次女にきつい言葉を発してしまいました。
最近三人目の子を出産してから、三歳の次女が赤ちゃん返りしたようです。
今までできていたことを「して」と言い、指示が通らずふざけたり、私の言うことを拒否します。病気かと思うくらい落ち着きがないのですが、保育士さんから園生活では問題ないと聞き、赤ちゃん返りかと思います。
次女と二人で買い物に行ったり、静かに話していると落ち着いていて可愛いです。
でも夫の帰りが遅く、三人の子を一人で見ていると、時にものすごくイライラし、矛先が次女に向かってしまいます。
先日、6歳の長女が入浴中に次女と言い合いになり、「もうお母さん、○○ちゃんのこと大嫌い!出ていけ!」と繰り返し、怒鳴ってしまいました。その時、私は本当に次女が憎く思いました。
そのあと大泣きしている次女をみて冷静になり、抱き締めて謝りました。
私は、子供に対して「言うことを聞く子供が可愛い」と思っているような気がします。子供は言うことを聞かないものなのに。自由に意思をもっていいはずなのに。
私は子供はみな大切だと思っています。でも言うことを聞かないときにものすごくイライラします。
次女に発してしまった「大嫌い」は、次女の傷になるでしょうか?
私はどうやったらいい母親になれるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一人で抱え込まない。
おはようございます。
回答遅くなりすいません。
言う事を聞く子が可愛いとおっしゃいますが、それは僕も一緒です。
ただ、逆の場合、
言うことを聞かない「子」が可愛くないのではなく、
言う事を聞かない「一面」が可愛くないのではないでしょうか。
ただ可愛くないだけでなく、子のいいところもいっぱい知っている。
だからこそ悩んでhasunohaに質問をいただいたのではないかと察しています。
子どもさんは自分の立ち位置を確認しています。
他人のことはよく見えます。
お姉ちゃんはいいな。赤ちゃんもいいな。
お姉ちゃん妹と比較すると次女さんは自分自身いいと思えない。
なので比較の世界では自信がないから、不安だから、試し行動をしている。
比較しなくても一緒にいれる買い物などは落ち着ける。
誰かと比べて指示が通る通らないの世界だと天邪鬼になる。
そんな風に見える部分もあります。
そこで、ご質問のお答えですが、
ぱんだまま様が次女に発してしまった「大嫌い」
傷は本来治りますが、
軽い傷でも何回も重ねると跡は残ってしまいます。
大人は大人なりに、子どもは子どもなりに
それぞれの事情を抱えて一生懸命生きています
ただ、その事情を抱え込んでしまうとぶつけ合いになりイライラになり互いに傷ついてしまう。
子ども三人いれば賑やかだけど、
いなくなると寂しい。
そんな娑婆も人間臭くて僕は嫌いじゃないです。
そのうえで、
思うことが伝わったり、願いが叶うのを当たり前でなく有り難いという見方。
寄り添えるかどうかは別でいいので
親子で一つのチーム。
それぞれが大事にしていることに聴く耳を持ちあえる。
3人兄弟姉妹の真ん中は、かまってもらいたい甘えたいと思う子がまあまあいます。
いろいろ大変だと思う毎日かもしれませんが、
ぱんだまま一家の健康と平和を念じます。
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お返事ありがとうございました。
カウンセラー時代の相談を思い出しました。
みんな違ってみんないい。
「みんな大好き」と「それぞれが大切」では伝わり方が違ってきます。
「長女の良さ」「次女ならではの良さ」を具体的に伝わると
比較や試し行動をしなくても私は私でいいんだに繋がる場合が多かったです。
参考になればご活用ください。
甘えさせて下さい
今まで出来ていたことに対して「して」とお子様がおねだりするなら「めんどくさいなぁ。そんなの、自分でできるでしょ。」なんて事は言わずにどんどん「して」あげて下さい。
今まで、三人目が生まれるまでは自分がお母さんから注目されていたのに急に、ポンと目の前に現れた赤ちゃんに、これまでピントが合わされていたお母さんカメラがそっちに移ってしまった…お母さんを横取りされてしまった感覚に陥ってしまった…だから、何とか視線を、お母さんの意識をこっちに向けようと子供なりに必死なんだと思います。
きっと、その子なりのお母さんに対する愛情表現でもあるんじゃないですかね?
ばんだまま様と二人で買い物や話をしてる時はお母さんを自分1人が独占出来て心が満たされているから気持ちも穏やかで落ち着いてる様
ですから、これからは甘えたがったら出来るだけあまえさせてあげて下さい。それから、なるべく三番目のお子さまのお世話をされている時は、二番目のお子さまも自分の傍において「赤ちゃん、可愛いね。」と話しかけてあげたり、「○○ちゃん、オムツ取ってきてもらっていいかなぁ。」と少しだけ育児のお手伝いをしてもらったりして、二番目のお子さまが家にいる時は、自分の近くに居させるようにしてみてください。そうすれば、病気かと思う程の落ち着きの無さも少しずつ緩和されていくかもしれませんし、育児をちょっとお手伝いしてもらうことで「私、お姉ちゃんになったんだ。」とお姉ちゃんとしての自覚を促すことにも繋がるのではないでしょうか?三人の育児でストレス、疲労感おありだと思いますし、怒鳴ってしまわれたことを後悔されておると思いますが、怒鳴ってしまった事は怒鳴ってしまった事として、そのことを後悔するより、その悔いる気持ちを胸に大切に閉まっておいて、優しさ、愛情、色々な気持ちで悔いる気持ちを塗り潰していかれる日々を重ねて頂きたく思います。
「今の私は双子を育ててるんだ。」位の山の様にどっしりと、何事にも動じない心、「大心(だいしん)」の言葉の如く大きな懐、心構えで「今しか、この育児は味わえないんだ。」と苦しい時も楽しい時も、その1コマ1コマを噛み締めて下さい。
後、イライラしたらすぐ怒らず、一呼吸おいてみて下さいね。
釜田 隆介 合掌
質問者からのお礼
「次女は、自分自身いいと思えない。」の言葉に大変ショックを受けました。私は次女のこともものすごく大切だと伝えてきて、当然そう受け止めてくれているものと思ってましたから。だから「次女は自信がないのかもしれない」そのことに思い当たらなかったのです。
次女が産まれたとき、長女に育児に参加してもらっていました。今はといえば、全くです。
赤ちゃんを産むまでは毎日「長女も次女も、お母さんの宝物だよ」と伝えていました。今はできていません。
私は三人の子供たちを大切に思っています。愛されているという自信を持ってもらえるよう、笑顔で過ごしていきたいと思いました。
お二人には素敵な言葉の数々を、ありがとうございました。