得意分野が分からず比較してしまいます
とあるお坊さんの本でこのようなことが書いてありました。(内容は多少変わります)
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「自分は相当苦労してプレゼンをやっているのに対し、彼はそこまで苦労もなくやってのけその上評価までされて妬ましい」
この妬みの煩悩を無くすには比較をやめ、自分の得意分野を見る。
そうすれば「彼はプレゼンが得意だけど、自分は書類作りが得意だからこちらを伸ばそう」という風になる。
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大体このようなことが書かれていました。なので自分の得意分野を考えてみたのですが、昔から器用貧乏で大体のことをそれなりにこなせます。
自分は特別これが得意というものがわからないので、具体的な得意分野がある人と比較して結局妬んでしまいます。
この場合どのような考え方をすれば、妬みの煩悩から離れることができるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
スペシャリスト vs オールラウンダー
もしかしたら
得意分野がある人は
苦手分野が無いあなたを
妬んでいるかもしんれませんね。
十種競技やトライアスロンの選手は
個々の競技では
その競技のスペシャリストには敵わないでしょうが
オールラウンダーとしての能力を
活かせる競技があるんです。
オールラウンダーであるご自身に
もっと自信を持って良いと思います。
それも立派な特性
拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。
得意分野が分からずに悩んでいるのですね。
まず器用で何事もそれなりにこなせるということは、オールマイティーであり、得意分野を持つ人にはない、立派な特性だと思いますよ。
私は、不器用な方で何をやってもうまくこなせない事が多かったので、私からみたら何事もこなせるということは、凄いことだと思います。
あと得意分野というのは、好きなことが大前提であると思います。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように、好きなものだからやり続けた結果得意分野になっていく場合もあります。
逆にいくら得意分野があっても、嫌いであると苦痛でしかないんですよね。
もし得意分野を作るなら好きなことを見つけて伸ばす方法もありますし、無理してつくらずにオールマイティーという特性に自信をもてば良いと思いますよ。
またお悩みごとがありましたら、ご相談お待ちしております。
質問者からのお礼
◾︎平本 優眞 様
回答を下さりありがとうございます。
回答の中で"私からみたら何事もこなせるということは、凄いことだと思います"という言葉を頂き驚きました。
自分の中でオールマイティーな特性は、秀でたものが無いどちらかと言えばマイナスな物だと捉えていたのでそういう視点もあるのだなと気づかされました。
そして"得意分野があっても、嫌いであると苦痛でしかないんですよね"という言葉はまさに自分が今感じている気持ちでした。得意なことはしていても嫌いであることをすることが多かったので尚更悩んでいたのかもしれません。
多くの気づきにつながる言葉をくださりありがとうございました。
その言葉を胸に向き合ってみようと思います。
◾︎和田隆恩 様
回答を下さりありがとうございました。
回答の中で"得意分野がある人は 苦手分野が無いあなたを 妬んでいるかもしれませんね"この言葉を聞いてオールラウンダーが羨ましいという感覚の人も存在する可能性があるんだと驚きました。
そして、確かに10種競技やトライアスロンは一つのスペシャリストよりもオールラウンダーの方が向いているので、オールラウンダーも必要とされる場があるのだなぁと知ることができました。
オールラウンダーに全く自信を持つことが出来ていませんでした。今後は少しずつ自信を持っていけたらと思います。ありがとうございました。