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時々ふっと、死にたくなってしまう。

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

現在進行形で夢を追ってます。夢の為には生きなきゃいけないのに、それでも時折ふっと、死にたくなることがあるんです。

昔、精神の病気をやりました。
幻覚に惑わされて自殺未遂もしました。
けど、それでも捨てられない夢です。
かれこれ10年くらい追いかけてるでしょうか。

最近、思うように結果が出なくて、辛い思いをすることがあります。
自分には才能がない、自分は何も生み出せないと思うと、ふと昔の幻覚が耳元で囁きます。

「死んだら楽だぞ」と。

今日も駅で電車に飛び込むのを我慢しました。ふとした瞬間に、木の枝に実った自分を考えます。

でも、生きなきゃいけないんです。
夢の為にも、もありますが、家族や恋人を悲しませる(自死遺族になったら人生が壊れます)わけにもいきません。

頭では、死んだら駄目だって分かっているんです。

でも、自分の中の自分が、

「死んだら楽だぞ」
「もう頑張らなくていいんだ」
「苦しいだろう?」
「一瞬で終わるぞ」

と囁いてきます。

夢を追うから辛いんだ、とここ1週間ほど夢から離れる生活も送りましたが、そうすると今度は生活に張り合いがなくなって、頭の中の声が大きくなります。

と、いうよりは、夢がないと私は死んでるのと一緒なのです。

生きる為に励んで死にたくなるか、
死ぬ為に励んで死にたくなるか。

どちらにしても死ぬしかないんです。
でも、死んだら駄目なんです。

まとまりのない相談で申し訳ありません。
八方塞がりなんです。
どうにかしたくて宗教のお力を借りたく思いました。

何か助言をくださいませ。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

諸行無常 夢の形は変わってもよい

 しゅんさん、おはようございます。いろいろありながら、今日まで生きてくれて嬉しいです。そして、このハスノハに相談をさせていただき、有り難うございました。
しゅんさんは、10年来どんな夢を抱いて生きてこられたのですか。その夢を語れるどなたかが、いらっしゃいますか。その夢が叶ったら、しゅんさんはどのようになっているのですか。夢のことを考え、その夢に向かって(すぐ結果が出なくても)ひとつひとつ歩みを進めている時には、身体も動きが変わりますね。頂いた文面からも、しゅんさんの「生きていきたい」という強いメッセージを感じます。そうです。頭では「死んだら楽だぞ」と考えている時でも、しゅんさんの身体全体は「生きたい」と叫んでいます。相談を書きこんでいた時でも心臓が動いていましたよね。内臓が様々なバランスを取りながら動いていましたよね。それが、しゅんさんの身体全体が「生きたい」と叫んでいる証拠です。

 新型コロナウイルス騒動も加わり、これだけ複雑で、理不尽で、激動の世の中ですから、誰でも死にたいという思いが浮かんでくるのは、ある意味当然のことです。「でも生きなければ」「生きたい」という揺らぎの中で、多くの人がこの今を歩んでいます。誰かのことを思い、誰かの幸せを思うからこそ、それが良い意味でのブレーキとなって今日一日をなんとか生きることができているのだと思います。

 私は、新型コロナきっかけで、ハーモニカのレッスンを受け始めました。まだ期間が浅いのに「よく音が出てますね」と先生に褒めてもらいます。自分は自覚はしていなかったのですが、どうやら長い間僧侶としてお経を唱えていたこと、高校時代に水泳部として毎日泳いでいたことが知らないうちに肺活量を増やし、ハーモニカのレッスンにプラスに働いたようです。僧侶として秀でたものはなく、水泳も辞めてしまってからはほとんど泳げなくなりましたが、違う形でその頃の成果が役に立つのだと気付きました。人生とは、案外面白いものだと感じています。

 お釈迦さまは「諸行無常」という言葉で、世の中のあらゆる物は移り変わると教えています。ですから、夢の形も変わることがあります。(夢をなくすことではありません)変わっても良いのです。大切なのは、しゅんさんが何に向かって歩んでいるかということです。
 これからも、ハスノハはしゅんさんを応援していきます。

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有り難し
おきもち

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん...
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質問者からのお礼

思えば10年間、ずっと同じ夢かと言われると、微妙に変わっていることに気づきました。「進化とは変化を受け入れること」と言いますし、少しずつでも進歩しているのだなと実感しました。

夢を語り合える仲間もいます。家族や恋人も応援してくれます。だから死ねないんです。

形は変わるかも知れませんが、本質はきっと同じ。もう少し、やってみようと思います。

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