生きていくことが辛いです
回答 1
有り難し 8お話を聞いて頂き、ありがとうございます。
私の家庭のことで家族からの裏切りと絶望感・孤独感を感じており、
どういう風な心構えで生きていけば良いのか分からず相談しました。
私は独身の為、家族というのは父・弟とになります。
私の悩みというのは、思春期の頃から恐らく続いているものです。
母は私が中学３年の時に不倫をして出て行っています。
その後父子家庭になり、私が高校3年・弟が中学２年の時
父は身赴任で私達二人を置いて出ていきました。
一週間に１回は新幹線で帰ってきてくれたのですが、その間子ども二人だけの生活というのは凄まじい物がありました。
親が離婚したということの傷が癒えず片親が遠くへ行き、私は大学受験。弟は高校受験を控えていました。
弟が非行に走るのではないか・今後のこの家族はどうなってしまうのかという
心配もあり、その後私は大学に合格したものの、不登校になり鬱を発症してしまいました。
でも今は大分回復し福祉関係の仕事を続けています。
弟も高校に無事合格し、今は医療関係の職についていて、
ようやく、この家族は心から笑える日がやってきたと思っていました。
ある事件が起こるまでは。
二年前の12月に父方の祖父が亡くなり、１月１日に弟から話があるとのことで父にいる実家に３人で集まった時のことです。
父は私達２人とは大分離れて暮らしている為、父がひとりで今後どのように生活していった方が良いか今すぐでなくてもある程度目途をつけた方が良いのではということを話しました。
そうすると、弟が「何で今そんな事話さなければいけないの？父に失礼だ。金目当てなのか」と言われ、また「20年以上前から色々なこと細かいことが全て許せなかった。全部謝れ」と言われました。
そして父からも「何で謝らないのか。謝れ」と言われ二人から攻め立てられました。
また、弟はこれらの事を総合して「父の面倒は俺が見る、お前はもういい」と言い放ちました。
私は目の前にある出来事が信じられず、ショックで当初はPTSDみたいなものにかかっていました。私は中学の時から、この家族がバラバラにならないよう長年努力してきたつもりです。しかし、こんな出来事で水の泡になってしまい、また信じていた家族に裏切られるとは。。本当にショックで、今は世間の皆が家族や恋人を信じて生きていることを別世界のように感じています。
お坊さんからの回答 1件
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自分自身を癒してください。
すずらん 様 相談ありがとうございます。
両親の離婚、その後の父子家庭、そして父親の単身赴任
あなたが言う「凄まじいものがありました」の言葉に
家族を支える、強い責任感というものを感じました。
母がいない家庭に、長女として、それ以上の役割をあなたはしてきたのですね。
しかし、それが後々、弟や父親に、あなたが家事等を引き受けて支えたことの苦労を解かってもらえていなかったということになったのでしょうね。
私はあなたを敬います。陰になり日向になり頑張ってきたのです。あなたは。
そりゃ、鬱に成ったり、PTSDになったりしますよ。理解者である人が理解してくれなければ。他人を信じられなくなったりします。当然の反応です。
だから、あなたは自分自身を癒してください。
まず、自分の好きなこと、気楽に出来る事を何か始めて下さい。過去に感動したことは何ですか？そんな中から自分で出来そうな事をトライしましょう。
楽しく出来る事を何か続けて、自分を癒して、自分に思いやりや愛情を向けていきましょう。疲れた時はしっかり休み、エネルギーを蓄えましょう。
自分の人生は自分が主人公です。家族の為に疲れたあなたは、しばらく自己中でいいのです。あなたが自分を犠牲にせず、自分を大切にしながら、好きなこと、感動できることを続けて、自分に思いやりをむけて、自然な笑顔が出るようになれば、きっと信頼できる人が顕れます。
それは、自分に向けた思いやりが他人に向けられるから、自分も他人も嬉しくなっていくからです。
ですから、しばらく、自分に優しく、愛情を向けて、自分の心を癒して、自分の中に思いやり貯金を蓄えていきましょう。
試みてくださいね。
一礼
追伸：お礼メッセージとおきもちありがとうございました。そうですか、ケアマネージャーをなさっておられて、素晴らしいことです。対人支援として、やはり自分に思いやりを向けることは大切です。今の自分の状態を客観的にみることも必要ですね。上手く行かなこともあれば、ストレスが溜まることもあるでしょう、どうぞその時は、自分の中に溜めないで、嫌な気持ちを吐露してください。喜びも辛さも共感しあえた方がいいのです。何なりとお話しください。このたびのご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
釋 孝修様
お話を聞いてくださり、そして回答を下さって有難うございます。
私のこれまでのこと、家族のことは詳細は誰にも話したことはありませんでし
た。それだけに、今回、回答を下さったことが私にとって大変な励みと自信に繋がっているように感じます。
そして、なぜか今回投稿した事で、過去は過去と前向きに考えられるようになってきており、なるべく明るく生きていきたいと思うようになってきました。
私は現在、ケアマネという職業についており、利用者や家族の悩み等を聴く立場にいます。釋様のお言葉「自分を癒し、そして人に優しくする」という事を教訓にしながら、将来、人の苦しみや悲しみに少しでも共感できる人になりたいと思いました。
真心をありがとうございました。
