母親を殺したいと思ってしまう
毎日母親を殺したいと悩んでいます。
母は自分が一番かわいそうで一番エライと思っていて、認知症のせいで理性が無く自分勝手な言動しかしません。
父が末期のガンで入院予定なので、一時的に離れて暮らしている私が実家に帰ってきて、家事をしています。
母は右半身に障害があり、家事の一切ができません。私にも自分の生活があるので、実家には長くはいられません。せいぜいひと月やふた月に一度様子を見にくる程度です。
母を施設に入居させたいのですが、待ち人数が多く順番を待たなければいけないため、その間はデイサービスやショートステイ、ホームヘルパーなどでどうにか生活をしてもらおうと、母のケアマネージャーとも話してあります。
このことは何度か母にも説明したのですが、お金がかかる、なんでも盗まれる(認知症の物盗られ妄想)、知らない人と一緒に暮らすことや家に入ってくることなど全てが嫌だと言い、しかも次の日にはそのことを忘れてしまい父がガンであり入院することも、自分が一人で生活しなければいけないことも何度説明しても理解できません。
父はトイレに行くのもやっとで、少し動くだけで極度に息切れしてしまうのですが、それを目の前で見ているのに、少し足がぶつかったとか、父の入った後のトイレが汚れてしまっていることにキレて、大声で文句を言い、ちょっと嫌なことがあると「生きるのが嫌になった。私なんか死んでもいいんだ」と私や父の前で平気で言います。
生きたくても生きられない父と、その世話をしに、両親のために仕事を休んで実家のある田舎にきている私の前でです。
母は昔から自分勝手で、何度も私と口論になっては、上記の言葉を発します。
小さい頃は母に何度も殴られたり締め出されたりと虐待もされてきました。なので歳をとってわがままに拍車がかかり、人の気持ちを考えない発言しかせず、今後のことを考えてくれない母がなぜ先に死なないのか、末期のガンなのはなぜ母では無く父なのかと私は毎日怒りと悲しみで泣く日々です。
できることなら母を放り出して父の世話だけをしてあげたい。
母を殺してこの苦痛を消し去りたいと毎日考えてしまいます。
私は一人っ子でまだ未婚です。
誰かと協力して解決というのも難しいです。
このままでは本当に母を殺してしまいそうです。
初めての相談で長文乱文になってしまいましたが、どうぞよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
速やかに支援を受けましょう
拝読させて頂きました。
あなたがご両親様の病により大変追い込まれていらっしゃること心身ともに限界にきていること、大変苦しんでいらっしゃることを読ませて頂きました。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
今あなたもご両親様の状態も限界ではないかと思います。ご両親様の生命や生活も大切です。そしてあなたの生命や生活もとても大切です。
速やかにケアマネジャーさんケースワーカーさんや担当医や医療機関や自治体の相談窓口にご相談なさり、あなたの状況や思いをお話なさり、速やかにサポートして頂きましょう。
お母様についてはやはり施設での介護も必要かと思います。詳細については専門家の皆さんにご対応してもらいましょう。
今のままお母様のお世話なさることは正直無理だと思います。
私たちには限界がありますし、それぞれが自分の人生を生きていますからできるだけ他者の支援を受けるようになさって下さいね。
またあなた自身もあなたの中だけで気持ちを抱え込まずにここでも或いはケアマネジャーさんやカウンセラーさんにもお話なさり、あなたのたまった思いを吐き出して下さいね。
そして少しでも気持ちを軽くなさりリセットなさって下さいね。
またあなた自身をいたわりできるだけ休みを取りましょう、なかなか不安で眠れないかもしれませんが少しでもゆっくり睡眠をとってあなたの生活を安静になさって下さいね。
私たちは独りで生きているのではありません。沢山の方々と一緒に共に助け合いながら生きているのです。あなたの抱えていることをどうか他者に積極的に担って頂きましょう。
繰り返しですがご両親様が生きることは大切ですし尊いことです、そして何よりあなたが生きることは本当に大切なことです。
あなたの負担が大幅に軽減してご両親様も皆さんのサポートを受けながら安心して毎日を生きていかれます様心よりお祈りさせて頂きますね。
またあなたの思いをお聞かせ下さいね。
「まあさてあらん」親鸞
"認知症のせいで理性が無く"
認知症の親を抱えるあなた様のご苦労、心よりお察し申し上げます。
しかしながら、自分でもどんなに苦しんでいるのか分からないほど、どこまでも深い奈落の底にいらっしゃるお母様の苦悩にも、同時に衷心よりお察し申し上げたいと存じます。拝
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
そうか、私は限界なんだ。と気付かせていただきました。
気づけたことで少し気持ちが楽なったというか、限界だからしょうがないよね。と思いつめていたものが少しだけ解けたような気がします。
まずは母のケアマネージャーに今後のことを話せたらと思います。
先程親しい友人に泣きながら今の私の気持ちを全てぶちまけたせいもあってか、少し落ち着きました。
また辛くなったら相談させていただきたいと思います。
ありがとうございました。