3人目の中絶を考えています。
1歳と4歳の子どもを持つ既婚のワーキングマザーです。最近仕事に復帰しました。人間関係を築くのも不器用なので、なんとか心のバランスをとりながら仕事と子育てをしています。
そんな中、夫とのたった一回の行為で、避妊していたはずが妊娠をしてしまいましま。3人目は経済的にも、物理的にも難しく、中絶を考えています。(近くに頼れる人が全くいません。二人で子育てをしています)
私が仕事をずっと続けていける心の強さがあれば、また経済的に不安がなければ、産めたのかもしれません。
車も無い経済状況で、3人目がどうしても育てられないのです。
しかし中絶して、この先耐えられるかもわかりません。どうしたらよいのかわからないのが正直なところです。
子どもの命を自分で摘んで、前向きに生きていけるか、悩んでいます。
生き辛さを常に感じている。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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今は悩みに悩んで選択を
ご相談拝読しました。
想定外の妊娠の現実にお悩みなのですね。中絶を考えてはいるが、その後のご自身の心境を考えると不安や恐れもあるのですね。
確かに中絶の選択をした方で罪の意識から何度も何度もhasunohaに質問を繰り返す方もいます。私個人としても中絶は避けられるなら避けて欲しいと感じる選択肢ではありますが、避けられない現実も人間社会にはあるということは頷かざるを得ません。
一方で他に選択肢が無いわけでもありません。民間団体を通じて養子に出す方法や、児童相談所を通して児童養護施設入所・里子・養子という方法もあります。
もちろん一番は生みの親の元で愛されて育つことだとは思います。でも子供には生まれの境遇を受け入れていく力もあります。生んでくれたという事実に生みの親の愛を見出し、その後の境遇においても力強く生きていく子たちもいるのです。
中には出自の縁を受け入れられず精神的に安定しない場合もありますが、そうした場合の多くは大人の都合によって子どもが振り回されているものだと思います。すなわち決断しきれず中途半端に関わりも持ち続けたり、口ではいつか迎えるといいながら行動が伴わないような場合です。
でも自分では育てられないけれども別の環境で幸せに生きていってほしいという生みの親の覚悟がきちんとしているならば、その子はいつかその覚悟を引き受けて歩んでいきます。
色々考え出すと余計にしんどいかもしれませんが、妊娠してしまった以上今は選択のその時まで精一杯考える事がその子への愛でしょう。
どんな選択肢をとるのもあなた方次第です。お話をお聞きする事しかできませんがhasunohaにご相談くださればその時まで、またその後も共に考えさせていただきます。