているのに、息子様のことを守らなくてはいけない。当然じゃないですよね、守ってほしい、助けてほしい、叫びだしたいのはゆきなつ様ご自身ですよね。
・ゆきなつ様の混乱、怒り、悲しみを思うとやるせない気持ちになります。でも私の感じる苦しみは、ゆきなつ様のそれと比べて何万分の1だと思うと途方に暮れます。
僧侶として、命が終わることに触れる機会は何度もあります。しかし、何度携わっても、そこに意味を見つけることは難しいです。ただただ、やるせなく、悲しく、傷つき、うなだれるばかりです。
こんな私が回答させていただくことに迷いもありましたが、この現世で、ゆきなつ様の何万分の1しかならないけれど、旦那様のことでの痛みを共にしている人間がいるということをお伝えしたいと思いました。
ひとつだけ、何か具体的なことをお伝えできるとすれば、ゆきなつ様の書かれた文は何か伝わるものがあると思います。これが、ほんの一部ならば、ご自身の負担にならない程度に、また吐き出してください。私も、また痛む覚悟をしておきます。
生傷の身にはどのような風にも痛みが生じる
ゆきなつさま、はじめまして。いっしょうと申します。
旦那様のご往生、心より哀悼の誠を捧げます。南無阿弥陀仏。
今、ゆきなつさまにおかれましては、例えるならば生傷が露出している状態なのかと思います。かさぶたができていない大きな傷は、冷たい風も温かい風も痛みが走りますし、それどころかやさしい風ですら痛みを覚えるものです。その状態の時は、ずっとズキズキするものです。要らぬアドバイスに激痛が走り、夫婦を見ては鈍痛があり、思い出の場所では張り裂けそうな思いが起こることもありましょう。しばらくはこの広く深い傷口が今ここにあることを心に留めておいていただければと思います。なお、傷の状態も変化しますので、痛みを感じたときには手で押さえながら今の状態をたずねて、うなずいて歩めるとよろしいかもしれません。諸行無常、状態は変わり続けます。ずっと同じではありません。
死にたい気持ちを否定されるのはつらいですね。実際に死にたいくらいつらいのですからね。そう思うことは、まったく不思議ではありませんし、自然なことだと私には聞こえます。
「そっか死にたいんだね。」と、うなずき、何も言わずともそばで聞いてくれることが助けになるのでしょうけど。周囲の方も、まずはその言葉にびっくりしてしまいますからね。瞬間的に「助けになりたい」、「励まさないといけない」との思いからか、求められていないアドバイスをして、今のゆきなつ様の状態を否定してしまうことになっているのでしょう。悪気がないのはわかっていても、その言葉や行為のひとつひとつが今は傷口には痛みますでしょう。
他の誰かが亡くなるニュースを見て反応することもあるでしょう。笑えてくることもあるでしょうし、無性に腹が立つことも、悲しくなることも、無反応のときも、他にも様々な感情の揺らぎがあってもいいのです。
「外に出ろ」、「笑え」は無理しなくていいです。
出れたら出てもいいでしょうし、笑える時に笑えばいいです。
また、今の大変な状況の中で育児、本当にお疲れ様です。生後5か月の息子さんとの生活、ゆきなつさま眠れてますか。成長を喜べないことに関しても、無理に喜べとは申しません。順調な成長は喜ばしくも、成長そのものが今は喜ばしく思えないんですもの。
今回はゆきなつさまの「傷の状態」について私が思うところを答させていただきました。またどうぞご相談くださいませ。
質問者からのお礼
皆さま、御礼をお伝えするまでお時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした。
皆さまのご回答、何度も何度も読んでいます。
読むたびに涙が出てきます。
本当にありがとうございます。
>海老原様
1人の人としてのご回答、ありがとうございました。私の後悔から仲の良さを見つけていただき、伝わるものを感じていただき、下手に励ましをいただくより嬉しかったです。
「たくさん食べれる時は、しあわせな時が多いです。 」
私が里帰りから戻った直後、彼はしばらく食欲がすごくて、毎日3合のご飯を炊いてもほとんど残りませんでした。
その時は、ちょっとおかしいよ!落ち着きなよ!と彼を怒ってしまっていましたが、きっと家族3人揃ったのが嬉しかったんですね。もっともっと思う存分、食べさせてあげればよかったです。
>いっしょう様
私の今の状況を、的確にお話いただき、本当にありがとうございます。
私の気持ちを理解し、認めていただき、本当にありがとうございます。
諸行無常、この苦しみから助けてほしいとは思いつつも、傷がよくなってほしいともおもわないのです。
ご飯は冷めていてまずい方がいいんです。天気は毎日雨がいいんです。テレビ番組は再放送ばかりでいいんです。コロナの感染者は増え続けて、そのまま規制されていてほしいんです。
彼がいないのであれば、世界中みんな不幸であればいいんです。
>中田さん
メールありがとうございます。
メールをいただき、毎日考える時間をいただき、ありがとうございます。
すぐに切り替えられない駄々をこねているだけの私を、認めていただき、寄り添っていただき、ありがとうございます。
いつもいつも、ありがとうございます。
今、何がしたいのかわかりません。
とにかく寂しいです。
彼を思い出して寂しいのもありますが、誰も連絡をくれる人がいなくなりました。
寂しくて誰かに連絡しようと思っても、平日はみんな仕事があります。週末は家族との時間があります。こんな私の暗い話誰も聞きたくないだろうなと思うと、連絡ができません。
いわゆる、なんて言っていいか分からないけど力になりたいから何でも言ってという連絡は返す気がしません。たまに返すのですが、一度やり取りすると向こうから連絡が来ることはありません。既読されるまで何日もかかったり、短文やスタンプだけで返事されることもあります。
誰からも積極的な連絡はありません。私と彼の存在なんて、そんなものだったのです。でも私と彼は、周りの人は大切にしてきました。必ず自分に返ってくるからと。けれども返されるのは傷ばかりです。
彼の29年はなんだったのでしょうか。こんなことなら、友達なんていらなかった。仲間なんていらなかった。
ただ彼との時間だけを大事にすればよかった。彼を何よりも1番に考えて行動すればよかった。子どもが生まれるから、友達や仲間との時間が減るから、遊びに行ってた時間を全部彼に使うべきでした。
彼の写真や動画を見たりしていると、彼はいつでも帰ってくるような気がします。
彼の財布や携帯や指輪が置いてあっても、なんでここにあるんだろうと、1番に思ってしまいます。
これから家族みんなでプールとかいけるんだろうなと、楽しみだなと思ってしまいます。
ふと、もう二度と彼に会えないときがつくと、本当に体が震え出します。こわいんです。
最近は、今この場に彼がいたらなんて言うかなと、頭の中で彼と会話します。なんとなく彼が言うことがわかって、それが幸せです。
週末私が出かけたいと言うけど、彼はコロナがまだ落ち着いたわけじゃないからダメ!と言って、私がつまらない!出かけたい!と彼にあたるんです。そしてブツブツいいながら、近所で服を見たり、夕飯の買い物を一緒にしたり、父の日は何を作ってほしいか聞くんです。
でもこれもふと、彼がいないときがつくと、涙があふれます。どうして、私は家族みんなで笑いながら週末を過ごせないのでしょう。どうして息子の成長を、彼とワーワー言いながら写真撮ったり、動画を撮ったりして、喜ぶことができないのでしょう。
みんなが普通にできてること、なんで私だけできないのでしょう。