hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

高齢の母が最近おかしい

回答数回答 2
有り難し有り難し 26

地方に一人で住む80になる母の事です。私の妹がすぐ近くにいて子育てを手伝ってもらったり、近くに住む私の義母のもとに私の娘もいて、決して孤独な環境ではないと思います。最近、母は自分の人生の総括をしているようです。浮気から30年別居していまだ離婚していない父や、仲が悪かった母の姉への恨み、私たち子供が母の希望通りの人生でなかったことの嘆き、自分の人生の後悔を毎日のように電話してきて私にぶつけ、暴言を吐いてきます。
母はもともと世間体を気にして、ブランド志向、権力のある人にすりより、罪悪感が強く、自己犠牲的な人です。
してやったのに、してやったのに、と身内を責めるところがあり、私も若い頃にしんどくなり、大学進学から母から離れて自活しました。
今、私は自分が親になり、母を反面教師にしながら、子供たちといい関係を築いています。最近、母の私への罵倒、暴言は毎日です。私は受け止めてあげたいと思うものの、今まで蓋をしていた私の心の中の母への気持ち、昔の辛かったことが思い出され、同じ親としても批判的に見てしまい、母に優しくすることができません。こうなるまでは、ほぼ毎日電話で話して仲良くして来ました。母はどうしてしまったんでしょうか。
もともと自己中心的な傾向が強い人ですが、今、輪をかけて怒りを爆発させています。毎日、辛いです。どのように接してあげたらいいでしょうか。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

相手に合わせるだけでなく

こんにちは、初めまして。

実のお母さんとのことでお悩みですね。
「もともと自己中心的な傾向が強い人ですが、今、輪をかけて怒りを爆発させています」とのこと。80歳とご高齢のことですから、加齢に伴う心の乱れ、抑制が効かなくなってきたということも考えられるでしょう。この意味では、一定の医療的な相談が必要とも思えます。

ただ、当面、あなたが「どのように接してあげたらいい」という現実的な問題がありますので、この点について簡単に思うところを述べます。

私が一番気になったのは、「私は受け止めてあげたいと思うものの、今まで蓋をしていた私の心の中の母への気持ち」という箇所です。

「母はもともと世間体を気にして、ブランド志向」「私も若い頃にしんどくなり、大学進学から母から離れて自活」とあります。あなたは無理してお母さんのペースに最近まで合わせていたのではないでしょうか。

その我慢できるボーダーラインぎりぎりで何とか「ほぼ毎日電話で話して仲良くして来」たけれど、とうとうお母さんの方からその一線を越えてしまった、というのが現在の状況でしょう。

この上は、せめて以前のようなボーダーラインに押し戻す必要もあるかと思います。その為には、自分の考え、領分(テリトリー)をはっきりする必要があるでしょう。

例えばですが、私は「してやったのに、してやったのに」なんて、そんな考え方は嫌だな。あの時は大変だったけど今となっては良かったわ、感謝できるな、勉強になったな、そんな考え方をしたい。そう伝えるのです。

無理して相手に合わせるのではなく、自分の考えを伝えつつ、自分にも合わせてもらうように促す。これが対等な人間関係の基本だと思います。

ご参考になれば。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布教研究専従職員 元龍谷大学講師 元篤志面接委員(法務省管轄) 真宗学修士、心理学学士 Fmみっきい(地元ラジオ局)出演中 趣味:サックス 2019年末頃から回答しています
応談できる時間帯は、その日によって違いますのでお確かめ下さい。 月曜日〜金曜日(祝日除く)13時〜21時 土曜、日曜、祝日 18時〜21時 お盆(8月1日〜15日)、お彼岸は対応できません。

痴呆という御病気です。

ご質問拝読いたしました。
いまが精神的に一番お辛い時だと、
思いますよ。
あなたからすると、
お母さんどうしたの?
しっかりしてよ!
と叫びたいくらいだと、
思います。
お気持ちは痛いほど、
わかります。
残念ながら、
お母さまは御病気です。
痴呆症がでてきていると、
思われます。
まずは、
認知症外来に行き、
医師の診断をお受けください。
そして、
ご自身やご家族だけで、
背負い込むのではなく、
市の福祉課、
地域包括支援センターの方
ケアマネさんですね。
今後の介護について、
ご相談ください。

客観的かつ冷静に
対応した方がお互いに
良いことがございます。

デイサービスや
ショートステイなど、
に福祉機会をうまく利用する
ことがお互いのためだと、
思います。

お母さまの罵詈雑言は
まずは聞き流すこと。
馬耳東風ですよ。

病気で入院した場合、
頼りにするのは、
医師や看護師の皆さまです。
同じように、
介護士の皆様に、
お願いするのがよろしいかと。

昔なる母の姿を
憶いつつ、
いまある姿を
認め参らせ

みなさのご多幸を祈ります。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向きに楽しく愉快に生きていくためのヒントを自分自身も考え続けながら、また少しでも皆さんのお役に立てればと考えています。できるだけ、わかりやすく簡単にお答えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。現在も整骨院をやっていますが、医療福祉関係の仕事に長年従事してきました。他に、知的障がい者施設の仕事に関わらせていただいています。また、イジメや引きこもりなど子どもたちのために何かできることがないか、現在模索中です。フリースクールをお寺で開講予定しています。仏教特に浄土学は死ぬまで研鑽だと思っていますが、居眠り専門なのが、課題です。

質問者からのお礼

大変ありがたいお言葉をいただきありがとうございます。また、私の気持ちに寄り添いくださりありがとうございます。
その通りです。私はギリギリのところで母と接してきました。私は問題が起こると解決策を探してすぐにでも抜け出したいタイプですが、母は長年、抜け出そうとはせずに苦しみの中でずっとループしています。苦しみや怒りを開放させてあげたいと思いますが、意見やアドバイスはいらない、聞いて欲しいだけ、のようにも見えます。
父への恨みは聞き流せますが、自分への暴言は聞き流すことができず、私も精神的に参ってしまっています。穏やかな毎日を送って欲しい。にこやかなおばあちゃんでいて欲しい。そんな状態ですから、今は友人も離れていき、私くらいしか本音を話せる人はいないようで、私がふんばるしかないんだと思います。親孝行と思って、聞き流す努力をしたいですが、なかなか難しいですね。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ