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保護猫にしたことを後悔

回答数回答 3
有り難し有り難し 34

ケガしてついてきた猫を保護しました。
里親さんを探すつもりでしたが、一週間経った頃、発情か始まり夜鳴きするようになりました。
ペット不可でしたのて、近所迷惑になることが怖く、さっさと終生飼養施設に引き渡してしまいました。
人懐こく、人が大好きな子だったのでおうちの子としてどなたかに預けたかった。
後悔ばかりです。
4月にペット不可に関わらず飼っていた猫を亡くしました。
その子の生まれ変わりかもしれなかったのに、自ら切り離してしまったこと後悔してます。
毎日あの子を思いだし泣いてます。
これからの気持ちの持ちようを教えてください。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【いそぎ仏になりて】『歎異抄』

慈悲に聖道・浄土のかはりめあり。聖道の慈悲といふは、ものをあはれみ、かなしみ、はぐくむなり。しかれども、おもふがごとくたすけとぐること、きはめてありがたし。浄土の慈悲といふは、念仏して、いそぎ仏に成りて、大慈大悲心をもつて、おもふがごとく衆生を利益するをいふべきなり。
 今生に、いかにいとほし不便とおもふとも、存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終なし。しかれば、念仏申すのみぞ、すゑとほりたる大慈悲心にて候ふべきと云々。『歎異抄』『第四条』

"ケガしてついてきた猫を保護しました"
あなたのした事は、決して間違ってはいなかった。ケガをした猫を放ってはおけない【慈悲】の真心は誰がなんと言おうと本物だった。

しかし、残念なことに、どんなに心に強く思っても、猫を最後の最後まで面倒見切る力は、少なくとも今のあなたにはなかった。あなたにできることは全部やったのかもしれない。それでも、やっぱり足りないものは足りなかったんだ。できないものはできなかったんだ。

こうなったら、次、またあなたに助けを求めてくる者が現れた時、今度こそ最後まで助け遂げることができるよう、「助けることができる者」になっておくしかない。

南無阿弥陀仏 拝

hasunoha.tenrakuin@gmail.com

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おきもち

【公認心理師】 【レンタルお坊さん】活動中。 とりあえず何でも相談して...
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それはお辛いですね。

でも
それ以外に方策は無かったのですから
仕方が無かったと思います。

ケガも治してもらったし
終生飼養施設にも連れて行ってもらえたのですから
猫ちゃんにとっても
それでもう充分ですよ。

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おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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新しいことに目を向けてみませんか

拾った猫を終生飼養施設に引き渡してしまったことを後悔されているのですね。
ペットを飼えない住宅ならペットの鳴き声は騒音になるので、他の住人の迷惑を考えれば正しい判断だったのではないでしょうか。
以前も猫をペット不可の住宅で猫を飼われていたのですね。見つからなければ飼ってもいいとは思いません。ルールは守るべきです。くーさんは今回そのルールを守られたのですから、良かったのではないでしょうか。発情せずに大人しくしていたら、また、飼うことになったかも知れないからです。
私も昨年、捨て猫を拾い、病気も持っていたので、獣医さんに診察してもらったり、薬を飲ませたり、家族は猫アレルギーがあったりして大変でした。色々相談しましたが、何もしてもらえず、たまたま運よく里親が見つかったから良かったですが、里親探しも早く見つけないと、猫が大人になってしまうので、とても難しいです。くーさんは最善を尽くされたのではないでしょうか。終生飼養施設に預けられたのですから、猫も幸せに暮らしているはずです。
確かに飼い猫を亡くし、拾った猫を手放されて苦しく寂しくて、後悔される気持ちも分かります。でも、大事にし愛した猫たちの記憶は消えませんし、クーさんの心に生き続けています。まずは、愛おしい猫たちの記憶を大事に横に置いて、新しいことに目を向けてみませんか。

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おきもち

質問者からのお礼

和田和子様
ありがとうございます。
決まりごとを守れないで、ひとつの命を預かるなんて確かにおかしな話ですね。
私のそういうところから直していかなければ、新しい子との出会いもないのかもしれないです。

和田隆恩様
ありがとうございます。
最低限、ケガを治して、ご飯、雨風しのげる所を与えることが出来たことだけは良かったのかなと思えてきました。

転落院様
ありがとうございます。
>猫を最後の最後まで面倒見切る力は、少なくとも今のあなたにはなかった。あなたにできることは全部やったのかもしれない。それでも、やっぱり足りないものは足りなかったんだ。できないものはできなかったんだ。
こうなったら、次、またあなたに助けを求めてくる者が現れた時、今度こそ最後まで助け遂げることができるよう、「助けることができる者」になっておくしかない。
大変心にしみました。
本当にこの通りです。
今の自分ではあの子を守り抜く事が出来ませんでした。
精神的にも経済的にも。
人生の折返し地点ですがこれから頑張って、今後同じような事があった時には、迷いなく一緒に生活出来るようにしたいと思います。

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