職場
あい女性/50代
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有り難し 28
葬儀が行われるセレモニーホールで清掃の仕事をしています。
1人になる事も多く、見えない者が見えたり、聞こえないはずの音が聞こえたりしたらどうしょうと、思う事があります。
行為う所で働く時の心構えなどをアドバイスいただきたいです。
また、安置されている故人の方への接し方、お参りの仕方などありますでしょうか?
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「故人」は人間である
こんにちは、初めまして。
「見えない者が見えたり、聞こえないはずの音が聞こえたりしたらどうしょう」とのこと。すると、少なくとも今の段階では「見えたり」、「聞こえたり」はないということですね。
私は、その「見えない者」「聞こえないはずの音」についてはよく知りません。あるとも、ないとも言えない。単に知らないのです。
ただ人間は、独りになったり、暗闇に身をおいたり、死を連想させる場面に居ると、防衛本能的に不安になる、というのは正常な反応としてあると思います。これはこれで致し方のないことだろうと思います。
「安置されている故人の方への接し方」とのことですが、あなたはその「故人」が「見えない者」「聞こえないはずの音」と関連性を持って見ていませんか。そういった想像ではなく、「故人」の生前の姿、歴史を想像してみませんか。どんな人だったのだろう、どんな仕事をして、家庭があって・・・と想像すれば、それは全く違った接し方になるでしょう。そう、ひとりの人間として接するのです。
そして、そのお姿に敬意を表して、頭を垂れるなり、手を合わせるなりすれば宜しいと思います。
ご参考まで
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有り難し