初対面で怖がられる
職場の部下の女性が仕事のミスを立て続けに起こしてしまい仕事が怖く、上司である自分も初対面の頃から怖くて続けられないという理由で辞めてしまいました。
私の仕事は食品小売業で今回オープン新規立ち上げの部門責任者としてオープンから二ヶ月やってきました。
新規立ち上げですので働いてくれてるパートさん等も初めてで仕事内容も熟知しているわけではないので、その分こちらが「これはダメだよ」「こういうとこはいいね!」とダメなものはダメ、良いところはいいねと褒めてきたつもりでした。
しかし、今回長時間パートの29歳の女性が辞めてしまいました。
彼女は仕事の覚えもよく頑張ってくれていたためかなり重宝していました。
ただここ最近1ヶ月ミスが多くなり、仕事時に作業場、滑りやすい場所で走ったり、脚立から飛び降りたいと危険な行為を急いでいるからという理由で何度注意しても治らなかったため怒鳴ってしまいました。
自分を傷付けてまで周りのために焦って仕事をする姿があまりにも痛々しく、また彼女自身の体も大事にして欲しいと思い「自分を苦しめないで自分を大事にしよう」といいました。
そこから彼女のミスが多くなり気を付けよう、ここから学んでこうと励ましているつもりでも緊張してしまって繰り返しミスを続けてしまっていました。
それからも本人から相談があり仕事後に二時間くらい泣いてる彼女を宥めつつ悩みを聞いたり、こういうところは君の強みで俺は助かってるよと自分の本心を語り励ましてきました。
そして最近商品の異物混入を立て続けに起こしてしまい、さすがに見たことも内容な異物混入事例でしたので、「流石にこういう混入は見たことがない。これは本当に気をつけて欲しい。」と強目の口調で言ってしまいました。
そしてその日の彼女の休憩時に店に彼女から電話が来て「もう仕事のミスが怖い。チーフも会ったときから怖い。チーフが他の人を叱ったり注意してる姿も怖い」と言われそのまま会わずじまいで辞めてしまいました。
正直初対面で怖いからと今まで我慢してきたという言い方と自分が彼女を追い込みすぎたのかという思いでかなりショックです。
どうしたら良かったのかと考え続けてもしょうがないですが、今も後悔の念もあり苦しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仕方ないと思います。
ご質問拝読いたしました。
あなたには、パートさんへの、
思いやりがあり、
成長して欲しいとの、
上司としての熱意と誠意を
強く感じました。
また、一方的に
注意指導するだけではなく、
時間をかけて、
フォローアップしています。
厨房や調理室では、
ノンスリップの靴を履く、
絶対に走らない。
これは鉄則です。
異物混入これは致命的です。
お店に出ていたら、
保健所の検査が入り、
営業停止になっていたかも
知れませんね。
危機一髪でした。
今更辞めてしまった彼女を
惜しんでも、
また、
責めても、
もちろん、あなたは、
人を責めたりはしないでしょうが、
詮無いことです。
一言で言えば、
彼女には向かなかった。
彼女には、
多少ルールを破ってもいい、
のびのびできる職場が、
むいていると思います。
どこの職場でも、
禁忌、やってはいけないことが、
あります。
愚僧は骨接ぎをしていて、
一応、免許を持っています。
だいぶ前になりますが、
電気治療器のレベルを
いきなり上げる職員がいました。
何べんも何べんも、
注意しました。
下手をすると、
患者さまが心臓麻痺や
ショックを起こす可能性が
あります。
また、
患者さまは、
お一人お一人感受性が、
違うので不快感を与えます。
ご本人に確認しながら、
徐々にボリュームを、
上げるように再々、
注意していましたが、
ある日とうとう、
患者さまからの悲鳴が
上がりました。
飛び込み、
緊急停止するとともに、
患者さまに深くお詫びして、
ことなきを得ました。
私もついつい、
この職員を思わず、
怒鳴りつけてしまいました。
怒鳴りつけたことは、
あとでお詫びをしましたが、
この職員は、
施術から外しました。
いたたまれくなり、
そしてこの職員は、
辞めていきました。
愚僧も同じように、
悩みました。
しかし、
今考えると、
大事故を起こさずによかったと、
思います。
医療事故を起こせば、
再起不能になります。
患者さまに対して、
償いきれない贖罪を負った、
可能性があります。
人を大切にする、
いまのあなたの気持ちは、
どうか大事にしてください。
お客様第一はもちろんですが、
一緒に働く仲間は、
御縁を大切に、
大事にしたいものです。
彼女の活躍を
陰ながら祈りましょうよ!
どうかお幸せに。
質問者からのお礼
回答頂きありがとうございます。
二日前に彼女が店の方に退職手続きに来たようで、一先ず彼女の安否が確認できて安心しました。
ただやはり自分の部署には顔が出せないということだったので少し残念でしたが仕方ないです。
しかしその中でも別部署の仲の良いパートさんに挨拶はしたようで「自分がどれだけ温室育ちだったか分かりました」「言われたこととかは紛れもない事実でミスばかりして居辛くなってしまった」「次に進む為に資格で大型免許を取ろうと思っています」と語っていたそうで少しでも前向きに次を考えているようでした。
それでも大型免許とかいきなりぶっ飛んだことまた言うねとパートさんも心配してましたが、彼女のこれからの人生をお祈りして、今これからの自分のやるべき事やスキルアップの為の資格取得を自分自身も頑張らなければと新たに決意できました。
今回はありがたいお言葉を頂き本当にありがとうございました。
今自分がするべき事、進むべき道を見失わず、自分についてきてくれている部下達を引っ張って行けるようこれからも精進していきます。