認知症の義父とどう関わったらよいのか
回答 2
有り難し 17認知症で透析を受けており要介護2の義父のことです。近くのホームに入居しています。
義父母は生まれ育った田舎で夫婦で暮らしていましたが、義父が透析を受けることになり、義母は体が弱いこともあって義姉が自分のマンションへ引き取り同居を始めました。いざ同居してみると年老いた両親のわがままにかなり振り回されたのでしょう、義姉も限界になり、2年前に我が家へ来てもらいました。
義父は、透析で水分食事制限があることが理解できず興奮して怒りだしたり、夜間徘徊して警察に捜索願を出したり、便失禁もするので目が離せず、私はパートをやめて義父につきっきりの毎日になりました。正直、仕事で夜の何時間かしか義父と接しなくていい夫への不信感も大きくなるばかり。
私は10年ほど前から炎症性腸疾患の持病があり通院しています。同居を始めてからは症状も悪化し、夜も眠れなくなってメンタルクリニックへも通い始めました。
そんな状況をケアマネにも相談にのっていただいており、透析を受けている病院のサ高住に夫婦で入居させてもらうことができました。
昨年義母が老衰で亡くなり、義父は1人になり認知症が進んできたように思います。2月末からコロナの影響で施設も面会謝絶になり、しばらく会えていないので、そのせいか義父は私たち夫婦に見捨てられた、財産を取り上げられたと興奮するようになってしまいました。毎日のように手紙を書いてきて、俺の金を返せ、お前たち夫婦は頭がおかしい、馬鹿人間、と罵られ続けています。もちろんそんな事実は全くないし義父の妄想です。文章は書けるので、裁判所や病院長、田舎の郵便局長宛にも投函する始末です。親戚や義姉にも、私が夫をそそのかして自分の財産を取り上げたと手紙を出すので、もう心が折れてしまいました。赤いペンでぎっしり書き詰められた手紙は恐怖さえ感じます。
少しでも穏やかに余生を送れるようにと、好きな物を作って面会に行ったり、一緒に買い物へ出かけたりして楽しい時間を作っていたのに、突然義父は私のことを被告人、泥棒、などと人に言い始めたのです。もう義父のために何もしたくないと思う私は冷たい人間でしょうか…自分のイライラが夫にまで向いてしまって自分がいやになります。こんなに苦しくても義父は認知症だから笑顔で接しないといけませんか？
お坊さんからの回答 2件
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かなり進行した痴呆です。
ご質問拝読いたしました。
ほんとうに、
ほんとうに、
よくやっていらっしゃる。
と感心いたしました。
実の父親ならまだしも、
義父さまですから、
なおのことだと思います。
義理のお姉さまも、
ある意味、お手上げになって、
お鉢が回ってきたわけです。
妄想、妄念、
とりわけ被害者意識が、
強くなっていますね。
最初はどうしたのだろう？
と心配しますが、
そのうちにお手紙を
もらった方々もまたかと、
相手にしなくなりますよ。
施設の方もこの辺は、
うまく配慮していただけたらと、
思いますよ。
残念ながら、
訪問されてもどこまで、
理解されているか疑問です。
また、
ご主人さまには、
もう少し、
自覚を持っていただきたいですね。
あなたが抱えるには、
重すぎますよ。
まずは、
離れましょう！
いまは関われば関わるほど、
関係が悪化するように、
思います。
お嫁さんという
義理の関係ですから、
余計に微妙ですよ。
まずは距離を置く、
面会も控える。
会わなければ印象は、
少しづつ薄れていきます。
お手紙で非難されることも、
なくなるでしょう。
あなたももう限界ですよ。
ご無理はされないでください。
あなたの介護なしでも、
義父さまは大丈夫です。
施設の方にお任せしましょう。
訪問はご主人さまに、
任せかたらいいのです。
じつのお父様ですからね。
身体も心も解放してください。
コロナ禍も油断は禁物ながら、
小康状態です。
小旅行や温泉にでも行って、
解き放ってください。
あなたにこそ、
休養が必要です。
どうかご自愛くださいませ。
関係者を味方にしましょう
shyさんのご心労、お察しいたします。認知症のお父様の被害妄想にお悩みですね。経緯を拝見いたしますと、shyさんの心が折れるのも無理はないと感じました。
そこで、何かお力になればとお話させていただきます。お父様の手紙攻撃等問題行動を止めることは残念ながら出来ないでしょう。手紙の内容が根も葉もないもので、事実ではないことを証明できたとしても、関係者にそのようなものが届くことはshyさんはじめご家族にとっても多大なストレスです。ここではまず、手紙攻撃が届くと思われる関係者の方に実状を知ってもらうことが先決です。家庭の内部を知られることに抵抗が生じますが、知られないことによる今後のデメリットの増大を考慮すると致し方ないと思います。お父様の認知症の実状を知ってもらう（相談しても良いでしょう）ことにより、味方になってもらうのです。そのことで、新たな手紙攻撃が関係者に届いても、今までよりは少しshyさんの気が楽になると思います。また、関係者からの協力も得られるかもしれません。
認知症の方の問題行動による影響は様々で、これ！というマニュアルが無いのが厄介だと思いますが、shyさんやご家族のストレス軽減を最優先にご自愛いただけたらと思います。
質問者からのお礼
とてもあたたかいお言葉とアドバイスをいただき、ありがとうございました。早くに亡くした母からの言葉のような気がして、読みながら涙が溢れ、すーっと心が軽くなった気がします。考え方を変えて過ごしてみようと思います。今日はこのまま眠ってみます。本当にありがとうございました。
優しいお言葉とアドバイスをいただきありがとうございます。考えてみれば、コロナ禍で友人にも、遠くにいるたった1人の家族の妹にも会えず、話を聞いてもらう場がなかったように思います。義父が入居している施設は、大変親身になって一緒に考えて下さるスタッフさんばかりなので、力になってもらえると思います。少し心が軽くなりました。前を向けそうです。
本当にありがどうございました。
