ブラックサークルでのトラウマについて
こんにちは。たまたまこちらのサイトを発見し、初めて相談させて頂きます。
過去のトラウマに対する心の整理の仕方についてです。
私は過去に、ある団体に属していました。(サークルのような感じです。)
その団体というのが少し変わっていて、トップの人(50代くらい)の精神論というか、美学というか、そのようなものを押し付けてくるような側面がありました。自分を犠牲にして、他者の為に動け。自分を無くしなさい。人に気に入られる事が幸せだ。そして、それが出来ない人に対する人格否定・・・(だから結婚が出来ない、社会でやってけない、みんなから嫌われる等)。
私自身、その団体に所属した当初はその人の考え方が正しい事だと思ってしまいました。この人の言う通りにすれば、なんとなく、すごい人になれるような気がしました。私自身の自分軸の無さ、未熟さももちろんあったと思います。
しかし、その団体で頑張れば頑張るほど、どんどん心が狭くなっていくような感覚がありました。
また、そのトップの人は重度のうつ病を患っていたのですが、他の、私より若い子達も、どんどんうつ病になっていきました。
流石におかしさに気が付き、数年前に無理やり辞めたのですが、悲しい事に、そこで染み付いてしまった精神論が、未だに自分の心を攻撃し続けてきます。
もう一生関わらない人達の事を思い出してしまうことも、自分の不幸の原因をその団体のせいにしてしまうことも、もう辞めたいです。自分も周りも過去も許せる人間になりたいです。
稚拙な文章で申し訳ありませんが、なにかアドバイス頂けたらと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「許せる人間」という言葉に感心いたしました
ゆうさんが仰るように、その団体での精神論は納得いくものではないと思いました。離れるのも勇気がいることだったと思います。しかし離れてもなお心は苦しめられるものなのですね...
”自分も周りも過去も許せる人間”、というのはつまり、「現在や過去を受け入れられる自分」という事だと思います。
確かにその団体での出来事や、人間関係は辛かったと思います。しかしその過去を無かったことにする、という事はできません。
だからこそ、ゆうさんも、「許せる人間」という表現を使ったのかと推測します。
過去は現在の自分に繋がっています。
辛い経験をされたゆうさんは、同じような経験をした他の方の気持ちを理解してあげられる貴重な存在でもあります。
納得いかない精神論に苦しむ方の気持ちを誰よりも理解する存在です。
過去を受け入れて、今の自分をもっと前向きに評価して、受け入れてください。
自信を持ってくださいね。
質問者からのお礼
小林恵俊さま
回答ありがとうございました。なかなか他の人に相談出来ていなかったので、丁寧に見て頂けて、心が休まりました。
他の方の気持ちを理解してあげられる貴重な存在という言葉に感動致しました。
自身の経験や心の傷を誇りとして、温かい気持ちで世界を見ていこうと思います!