他の方への回答を自分も受け取って良いのか
回答 5
有り難し 139いつも大変お世話になっております。
ハスノハで自分に対して頂いた回答を、ありがたく読ませて頂いていますが、他の私と同じく悩まれている方の回答もまた、ありがたく読ませて頂いています。
そこでふと思ったのですが、他の方への回答を、自分に重ね合わせて受け取っても良いのか？という事です。
私は強迫観念があり、何でも事細かく確認して合っていないと、その答えを受け取る事に非常に不安感があります。例えば、私の相談内容に一言一句誤りは無いか、無意識に誤魔化したりしていないか、本当に事実を説明できているか。曖昧ではないか。そうでないと、せっかく頂いたアドバイスや回答を、心から受け取る事をおこがましく思ってしまい、素直に受け入れられないのです。
ですから他の方への回答で、あぁ、心に響く良い言葉だなぁ…と感じても、果たしてそれを本当に、自分が受け取っても良いのか。私の罪深さ(過去の病気による中絶)とは比べ物にならず、私なんかがこのようなありがたい言葉を受け取るなんて、許されないのではないか。当てはまらないのではないか、と考えてしまい、とても苦しいです。
実際はほぼ説明できており、他の方の悩みも自分と大差ないような事がほとんどです。
お坊さんのありがたい言葉達を、私は受け入れる資格はありますか？
お坊さんからの回答 5件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どうぞ受け取って下さい
こんにちは、初めまして。
「他の方への回答を、自分に重ね合わせて受け取っても良いのか」とのお尋ねですが、勿論そう受け取って良いと思いますよ。私は、普段、質問者に向けて書いているつもりですが、第三者に向けても書いているつもりです。
恐らく読み手の方は、同様の悩みの人がいるというだけでもホッとするでしょうし、解決や安心への糸口になることもあると思います。
あなたは、「何でも事細かく確認して合っていないと、その答えを受け取る事に非常に不安」と言われています。事実の詳細や文言、質問者と回答者の意図が１００％一致することは、恐らくありえないでしょう。プライバシー上話せないこと、質問者と回答者のどちらかの思い込み、言葉についての印象の違い等々、すれ違う原因は星の数ほどあります。
しかし、その限られたやり取りの中、心のやり取り、解決への方策を考えていくところにこのサイトの意義はあると思います。ですから、誤解を恐れず質問したら良いし、誤解している可能性も含めて自分へ向けられた言葉だと受け取っていけば宜しいのだと思います。このことは、当サイトに限らず、人間のやり取りは全て誤解を前提としている、といっても過言ではないと思います。
ですから、「私なんかが」と卑下することなく、また「ありがたい言葉達を、私は受け入れる資格」の有無を問うことなく、あなたのお考え、お心そのままに受け取って頂ければ良いと思います。それが人間が助け合っていく、コミュニケーションをしていく唯一の方法ですから。
ご参考まで。
もちろんOK。でもあなたに合わない場合もある
こんにちは。
もちろん、他の方の問答を受け取って良いですよ。お坊さんにとってもそれはとてもうれしいことです。hasunohaは、回答の後に「有り難し」ボタンがついていて、有り難いと思った人は誰でも「有り難し」ボタンを押すことができます。押された数字がでます。これをみるとわかるように、多くの方が、同じような事に悩み、自分にあてはめ、ありがたいと感じて「有り難し」を押してくださっていることがよくわかります。あなたの過去の問答にも、たくさんの「有り難し」がついています。それだけあなたの質問に多くの方が共感し、お坊さんの答えに安心を得ていただけたものなのだと思います。あなたも他の方の問答を読んで、良い回答だ、心に響いた、安心が得られたと思ったら、それはあなたにも向けられた言葉だと思って、どしどし「有り難し」を押してくださいね。お坊さんたちにとっても「有り難し」は励みになります。
一方で、時々、他の人の回答を見た方（質問者本人でない方）から「この回答を読んで傷つきました」とか「ますます不安になりました」などと質問が入ることもあります。もちろん基本は、質問者と回答者の会話ですので、読んでいるあなたには合わない場合もあります。もし読んでみてあなたが傷ついてしまったり更に不安を感じてしまうようなことがあったら、それはあなた向けではなかった、ということです。それは受け取らず忘れてしまいましょう。それに対し深く落ち込むことのないようにね。
僧侶は派遣社員
こんにちは。
僧侶はお釈迦様から「悩み迷える衆生の力になってあげなさい」という勅命を受けた者のことです。ですので、苦悩している方の相談に対する返答は、すべての方々に通じるものであります。受け入れることに対して、資格なんてものは必要ありませんよ。あなた自身に申している言葉と捉えて頂いて結構です。
それと。あつこさん、もう少し自分を大切にされて下さい。過去の事柄に起因しているようですが、自分は許されないと思ってしまったら、お釈迦様も悲しみますよ。
「今此の三界は皆是我が有なり（我々の生きている世界はすべてお釈迦様の世界である）其の中の衆生は悉く是れ我が子なり（その世界の生きとし生けるものはすべて吾が子なり）而も今此の処は諸々の患難多し（しかもこの世界はたくさんの苦悩に満ちている）唯我一人のみ能く救護を為す（ただ私のみ皆を苦しみから救い護るのである）」
と、法華経に説かれています。
あつこさんも、お釈迦様の子供の一人なのです。ご自身を愛し、大切になさって下さいね。
もちろんです
拝読させて頂きました。
もちろんです。様々な方々のご質問や様々なお坊さんの回答は誰でもが受けとることができるのです。
あなたは独りではありませんし、皆さん独りではありません。ですから悩みや迷いや苦しみをみんなでここでも持ち寄りながらお互いの思いを分かち合い、そして生きる糧やヒントやきっかけをつかんでいき、みんなで生きていければいいかと思ってます。
あなたをいつもお待ちしてます。同時に皆さんをいつもお待ちしてます。
どうかこのご縁やお話も大切になさって下さいね。
良いですよ。
その相談内容を読まれて共感できるなら
我事として受け取ってくださっても大丈夫です。
我らも
その相談内容だけを読んでお答えしているので
その人だけに当てはまるような
特有の回答にはなりえませんから。
質問者からのお礼
皆様、ありがとうございました。回答を読み、心から安堵致しました。
これからも心の糧にさせて頂きたいと思います。
