人付き合いが苦手です
私は人付き合いが苦手です。
周りの人の何気ない表情の変化や仕草に傷ついてしまいます。
人に話しかけるのにとても勇気が要ります。
誰のことも傷つけないように、誰にも傷つけられないように、一人で森の中に住んで自給自足の生活をしたいと思うこともありますが、生きていくためにはお金が必要です。仕事をしなければいけません。
でも、仕事をするには人との関わりが必要です。
私は、生きるのに向いてないんじゃないかなと思ってしまいます。死んでしまおうと思ったりもしますが、家族のことを考えると死ねないし、まだやりたい夢があります。
どういう心持ちで生きていけばいいかアドバイスが欲しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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夢に向かって進んで下さい
人付き合いが苦手、分かります。私も子供の頃、特にそうでした。うしさんは人の言動に敏感なので、空気を読んでしまって傷ついたり、声を掛けられなくなったりされるのですね。うしさんは鋭いので当たっているかもしれませんが、でも、思い過ごしということもあります。人って話してみないと分からないことも多いです。本当は笑顔で接する所も冷たいように見えたり、怒っているように見えて、実は喜んでいたり、お腹の中までは表面上では分からないものです。
私も最近、友達が用を足している間、友達のお孫さんに話して掛けて面倒を見て上がれば良かったのに、子どもなのに声掛けられなくて落ち込みました。Facebookなどで自分を上手く表現できる人や会社でもムードメーカーに成れる人ばかりではありません。皆が皆人付き合いが上手い訳ではないです。以前うつになった若い人の話を聞いた時に、学校では何の心配や不安もない底抜けに明るいキャラを演じていたと聞いたことがあります。逆にうしさんのように人付き合いが苦手だと全面に出しているほうが、自己一致しているので無理せず人間関係を築けるのでいいと思います。
誰も傷つけないように自分も傷つかないように生きれたら理想ですが、現実は人である以上、人と人との間でしか生きられません。例え一人山で暮らせたとしても、村には街にはない習慣や付き合いがあり、全く人と関わりなく暮らすことは不可能です。
うしさんには家族があり、うしさんでしか担えない、誰にもとって代わることの出来ない大切な存在です。うしさんでしか出来ないことがあるのです。それに、いのちはご先祖さまからのお預かりものです。そして、うしさんが生きるために頂かれたお食事もいのちです。うしさんのために命を捧げてくれた動植物のためにも最後まで生き切っていかなくてはいけません。簡単に諦めないで下さい。
うしさんには夢があるのですから、そんな素敵なことはありません。せっかく夢があるのですから、それに向かって進めばいいのではないでしょうか。どんな夢でも自分一人だけでは叶わないので、夢のために信頼出来る人を一人ずつ増やしていく努力をしてみませんか。