回答 2
有り難し 27歳を重ねるごとに生き辛さを感じています。
私は元々コミュニケーション能力が低い様で、苦手な相手との会話は緊張してしまい仕事にも影響してます。
私と他の人との対応などの違いがとても気になり、気持ちが沈む事も多々あり辛いです。
今の職場に相手によって態度を変える職員がいて、気にし始めるとそちらに神経が行ってしまい、出勤するのが辛く帰宅してからもクヨクヨしてしまう今日この頃です。
自分は自分と言う強い心を持ちたい…アドバイス頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の能力のまま、開き直ることも大切ではないでしょうか。
ネジ1本でも紛失すれば、飛行機は離陸できないと聞きます。
あなたはネジ1本にすぎないかもしれません。
LEDみたいな輝くような派手な仕事はできないかもしれない。
それでも、あなたという部品はこの宇宙に必要だから、存在しているのです。
そして、仏様(阿弥陀仏)は、あなたを見捨てません。
あなたは独りではないということです。
阿弥陀仏は、どんな失敗や罪も許して、私たちを受け入れてくれる、仏教の慈悲の精神の象徴のようなキャラクターです。
全世界のお坊さんや仏教徒は、阿弥陀仏のような慈悲の心を目指しています。
そのような心あたたかな人間が、この社会にはけっこういます。
狭い会社の人間関係なんか適当でよいのです。
世界はもっと広いのですから。
どうせ人生はできることしかできません。
自分にできることを、できる範囲でやればよいのです。
軽自動車が、スポーツカーのスピードで走るとエンジンがもちません。
マイペースで、心の安全運転を。
コミュニケーションって難しいですよね。同じように言っても人によって取られ方が違います。隣で同調して同じことを言っても、好感を持たれる人と、反感をかう人がいます。
でも、苦手な相手を瞬時に察知出来るのも、考えてみれば凄い能力だと思いませんか。苦手と思った時に、何が苦手なのか観察されたことはありますか。ゲーム感覚で苦手な人の様子や性格などウォチングしたり、回想してみてはどうでしょうか。どういう所が苦手か分かると対処方法も見つかるかも知れません。
「苦手な相手との会話は緊張してしまい仕事にも影響してます」とありますが、仕事に影響が出ないようにするにはどうすればいいと思われますか。私はまず、いつもよりも余分なことはしゃべらず、いいところを見つけてほめるようにしています。ほめると言っても自然そう思えることだけです。心にもないことは言わない方いいです。緊張をほぐすために、相手に好感を持たれるように笑顔で丁寧に挨拶するところから始めてみてはいいかがでしょうか。
ま～ちゃんさんと他の人との対応などの違いですが、人によって付き合いや関心は違いますから、同じように対応されなくても仕方がないのではないでしょうか。相手によって態度を変える職員には、丁寧に敬語で接するようにすれば距離を置けます。仕事場での付き合いを円滑にするためですから、笑顔で好感度の持たれるような対応を心がけてはどうでしょうか。
若い人は居るだけで華やぎ、元気をもらえます。でも、若く美しい時は一時です。年を取ると体調がすぐれなかったり、体力も衰え、思考力も低下します。お仕事以外に趣味をお持ちですか。定年しても続けられる何を探してみられてはどうでしょうか。帰宅して何か楽しみにすることが待っていれば、細かい仕事のことは気にならずに済みます。お仕事されていると家事も手抜きでいいのですが、日賞の些事で何か一つ丁寧にされると心も落ち着いてきます。色々あったけれど、今が一番いいと思えるように日々いい年を重ねていくことが大切と思います。
とても丁寧なアドバイスありがとうございました。
一言一句考えながら読ませて頂きました。
私にとっては目から鱗的なアドバイスが多くて…。
まだ不安な気持ちはクリアにはなりませんが、フツフツと不安が湧いて来てしまった時には読み返しています。
このアドバイスを御守りに少しずつ前を向けたらと思っております。
